rh日和(仮)

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『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』とはどんなゲームか?

 書くことがない。と、同時に、ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(以下、アルカプ)のモチベがここに来て妙に上がってきた。なのでアルカプについて書こう。

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM(R) 3(アルティメットマーヴルバーサスカプコン3)

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM(R) 3(アルティメットマーヴルバーサスカプコン3)

 アルカプについての何を書こうかな、と考えた結果、「アルカプとはどんなゲームなのか?」ということを、アルカプを知らない人向け、あわよくば、格闘ゲームを知らない人向けに、簡略に、かつざっくりと、解説してみることにした。
 なお、これを書いている僕は、ネット対戦のランクでいうと「6th」という、初心者と中級者の間の微妙なところに位置している。なので、この記事の信ぴょう性は、まぁだいたいその程度である、ということを心に留めておいて頂きたい。
 あと、自分が以前に書いたこちらの記事もあわせて読んでいただけると、アルカプの魅力がより伝わるんじゃないかなぁと、個人的には思っちゃったりなんかしている。
 EVOとアルカプと私(EVO 2012の中継をパンピーの僕が見た感想、他) - 思考だだ漏れノート

MARVELとカプコンのキャラが登場する格闘ゲーム

 ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3は、カプコンが制作した対戦格闘ゲーム。一言で言えば、ストリートファイターチックなゲームである。
 アルカプの特徴を挙げるとすれば、一番に来るのはやはりその登場キャラクターだろう。アメリカンコミックの老舗『MARVEL』の看板キャラであり、映画『アベンジャーズ』にも登場した「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「ハルク」などのキャラクターや、カプコンのキャラである「リュウ」「ダンテ」「ゼロ(ロックマンXシリーズ)」達を操作して戦う。知っている人にとっては、非常に豪華なメンバーが揃っているのだ。
 最近も『プロジェクト クロスゾーン』という、ナムコとカプコンのキャラが登場するゲームが発売されたが、MARVEL VS. CAPCOM(以下、マブカプ)シリーズはそういった『クロスオーバー』ものの先駆けであると言っていいだろう。

アメリカで特に人気

 アメリカにおけるMARVELは、日本で言うところの『週刊少年ジャンプ』に近い存在。そのため、アメリカにおけるマブカプの人気は高い。
 単純なプレイ人口だけではなく、いわゆるガチ勢と呼ばれるような、やりこみプレイヤー同士による対戦環境のレベルもアメリカのほうが高いとされる。『EVO』のようなアメリカの格闘ゲーム大会におけるアルカプの盛り上がりはスゴイ。

家庭用機専用ゲーム

 一般的な対戦格闘ゲームは、アーケード版→家庭用(コンシューマ版)という流れでリリースされることが多いが、アルカプにはアーケード版が存在しない。
 つまり、アルカプをプレイするためには、PS3かXbox360で発売されているソフトを買ってくるしかない。
 なぜアーケード版が存在しないかというと、家庭用機によるプレイがメインストリームである海外に合わせたためだと思われる。要はアーケードを出さないほうが採算がとれるという販売戦略だろう。
 対戦に関しては、インターネットを介したオンライン対戦機能を備えている。他のゲームに比べれば、マッチングなどで機能的に乏しい部分もあるが、対戦そのものはまともに成り立つし、プレイヤーの数も現在のところそれなりに多い。
 アーケードが無いのは不便な面も多いが、逆に考えれば「ゲーセンとかちょっと怖いし…」というような人も、安心して始められるというメリットがある、と言えなくもない。

ジャンル:ファイティングアクション

 カプコン公式によると、このゲームのジャンルは「ファイティングアクション」。
 「対戦格闘」ではない理由は、第一に「全然格闘していないから」だろう。あくまで推測だけど。
 なにしろ登場キャラ達はビームを撃つは炎を吐くは剣をぶん回すはで、日本語でいう「格闘」とは程遠い。操作感としてはアクションゲームに近い部分もある。
 もっとも、基本はスト2などの対戦格闘に近い部分の方が多い。ゲーマー的にわかりやすく言うならば、『スマブラ』よりはずっと格ゲー寄りである。

3キャラクター制

 アルカプの対戦は、まず最初に3人(匹?)のキャラクターを選ぶことから始まる。場にでて戦うのは一人で、そのキャラがやられたら次のキャラが場に出る。ポケモンみたいの感じ。
 控えキャラが場に出て援護を行う「ヴァリアブルアシスト」や、ゲージ消費技をキャンセルして控えキャラのゲージ消費技に繋ぐことが出来る「ディレイドハイパーコンボ」など、3キャラによるチームを駆使したシステムがアルカプの魅力の一つ。このへんのことは、wikiを見ればよくわかるハズ。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 @ wiki - トップページ
 キャラゲーとしての、3キャラクターであることの最大の利点は、「自分の好きなキャラを使いやすい」という部分にあると思う。例えば「俺はスパイダーマンが大好きだ!」という人は、スパイダーマンの強さを引き出せるようなキャラ構成にすれば、後はプレイヤーの腕とやりこみ次第で、ネット対戦などでも十分に通用するハズ。流石に好きなキャラ三人でチームを組むと相性的にキツイ場合も出てくるが。