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KOSS『PortaPro』の魅力について語りたい

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 いまいち書くネタがない。というか、新しいことをやったり新しいものを買ったりしていない。
 そこで、しばらく使っていなかった(家族に取られていた)が、最近再び使い始めて、「コレ、やっぱいいなぁ」と思ったヘッドホン、『PortaPro』について書いてみたいと思う。

PortaProとはなんぞや?

 PortaProとは、アメリカのヘッドホンメーカー「Koss」を代表するヘッドホン。なんと発売から25年以上経過しているにもかかわらず、未だに多くの人々に愛用されているロングセラーである。ちなみに2009年には25周年記念の特別モデルが限定発売されていた、ということを今知った。
Amazon.co.jp: ティアック オープンヘッドフォン KOSS PORTAPRO 25周年記念モデル PORTAPRO 25ANNIVERSARY: 家電・カメラ
 PortaProの特徴はいくつかある。というかどこを切り取っても特徴だらけであり、他に類を見ない個性を持っていると言える。その独自性が長く愛された秘訣だろう。

形状・装着感

 まず一見して分かる通り、小さくコンパクト。折りたたみ機構が搭載されているため、持ち運びに便利。「Porta」Proの名は伊達ではない。
 デザインはチープさとスレスレの、謎の近未来感を醸し出している。25年ものとは思えない。街で使えば目立つこと間違いなし。いいか悪いかは別として。
 ヘッドバンドは、投げやりさすら感じられるムキ出しの金属製。もうちょっとなんとかならんかったのか。しかし本体はかなり軽量なため、使い勝手に支障が出ることはまずない。
 いわゆる「耳のせタイプ」であるが、ハウジング部分(音が出るところ)とこめかみ部分の両方で耳に固定する方式になっているため、他の耳のせタイプよりは耳に負担がかかりづらいと思う。
 また、側圧を調節できる機能がある。これは好みの側圧を選ぶためと言うより、どちらかというと頭の大きさに合わせるための機構だろう。
 とにかく軽いため、長時間着用することが可能。最近、自分はパソコンでの音楽・動画視聴などに使い始めた。自分の場合だが、メガネをかけていても全く問題ない。ハウジングをちょっと下目にするのがコツ。あと、折りたたみ機構の金属製のフックが耳に当たるという人は、ヘッドバンドをちょっと前の方につけてみるといいかもしれない。

音質

 次に音質だが、低音重視。「元気がいい」と形容されることが多いがまさにその通りだと思う。「ぼんやり」とか「重たい」という表現とは正反対の、跳ねるようなキレの良い低音が特徴。
 かといって広域・中域が出ていないかというとそんなことはない。同価格帯のヘッドホンと比べると明らかに解像度がある。
 こう書くといいことづくめに思えるが、他のヘッドホンと比べると音質・音色にクセがあることは否めない。原音忠実性、という言葉がどのようなものを指すのか、いまいち僕はわからないのだが、少なくとも、普段テレビやスピーカーなどから流れる音からはかなりかけ離れていると言わざるを得ない。
 しかし、この独特の元気さ、テンションの高さに、中毒者が続出。かくいう自分も、久しぶりに使ってみて、改めてPortaProの虜になってしまった。
 おすすめのジャンル、というのも個人的にはよくわからず、そんなの人それぞれだとは思うが、一般的にはロック、ポップスをノリよく聞くのに向いていると言われている。また、解像度を生かして、あえて低音が少ないクラシック・ジャズなどを楽しむという使い方もあるようだ。

遮音性

 装着感と音質。この二つに次ぐ、PortaPro第三の特徴。それは遮音性のなさである。
 特に島国である日本においては、「携帯型ヘッドホン→電車等での使用→高い遮音性が必要」という図式が出来上がっている気がする。あくまで個人的には。
 しかしPortaProの本場はアッメリカーンである。マイカーは一家に一台、マイホームは日本の数倍デカイ。自然、遮音性を投げ捨ててでも音質・価格を優先した商品が出来上がるわけだ。
 その為、間違ってもPortaProを電車で使うために買おうなどとは思わないほうがいい。音漏れしないレベルまで音量を下げれば、音楽はほとんど聞こえない。かと言って、聞こえるまで音量を上げてしまうと、周囲に爆音を撒き散らすことになりかねない。
 もし電車通勤・通学などでKOSSサウンドを楽しみたい場合は、カナル型イヤホンの「THE PLUG」を買うという選択肢もある。ただ、かつては人気機種だったTHE PLUGだが、近年の仕様変更により、かなり音質が悪くなってしまったという情報もある。自分は未確認だが、注意して欲しい。

【国内正規品】KOSS カナル型インナーイヤーヘッドホン ブラック The Plug

【国内正規品】KOSS カナル型インナーイヤーヘッドホン ブラック The Plug

ウォーキング用として

 最近、一日一万歩を目標にウォーキングをしているのだが、久しぶりに使い始めたPortaProをウォーキングにも使用してみたところ、「PortaProはウォーキング用ヘッドホンとしてベストなのではないか?」と思うに至った。その理由を箇条書にすると、

  • ノリの良い音質のため、歩いているとテンションが上がる。もちろん曲にもよるが。
  • 非常に軽量なため、運動をしてもズレにくい。
  • 遮音性の低さの裏返しとして、周りの音がよく聞こえるため、着けていても危険性が低い。
  • 音質の割に安価なので、壊れてもそれほどショックが大きくない

 といった感じ。まぁ本気で運動、特にランニングなどをする人は、それ用の防滴仕様ヘッドホンなどを使ったほうがいいと思うけど、街を気軽に歩くときなんかは、これ以上の代物は他にないんじゃないだろうか。

兄弟機

 ちなみに、PortaProと同等のハウジングを使用している(=ほぼ音質が同じ)、いわば「兄弟機」と言えるヘッドホンが存在している。
 まずは『SportaPro』。

【国内正規品】KOSS オープン型ヘッドホン オーバーヘッド/ネックバンド兼用 SPORTA PRO

【国内正規品】KOSS オープン型ヘッドホン オーバーヘッド/ネックバンド兼用 SPORTA PRO

 こちらは見た目通り、PortaProとほぼ同じスペックを持つ。PortaProとの違いは、黒を基調とした落ち着いたデザイン、側圧調整機能がオミットされていること(持っていないので多分)、そのかわりにネックバンド型としての使用も可能なこと。価格は一回り安くなっているので、これから使おうという人にいいかも知れない。
 もう一つが『KSC75』。
【国内正規品】KOSS オープン型ヘッドホン 耳掛けタイプ KSC75

【国内正規品】KOSS オープン型ヘッドホン 耳掛けタイプ KSC75

 こちらは耳かけ型。耳かけ型で開放型というのは、コンセプトとしていまいちな気がするが、PortaPro譲りの音質を持ちながら、非常に安価であることが最大の特徴。ネットでは、このヘッドホンと百円のヘヤバンドを合体させるという改造を行った強者が存在したらしい。とにかくコストパフォーマンスは抜群。

追記(2015/12/24)

 久しぶりに読み返してみたら、記事タイトル*1と内容があまりマッチしていない感じがしたので、本文を一部書きなおしてタイトル変更しました。

*1:旧記事タイトルは「『PortaPro』は最高のウォーキング用ヘッドホンではなかろうか?」