rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

元・一の矢の『シコトレ』にハマりそう

 中学の野球部時代、監督から「股関節を使え」というようなことをよく言われていた。今から十年以上前の話だから、結構先進的な指導者だったのかもしれない。

 その指導法のおかげか、当時はゴロを捕るような腰を深く落とす動作を長時間やっても平気なほど、股関節が鍛えられていた、と思う。万年ベンチ外だったが。

 で、現在のワタシ。長年に渡る椅子生活のせいか、股関節、というか内股の筋(内転筋と呼べばいいのだろうか)がガッチガチに固まってしまっていることに、一年か二年くらい前に気づいた。

 そういった事情もあって、数カ月前から自宅で筋トレを始め、スクワットなどもやるようにしていたのだが、相変わらず内股は固いまま。開脚ストレッチをしても全然足は開かないし体も倒せないという状況。

 そんな中、数日前に本屋で見つけたのが、『股関節を動かして一生元気な体をつくる』という本。

股関節を動かして一生元気な体をつくる

股関節を動かして一生元気な体をつくる

 なんでも、元一の矢が提唱する、相撲の『四股』を取り入れた『シコトレ』によって、股関節の周りの筋肉をほぐして健康になれる、という本らしい。

 こういった健康モノの本に対しては、普段は眉に唾をつけた半信半疑の姿勢で接しているのだが、相撲という伝統的身体運用法に基づいている、という部分にちょっと心惹かれた。そういえばあの元貴乃花も『シコアサイズ』というのをやってるらしいし。

 それから、帯にコメントを寄せているのが、僕も愛読している内田樹先生。

 これはイケるかもしれない、と思い、さっそく立ち読みして内容を覚えて帰り(今度買います)、いつもの筋トレの時間に『腰割り』の動作をやってみた。

 『腰割り』は、簡単にいえば足を開いた状態でスクワットのように体を上げ下げする動作なのだが、スクワットのように筋肉を鍛えるのではなく、股関節を動かす感覚を掴むのがポイントとのこと。元一の矢関本人による解説動画もYoutubeにある。

 
 で、昨日と今日の二日、腰割りを数分間やっただけなのだが、内股の筋のこわばりが少しゆるんできている感じがする。心なしか歩くときの足の動きも軽くなったようだ。

 固まっていた部分を動かしたんだからゆるむのは当然かも知れないが、こんなに簡単な動作で効果が出るとは思わなかった。とりあえず今後も続けて見たいと思う。あと、肩こりにも悩んでいるので、同じ本に載っていた肩甲骨を動かす『エアテッポウ』も取り入れてみたいと思う。