rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

『ジョジョ展』に行ってきたったった。

 ↓ジョジョ展限定フィギュア『スタチューレジェンド ジョジョの奇妙な冒険 第三部空条承太郎 セカンド』


 『荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in TOKYO』に本日行ってきた。会場は六本木ヒルズ内にある。六本木ヒルズに入るのは初めてだったのだが、日比谷線六本木駅から、案内版などを見つつ、迷わず到着することが出来た。
 具体的にどんな展示物があるのかは、公式サイトとASCII.jpの記事に書いてあった通りなので、これから行く人は参考にするといいかも。
 ASCII.jp:ディ・モールト素晴らしいッ!ジョジョ展、東京で明日から
 以下、自分がどんな感じだったかを、時系列順に箇条書きしてみる。

  • 六本木駅到着。早速、『じょしらく』に登場した蜘蛛のオブジェを発見。おみやげを買うお金を持っていなかったのでGoogleマップで調べてみたら、ヒルズ内のビルに郵便局があることがわかった。しかし、ビル内は非常に入り組んでいたため、発見までに10分ほどかかった。一応ここに書いておくが、郵便局の場所は「六本木ヒルズ森タワー」のウェストウォーク6F。
  • ビルを出て、森アーツセンターギャラリーの入り口に入る。妙な螺旋状のスロープを上り、しばらく行列に並び、受付のおねいさんの所でチケット引き換え。
  • そこからすぐに入場できるのかと思ったら、また行列。しばらく待ったあと、エレベーターに乗せられ、3階から一気に52階へ。気圧で耳が変になるあの感じ。
  • その後、またしてもちょっと並ばされた後、ようやく入場。賞味30分近く並んでいた気がする。自分は入場時間ピッタリくらいに行ったせいで混んでいたのかもしれない。
  • 飲食禁止などの注意書きのアイコンが、荒木絵っぽいシルエット。ペット禁止のアイコンは完全にイギー。「展示物にお手を触れないで下さい」のアイコンは承太郎の帽子についてる手のマーク。芸が細かい。
  • 入場すると、第一部から順番に原画が展示されていた。カラー画がメイン。荒木先生の原画が見られる貴重な機会。一つ一つの筆使いや、カラートーン(で合ってるのかな?単色のシールみたいなやつ)の経年劣化した感じが見られて非常に興味深かった。あと、会場は思っていたより狭かった。
  • 展示は、並んで順番に見る必要はない。みんなはわりと順番に見ていたが、自分は一人で来たのをいいことに、あっちゃこっちゃ行ったり来たりして見て回った。
  • 石仮面、LUCKとPLUCKの剣、壁に埋まった柱の男、エイジャの赤石、DISKが入ったタイヤなど、作中に出てきたアイテムの模型が合間合間に置かれていた。
  • 今回の展示会のために荒木先生が書き下ろした原画がいくつかあったが、モチーフが独創的過ぎるものがいくつか。仙台つながりなんだろうけど。公式でネット等に公開されてはいないので、一応詳細は伏せておく。
  • AR展示という、iPadを使った拡張現実による展示があったが、正直ちょっと地味。むしろ承太郎・DIOをはじめとした、等身大フィギュアの出来が素晴らしかった。
  • 『JOJOmenon』の表紙の原画(だったと思う)は、承太郎のモデルであるクリント・イーストウッド氏が所有しているため、複製原画の展示であった。って、この辺のことはJOJOmenonに書いてあるのかな?今度読もう。

JOJOmenon (集英社ムック)

JOJOmenon (集英社ムック)

  • 岸辺露伴と荒木先生の仕事机のそれぞれを再現したコーナーがあった。面白かったのは、露伴の机に乗っているインク瓶のラベルの文字が「RILOT」だったこと。PILOTのパロディ。
  • 写真撮影は普通に恥ずかしかったのでスルー。仕方ないね。
  • 出口付近に荒木先生のインタビューが流れていた。
  • 出口から出ると、『ジョジョリオン』に出てきた「ごま蜜団子」が実際に売られていた。どうやら元ネタであるの「ごま摺り団子」を作っているお店とコラボしたらしい。ちょっと美味しそうだったが、よく考えたらどこでも買えそうな感じがしたのでスルー。
  • ごま蜜団子を過ぎてエスカレーターを降りると物販コーナーがあった。とりあえず画集は買うとして、何か他に限定グッズを買おうと思って見て回ったところ、承太郎フィギュアに一目惚れ(冒頭の写真)。帰ってから調べてみると、既にある黒っぽい服のものの色違いらしい。限定版は格ゲー版ジョジョのカラーに近い青でとてもかっこいい。メーカー名通り「ディ・モールトベネ」。

  • 画集は『HIROHIKO ARAKI WORKS 1981-2012』というタイトル。A5版?で少々小さいが、ボリューム満点。冨樫義博や斎藤環の寄稿文も載っている。
  • 物販を出ると、レストランがあるようだったが、急いでいたのでエレベーターでまた一気に地上へ。一方通行のハイテクな扉を出ると、今度はミュージアム自体のショップがあった。さっき買った承太郎のフィギュアの、限定版じゃないほうが売っている。所有欲を満たすための仕掛けだろうか。
  • 会場を出たのは、入場してから1時間45分ほど。自分はちょっと急ぎ気味で行ったので、普通に行ったら多分2時間前後で見て回れるだろう。


 以上。あくまで原画展なので、アトラクション的な楽しみはそれほどでもなかったが、やはり原画が見られること自体に価値がある。原画を神格化するわけではないが、ナマの迫力というのは確実に感じられるハズ。入場料自体も大して高くないので、少しでもジョジョに興味があるなら行って損はないだろう。とてもいい体験だった。