rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

PC版『ミラーズエッジ』をプレイ

Originを初使用

 とある配信を見ていたら、普通に面白そうだったので『ミラーズエッジ』をやり始めた。
 Xbox360版の方が中古で安く買えそうだったものの、Amazonで買うのはあまり好きではないし、中古屋に探しにいくのも面倒。そこでネットで検索したところ、Windows版が1500円でダウンロード購入可能だということで、ちょっとお高いがそちらで買うことにした。
 販売元はサッカーゲームの「FIFA」で有名な「EA」のサイト。ダウンロード購入にはクレジットカードかコンビニ決済が必要、だったと思う。自分はクレジットカードでお支払い。
 ホーム|EA Japan
 購入が確定したら、「Origin」というクライアントソフト(「Steam」みたいなものらしい)を通じてゲーム本編をダウンロードできる。ちなみに、ミラーズエッジはサウンドトラックも一緒にダウンロードできるらしい。まだ聴いてないけど。

主観+パルクール

 さっそくXbox360のコントローラーでプレイしてみたが、ゲーム内容は「ファーストパーソン+パルクール」と言った感じの、アクションゲーム。ビルの上を駆けて跳ねて飛び回ったり、建物の中を進んだり。武装した敵との戦闘もある。わかる人にはわかると思うが、「ポータル」をよりアクションゲーム寄りにした感じ。もしくは、「アサシンクリードリベレーション」のデズモンド編でビルをフリーランで登る、アレに結構近い。
 アサシンクリードと比較すると、よりパルクールのアクション性に重点を置いていて、わりと複雑な操作を要求される。その分上達したときの爽快感は高そう。
 逆に、パズル的要素はそれほど高くない。比較してばかりで知らない人には申し訳ないが、アサシンクリードシリーズにあった、謎解き系ののミッションと、だいたい同じくらいの難易度だと感じる。ゲームというもの自体に慣れた人なら、画面をよく観察すれば、わりとすぐに攻略方法がわかると思う。
 ただ、ミラーズエッジの場合、敵に追われて逃げる、というような、時間制限のあるシチュエーションが多いため、一瞬で状況判断しなければならないことがある。初プレイではまずわからないような、いわゆる「初見殺し」も結構多い。
 しかし、ゲームオーバーになったらすぐにコンティニュー出来るので、いわゆる「死にゲー」的な感覚で、何度も失敗を繰り返して覚えるようなゲーム性となっており、ゲームバランスはよくとれている。
 敵と戦う要素もあるが、並みいる敵をバッタバッタと倒してくという感じではない。主人公は運動神経が高く格闘術に長けているものの、敵は基本的に銃で武装しているため、真正面から二人以上を相手にしたらまず勝てない。イメージ的にはメタルギアソリッドに近い。
 ゲームはステージ形式で進んでいくので、オープンワールドではない。行ける場所は限られており、目標も一方通行だが、目的地にたどり着く方法が複数あって、そこらへんの自由度はある。
 今のところ、大体一ステージのクリア時間は一時間から二時間。攻略サイト等によるとストーリー一周のプレイ時間はわりと短めで、クリア後にタイムアタックを楽しむというタイプのゲームらしい。

まとめ

 総じて言うと、よく言えば堅実、悪く言えば地味といった印象はある。アクションのパターンも結構単調だし、ひらめいたときに快感を得られるような謎解き要素もあまり無い。3Dムービーもまぁ普通だし、アニメーションのムービーは、「海外でよくありがち」な感じ。声優は結構豪華だけど。ストーリーも、「行き過ぎた管理社会で妹を救うために謎を追う」という、ありがちっちゃーありがちなもの。
 しかし、ゲームとしての面白さは十分持っているのもまた事実。ここまでパルクールを前面に押し出してクオリティの高いゲームは他にないだろうし、風景がややシンプルなもののグラフィックもキレイでオシャレ。ゲーム中のテレビから流れるニュース映像や、ビルの看板などの細かい部分で世界観を上手く表現しているのも良い。佳作、という言葉がちょうどいいだろう。
 PC版の場合、NVIDIA製のグラボを積んでいれば、特殊な物理演算が使用可能になり、グラフィックのリアリティが増すらしい。僕のやつはRADEON製なので、使えなかったが。まぁ、あまり細かい画質にこだわるようなゲームでもないので、買える人は家庭用版を買った方が安上がりだと思う。

ミラーズエッジ - PS3

ミラーズエッジ - PS3

  • エレクトロニック・アーツ
Amazon