思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

『ブラックホーク・ダウン』を観た

 映画を見たいと思っていた。映画と小説は大人のたしなみだ、という勝手なイメージを持っていたから。

 小説の方はずいぶん前から読んでいたが、映画の方はさっぱりであった。映画館のように人がいるところで見るというもなんとなく気が進まなかったし、かといってDVDなどのソフトを買うと高いし、レンタルというのもなんとなく気が引ける。なんとなく、が多い。

 あと、小説なら、読んでいて気になったところは何度も読み返したりできるけど、映画では通常、そういうことはできない、というのもマイナス。

 そんなわけで、いつか映画を見たいなぁと思っていたのだが、先日、突然「今が映画を見る時だっ!」という観念が、電光のように私を捕まえた。と、ちょっとだけかっこよく言ってみた。

 なんとなく気分が煮詰まっていたし、小説も、読みたいから読んでいる、というより、読まなきゃいけないから読んでいる、みたいな感じがしてきていた。なので、これは映画を見るチャンスかな、と思った。そんな感じ。

 というわけで選んだのがリドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』。戦争映画の傑作として名高い一本である。

 前からこれを見たいと思っていたのだが、なぜ見たいと思うようになったのか、イマイチ覚えていない。確か『メタルギアソリッド』の小島秀夫監督がオススメしていたのと、前に見たゲームのプレイ動画で嘘字幕として、なぜかこの映画の一場面を何度もネタにしてたから、だったと思う。

 見る方法だが、iTunesのレンタルを利用した。これなら巻き戻しも簡単だし、なにより家から出る必要がない。天性のひきこもり体質。

ブラックホーク・ダウン (字幕版)

ブラックホーク・ダウン (字幕版)

  • リドリー・スコット
  • Action & Adventure

 内容に関して言うなら、なにせ自発的に映画を見たことがあまりなので、「スゲェ」とか「ヤベェ」とか「壮絶」というような貧しい表現しか出来ないあたりが辛いところ。

 はっきり言って僕は根っからのチキンなので、あまりに壮絶なシーンの連続に、すっかりすくみあがってしまった。少々お下品な表現を使わせていただくなら、キ○タマが縮み上がった、というやつである。

 もちろん映画ならではの脚色があるとはいえ、これがかなりリアルな戦場だというのだから恐ろしい。戦場なんだから当たり前なんだけど、血は出るし、内臓は飛び出すし、四肢は損壊される。そして人が死ぬ。その当たり前がとてつもなく恐ろしい。

 あと、ブラックホーク・ダウンの舞台であるソマリアの雰囲気が、メタルギアソリッド4に出てくる中東のステージにすごく似ているな、と見ていて思ったが、調べてみたところ、MGS4を作る際にこの映画を参考にしたんだそうな。ブラックホーク・ダウンの撮影は治安の問題でソマリアではなくモロッコで行われたらしく、MGS4の方も実際にモロッコに取材してステージを作ったらしい。

 「MGSシリーズに影響を与えた偉大なる15の映画作品」特集 - TSUTAYA online

メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(通常版)

メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(通常版)


 という感じの映画感想記であった。最初からからずいぶんヘビーな映画を見てしまったわけだが、映画というのもどうしてなかなか、小説にひけをとらないくらい面白いかもしれない。

 この勢いでドンドン映画を見る生活をできたらな、と思う。次は『ブレード・ランナー』か『タクシードライバー』を見たいな、と思っている。