↑左:100均で売ってるプラチナの万年筆『Riviere』 右:プラチナの万年筆『プレピー』 下に敷いたのは一緒に買ったノート
100均の万年筆が調子悪い
100均の万年筆を使っている、という話は以前ブログに書いたが、どうもこのところその万年筆の調子が悪い。インクの出が悪く、ゆっくり書かないと文字がかすれてしまう。
ダイソーの万年筆(プラチナ製)のインクを交換 - 思考だだ漏れノート
果たして寿命なのか、それとも何かしらの不具合をそれを取り除けばちゃんと使えるのか、初めての万年筆なので判断がつきかねたが、修理するにしても、新品を買うよりお金がかかってしまう可能性があるので、素直に買い替えることにした。っていうかそもそも100円でそんなに悩む必要も無いし。
プレピーを買った
で、新しく買ったのが、同じくプラチナの『プレピー(preppy)』。お値段210円。
プラチナ萬年筆 万年筆プレピー ブラック PPQ-200?1-2
- 出版社/メーカー: プラチナ萬年筆
- メディア: オフィス用品
- 購入: 1人 クリック: 2回
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ニッチにも関わらず、近所の小さいながらも老舗の文房具屋には普通に売っていた。あそこは本当に品揃えがいい。店員の接客は昔ながらな感じであまりよろしくないが。
プレピーの話に戻る。
プレピーの使い勝手と100均万年筆との違い
まず、パッと見てわかるのが、ペン先の形がRiviereとは違うこと。プレピーのペン先は、黒く塗装されていて、形もちょっと角張っている。100円のRiviereの方が一般的にイメージされる万年筆のペン先に近いというのは面白い。
使い方自体はどちらも変わらない。使い始める前に、カートリッジを差し込む。カートリッジの形は見た目には同じで互換性がありそう。100均で売ってるカートリッジの方が一本あたりの値段が安いんだけど、どうなんだろう。
書き始めた瞬間にわかったのだが、明らかにプレピーの方が書きやすい。なんだかんだでRiviereの方は新品のときからインクのかすれがややあったが、プレピーの方は全く無い。まぁ、ペンとしては当たり前のことではある。
さらに、プレピーの方はペン先がしなるため、弾力がある。Riviereの方はほぼしならないので、これは大きな違い。どうやら普通の万年筆はしなるものらしい。これが書きやすいのかどうかは慣れてみないとわからない。
細かい違いとして、プレピーはカートリッジとペン先の中間にある、インクが溜まる部分がプラスチックの内側にあるため、手が汚れたりすることが少なくて済みそう。
価格以上の差
トータルで見て、プレピーとRiviereは、価格差以上の性能差があると言っていいと思う。まだ使ってみないとわからないが、買って損は無い、と同じ。
ちなみに、プレピーと同じペン先でアルミボディの『プレジール』とゆーのがあるらしい。1000円。プレピーの次はそっちを買ってみようかな。…人はこうしてマニアになっていくのだろうか。