思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

たぬきうどん

この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、組織名、たぬきうどんとは、関係ありません。

たぬきうどんは、たぬきが乗ったうどんのことだ。揚げ玉など載っていない。
なぜたぬきがうどんの上に乗っているのか?それはたぬきに聞いてみなければわからない。
たぬきがうどんの上に乗るためには、一つの障害が存在する。それは重さだ。
わざわざ調べるまでもなく、たぬきの比重は揚げ玉のそれより大きい。揚げ玉がうどんの上に乗ることが出来るのは、その主成分が天ぷら粉、卵、油等の軽いものに占められているからで、たぬきがかけうどんの上に乗ったら沈んでしまうのは火を見るよりも明らかだ。
にも関わらず、たぬきはうどんに乗っている。水面を足場として、すっくと立ち上がっている。その様はギリシャ彫刻の風格を見たものに思い起こさせる。大したたぬきだ。
たぬきには特にこれといった目的はない。ただただ立っている。そこにうどんがあるから。
「そば」ではいけないのか。なぜうどんなのか。関西では「たぬき」というと油揚げを乗せたそば、「きつね」というと油揚げをのせたうどんのことを指し、揚げ玉うどん・そばを「ハイカラうどん・そば」と呼ぶらしいが、そのへんどうなのか?
しかしたぬきは黙して答えない。なぜならたぬきは喋ったりしないから。

そんなたぬきうどんを、昼に食べました。