思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

WindowsからMacBook Airに移行して感じたこと

 WindowsXPのデスクトップ機から、MacBook Airの13インチ(2011年モデル)に移行して三ヶ月弱。せっかくなので、移行して思ったことや感じたことを全部まとめてここに書いておきたいと思う。ムダに長いですよ。

APPLE MacBook Air 1.7GHz Core i5/11.6/4GB/128GB MD224J/A

APPLE MacBook Air 1.7GHz Core i5/11.6/4GB/128GB MD224J/A

僕がMacBook Airを選んだ理由

  • とにかくパッと見のデザインが良かった。
  • 自分のパソコンの使い道を考えた時、MacBook Airの性能があれば十分だと思ったから、メインマシンにしようと思った。
  • 性能を見ても、他社のウルトラブックなどと比較してコストパフォーマンスが高いと感じた。
  • 可搬性の高さ。集中するために外でブログなどを書こうと思った時に、メインマシンを持ち出せるというのはありがたい。

MacBook Airの主な使い道

インターネット閲覧

 特に動画サイトを見ることが多い。

ブログ書き

 今も出先で書いている。

簡単な録音・動画編集

 動画をごにょごにょする。

買ってよかったところ

1. ハイスペック

 MacBook Airの売りの一つは、Core i(自分はCore i5のモデルを選択した)+SSDによる軽快な動作。自分は4年前に買ったパソコンから移行したお陰で、まるでタイムマシンに乗って未来にやってきたかのような変化を味わうことが出来た。
 特に、軽い作業やソフトの起動でモタツクことがなくなったのが驚きだった。感覚的には待ち時間ゼロといっていいくらい早い。また、スリープからの起動、ファイル操作等が実にスピーディ。これらは明らかにSSDの恩恵だろう。今現在HDD搭載機を使っている人は、ブートドライブだけでも今すぐSSDに換装すべきだと思う。
 スリープからの起動の速さも圧巻。iPodのように、スリープ状態で常に運用出来、使おうと思った時にすぐ起動する。ここでも待つことから解放される。時間の有効活用ってレベルじゃあない。
 ちなみに、SSDの容量は256GB。以前のパソコンのHDDは320GBで、更に320GBの外付けハードディスクを使ってやりくりしていたので、特に不自由は感じていない。80GB程のiTunesライブラリと、60GBのBoot Camp領域を使っていても、全然大丈夫。僕のように動画とか写真とかをやらない人間なら、128GBもあれば充分足りるだろう。
 今回僕がパソコンを買い換えた理由は、最近家族が買ったWindows 7のパソコンが、自分が使っている古いXP機より圧倒的に高性能だったのを見て、そろそろ買い替え時だと思った、というのが大きいのだが、その期待にバッチリ応えてくれた。

2. ポータビリティ

 MacBook Airのセールスポイントその2。それは可搬性の高さ。
 13インチの場合、持ち運びやすさではどうしても11インチに劣るが、それでも純粋に見てこのスペックを持ち運べるというのはスゴイことだ。電池も長持ちなので、アダプタを持ち歩く必要もそれだけ減る。
 個人的には、13インチは屋内用、11インチは屋外に持ち出す用といったイメージ。部屋の中のどこでも同じ様にパソコンで作業できる。スゴイ。本当に。

3. ハードウェアの性能・デザイン

 三番目に挙げるとしたら、ハードウェア面での作り込み。性能とデザインの両立に定評があるAppleが総力を結集して作り上げたマシンだけはある。
 まずはアルミニウム削りだしのユニボディ。間違いなく工芸品としても一級品。余計な装飾を排した洗練さ。しかもこの構造が放熱性の向上にも一役買っている。
 ちょっとデザインが良すぎて、引け目を感じてしまうくらいよく出来ている。「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という諺があるが、まさにそんな感じ。汚い僕の部屋に置こうが、ヘンテコなシールを貼り付けようが、MacBook Airのデザイン性は揺るがない。ちょっとジョナサン・アイブに弟子入りしちゃおうかな、と思ってしまいそうな程。
 キーボードも、これだけのデザイン性を持ちながら非常に打ち心地が良い。最初はこんなに薄くて平たいアイソレーション型キーボードで大丈夫かと不安だったが、慣れてくると実に快適。実はこのキーボード、眼に見えないくらい微妙な角度で、中心に向かって凹んでいる。Appleらしいこだわり。
 そしてMacBook Airを語る上で外せないのがトラックパッド。以前はノートパソコンに「おまけ」として付いているに過ぎなかったタッチパッドを、マウスを差し置いて一躍メインインターフェイスに押し上げてしまった。恐るべしApple。継ぎ目がほとんどないように見えるデザインもグー。
 トラックパッドの何がスゴイのか。まず、既存のタッチパッドより面積が広く感度が良いため、単純に操作性がアップしたところ。さすがに細かい操作はマウスには劣ると感じるが、多くの場合でいちいちマウスを持ち運ぶ手間が省けるだろう。位置的にキーボードに近いので、タイピングしながらのカーソル操作がしやすいというのも地味に嬉しいポイント。
 更に後述するOS Xとの連携によるマルチタッチジェスチャによって、「アプリケーションの切り替え」「拡大縮小」「スクロール」「(ブラウザなどの)戻る・進む」など、今までキーボードショートカットやマウスのサブボタンで行なっていた動作を、全て指先ひとつで出来るようにしてしまった。OSとハードウェアを同時に設計開発できるAppleだからこそ出来ることだろう。
 ついでに、マルチタッチジェスチャを拡張ソフトでカスタマイズすれば、ブラウザ操作における「タブの切替」「タブを閉じる」などの機能も、トラックパッドのみで行える。個人的にはむしろこちらの恩恵の方が多い。今まで使っていたマウスジェスチャよりも速くブラウジングが出来るようになった。
 他にも、電源アダプタであるMagsafeは便利だし、音声出力の音質も結構いいし、キーボードのバックライトは便利だし、液晶の自動明るさ調整も良い。挙げていけばキリがない。

4. Mac OS Xの良さ

 パソコンの根幹であるOSのことを忘れてはいけない。Mac OS Xには、Windowsにはない魅力が多数ある。そしてそれらは、僕のようなライトユーザーにも十分に実感できる。
 まずは有名なところだが、フォントやOS全体のデザインが優れているところ。はっきり言ってデザイン性でWindowsはOS Xに敵わない。これは断言してもいいだろう。100人中99人が、OS Xの方がキレイだと言うに違いない。自分の場合はネット上の文章を読んだりブログを書いたりすることが多いので、フォントの美しさもMacを選ぶ後押しになった。
 機能面を見ると、OS Xは複数アプリケーションの同時使用を念頭に置いて設計を作り込んでいると感じた。上に書いたトラックパッドによる操作や、Mission Controlという機能などによって、素早く直感的にソフトを切り替えることが出来る。一度使ったら離れられない程の便利さである。
 忘れてはいけないのがiOSデバイスとの連携機能。iPhoneやiPadとの間で、写真やメモやスケジュールなどをほぼ一瞬で同期することが出来る。自分は音楽機能のついでに連携機能を試そうとiPod touchを買ったのだが、メモ機能を使って日記を管理するなど、とても重宝している。
 Windowsとの互換性に関しては、全く問題がないという訳にはいかないが、現在に至るまでの歩み寄りにより、「どちらかで出来てどちらかでは出来ない」ということはほとんど無くなっている。それに、いざとなったらMacの仮想ソフトやBoot CampでWindowsを動かすことも出来る。なんだったら完全にWindows専用機としてMacBook Airを買うのもありなんじゃないかと思う。ただし当然ながらOSは別売り。

MacBook Airを買う上での注意点

 と、ここまでさんざん褒めちぎったのだが、さすがに何もかもに満足しきっているというわけではない。やはりモノである以上、完璧ということはありえない。以前書いた記事でMacBook Airに対する不満点をまとめたので、参考にして欲しい。
 MacBook Airへの不満(2012年現在) - 思考だだ漏れノート

その他・雑記

  • iTunesはMac版のほうがWindows版より軽いという声が多い。というかWindows版が重すぎる。
  • ブラウザに関してだが、Firefoxは、Macでもやはりメモリを食う。自分は現在Safariを使用中。
  • ソフトランチャであるDock。店頭の試用機などでは常に画面下に表示されていて、ウインドウが小さくなってしまっていたりするが、自動的に隠す設定が可能。ちゃんと画面全部を使える。
  • Dockにフォルダを置くことができるが、クリックで即Finder(Windowsのエクスプローラーに相当する)で開くという設定が、デフォルトで無い。地味に不便。
  • DVDの映像を見るときは平気なのに、ニコニコ動画を見るとすぐ冷却ファンがフル回転になる。Flashを使ったサイト全般で熱くなりがち。動作が重くなることは無い。
  • Windowsにおけるメニューバーは、Macにおいては常に画面最上部に表示されている。
  • 一応書いておくが、有名なPCゲームは軒並みWindows専用。最近はMac対応のゲームも増えつつあるものの。

まとめ

 MacBook Airは、メインマシンとして使えるだけの性能を充分持っている。少なくとも自分にとっては。
 また、Windows環境をメインとしている人にとってのサブ機としても十二分に魅力を持っていると思う。コストパフォーマンスも相当高い。
 ただし、Windowsから全く障害無しに乗り換えられるかというとちょっと疑問。自分の場合は、ほとんど毎日使い続けて、「あ、Macにすっかり馴染んだな」と感じられるようになるまで、二ヶ月ほどかかった。ユーザーが少ないという都合上、Macをちゃんと使いこなすには、自分で調べる努力とパソコン全般に対するちょっとした知識が必要だろう。
 が、全く正反対のことを言うようだが、MacBook Airはパソコン初心者にもオススメできると思う。直感的な操作性には優れていて、複雑なことをやらない場合はそれほどの知識を要求されないのがその理由。デザインが良いというのも、ライトユーザーにとってはプラスだろう。サポートはApple Storeに任せてしまえる。現在OS XとiOSとの統合が進められているので、「iPhoneやiPadを使っているけどパソコンはほとんど使ったことがない」という人にはベストなチョイスかも知れない。DVDドライブが無いのは初心者にはマイナスかもしれないが。
 とにかく買って満足、使って満足。それがMacBook Air。公平を期すために言えば、「Windowsで十分」と考える人がいるのも全然否定しない。当たり前だが両方持ってたほうがいいに決まっている。つーか新型欲しい。