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格闘ゲーム向けの低遅延ディスプレイ情報(ネット調べ)

 関連:「ウル4向け」を謳う液晶TV・モニタについて - 思考だだ漏れノートG


 自分はよく格闘ゲームをプレイする。
 どうせならフルハイビジョンでゲームをやりたいし、パソコンのモニタも欲しいので、モニタの購入を検討している。
 格闘ゲームの映像デバイスに求められるのは、表示遅延が少ないことであるとされている。応答速度やコントラスト比等は二の次で、映像の綺麗さなどは三の次。とにかく低遅延であることが求められる。

遅延とは?

 ここで言うディスプレイの遅延というのは、「映像がゲーム機等から出力されてから実際に画面上に表示されるまでの時間差」のこと。注意したいのは、よくカタログスペックに書かれている応答速度は遅延とは全く別物であるということ。応答速度とは「画面が黒から白に切り替わるまでにかかる時間」のことを指している。詳しくはググれ。
 格闘ゲームのように素早い反応が求められるゲームでは、数十分の一秒の遅れが勝負を左右してしまう。さらに、コンボなどで正確なタイミングを要求される入力をする際、遅延があるとタイミングに狂いが生じる。
 もちろん、常に正確な入力を求められるシューティングやFPS、リズムゲーム(ゲームソフトの設定で遅延に対応できる場合もあるが)といったジャンルのでも、遅延の影響は無視できない問題だ。
 で、遅延が少ないのはどのようなディスプレイなのか、という話だが、まず、一般的なブラウン管モニタは遅延が非常に小さく、ほぼ遅延が生じないと考えていい。それに対し、液晶・プラズマといった方式のディスプレイは、構造上遅延が生じてしまいやすい。
 (余談だが、昨今これほど液晶方式が主流になった理由は、主に薄型化・大型化が容易であるという点にあり、必ずしもブラウン管が表示デバイスとして劣っているわけではないようだ。実際、ブラウン管の中でも地デジのようなデジタル映像に対応している機種では、その綺麗さは液晶に引けを取らないらしい。)
 じゃあ具体的に遅延が少ないディスプレイはどんなやつなの?ということで、ネットで色々と情報を集めてみた。せっかくなのでここにまとめておこうと思う。あくまでネット情報なので信ぴょう性については自己責任でお願いしたい。

選択肢1 PCモニタ

 基本的にパソコン用モニタは最近のものなら遅延が非常に少ないらしい。特にBenQ・LG電子・三菱などのモニタは遅延が少ないという情報をよく見かける。
 ざっくりと特徴をまとめると、まず『BenQ』はとにかくコストパフォーマンスに優れている。安いから値段なりかというとそうでもないらしく、Amazon等ではふつーに売れている。

BenQ 24型LCDワイドモニター GL2450HM

BenQ 24型LCDワイドモニター GL2450HM

↑BenQの廉価モデル

BenQ 24型 LCDワイドモニタ XL2420T

BenQ 24型 LCDワイドモニタ XL2420T

↑ゲーマー向けのハイスペックモデル
4Gamer.net ― リアル120Hz表示対応のBenQ製ディスプレイ「XL2420T」レビュー。プロゲーマー監修モデルの第2弾は,完成度がさらに高まった

 『LG電子』は、『E2370V-BF』という低遅延でゲーム向けを謳った機種を出している。また、某格闘ゲームイベントとLG電子がライセンス契約を結んでおり、大会でLG電子のモニタが使用されることもあるそうだ。つまりそれなりに信頼性があると考えていいだろう。

LG Electronics Japan 23インチ ス-パ-LED IPSモニター E2370V-BF

LG Electronics Japan 23インチ ス-パ-LED IPSモニター E2370V-BF

 『三菱』のモニタは国産ゆえかネット上のレビューが多く、特に『RDT233-WX』の評価が高い。RDT233-WXの遅延は、上位機種である『RDT233-WX-3D』の「スルーモード」使用時と同程度であるらしい。
 「スルーモード」とは、画質を向上させるための処理機能をオフにすることで低遅延を実現する機能のこと。
 ちなみに自分が今欲しいと思っているのはコレ。D5端子が付いているのでPS2もプレイできるらしい。

MITSUBISHI 23型ワイド液晶ディスプレイ ノングレア IPSパネル採用 ブラック RDT233WX(BK)

MITSUBISHI 23型ワイド液晶ディスプレイ ノングレア IPSパネル採用 ブラック RDT233WX(BK)

2012/05/07追記

 先日、RDT233-WXの上位機種である『RDT234−WX』の発売が発表された。
 三菱電機、23型ワイド液晶ディスプレイ発売。IPS方式液晶ディスプレイで国内最速応答速度 - GAME Watch
 【レビュー】三菱電機 RDT234WX 〜神速で撃て!! 最速IPS方式液晶ディスプレイを検証 - Impress Watch
 三菱が公式に遅延時間を発表したのは、おそらく初めて。そしてその遅延時間は0.1フレーム」とのこと。かなり優秀。
 更に、おそらく業界初と思われる、「遅延時間表示機能」を搭載。スゲェ。ガチなプレイヤーにオススメ出来そう。あるいは、これの発売でRDT233-WXが値下げされる可能性もある。

MITSUBISHI 23型液晶ディスプレイ IPS方式/フルHD/ブラック RDT234WX(BK)

MITSUBISHI 23型液晶ディスプレイ IPS方式/フルHD/ブラック RDT234WX(BK)

選択肢2 液晶テレビ

 液晶テレビの中には、遅延対策をしていない機種も多い。うちにあるアク○スなんかは、ゲーム用の映像モードに切り替えても普通に遅延が気になる。ダメダメである。
 まぁそもそも低遅延のテレビというのは、需要全体から見ればニッチもいいところなので、あまり文句を言ってはいけない。
 そんな中、東芝の液晶テレビ『REGZA』は「ゲームダイレクト」というゲーム向けの表示モードを搭載しており、評判がいい。
 現在東芝の公式アナウンスの中でもっとも遅延が少ないとされているのは『26ZP2』。その遅延は0.2フレーム(約3ミリ秒)ただし、その分お値段が非常に高い。安い40型液晶テレビを二つ買えてしまう。それなりにリッチな方のみに許される選択肢であることは間違いない。

選択肢3 ハイビジョンブラウン管

 前述のとおり、ブラウン管は構造上遅延が無い。しかし、ヒジョーにかさばること、ほぼ中古しか存在しないこと、パソコンモニタとして使えないことなどを理由に、選択肢から外していた。
 しかし、世の中には『ハイビジョンブラウン管』なる、ロマンあふれるブツが存在すると知って、思わずここで紹介したくなった。
 ハイビジョンブラウン管とは、文字通りハイビジョン映像に対応したブラウン管のこと。多くはD端子を搭載しており、Xbox360などでの16:9の映像出力にも対応している。つまり最新の格闘ゲームをブラウン管でプレイ可能というわけだ。
 もちろん難も多い。まずデカイ。新品が製造されていないため、中古でしか入手できない。地デジに対応していないため別途チューナーが必要。さらにHDMIを持たないため、最近のブルーレイレコーダー等で使用できないことも多い。
 ただ現在需要も少ないため、中古で安く手に入れることも不可能ではないらしい。さらに、某プロ格闘ゲーマーもソニーのハイビジョンブラウン管を使用しているそう。気になった人はよくよく調べた上で中古屋やネットオークションを巡ってみるのもいいかもしれない。

まとめ

 自分でちゃんと調べて後悔のないように選ぶべし。自戒も込めて。

2013/06/25さらに追記

 RDT234-WXの上位機種としてさらに『RDT235-WX』が発売された。どーやらこの機種、毎年モデルチェンジするらしい。まだアクセスがあるみたいなのでこの記事で紹介しておく。

 あと、REGZAの26ZP2だが、どうやら26型のモデルは販売終了した模様。後継機種も見当たらない様子。