rh日和(仮)

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ひとりカラオケ専門店と、普通のカラオケ店の違いについて

 最近、普通のカラオケ店で初めてひとりカラオケをやった。

 というのはどういうことかというと、今まではひとりカラオケ専用店(および、ひとりカラオケ専用ルームがあるカラオケ店)でしか、ひとりカラオケしたことがなかったのである。そしてここまでの文中に「ひとりカラオケ」が四回出てきている。これで五回。だからどうした。ちなみに多人数で普通のカラオケに行ったことは10回以上はあると思う。結構昔のことだけど。

 普通のカラオケに行くのは、最初は緊張したが、慣れてしまえば問題ない。ワンドリンク制の場合、歌っている時にドリンクがくると気まずいが、ドリンクが来るまで待っていればそのような不幸な事故は起こらないのである。

 ただ、ものすごーく当たり前のことなのだが、やっぱり普通のカラオケよりひとカラ専門店のほうが、色々と快適だなぁ、というのが最近の発見。

 普通の人は、普通のカラオケに慣れた後でひとりカラオケ店に行き、その快適さに驚くのだろうが、自分はそれとは真逆のステップを踏んだわけである。今日はそのへんのことについてちょっと書いてみる。

カラオケの機種

 まず、使用しているカラオケの機種。

 ひとりカラオケ専門店の場合、例えば『ワンカラ』なら、「LIVE DAM」「Premier DAM」「JOYSOUND f1」「CROSSO」などから選べるし、混んでいる時もどれが使えるかを機種ごとにちゃんと教えてくれる。

 また、秋葉原にある『アドアーズ』のひとりカラオケルームの場合、そもそも最新機種の「JOYSOUND f1」しか置いていない。

 それに対し、一般的なカラオケ店では、そこまで細かく機種を指定できない。せいぜいDAMかJOYSOUNDかの希望を出せるくらいで、どの機種になるかはわからない。

 それから場所によっては、かなり古い機種を置いているカラオケ店もある。こないだなんか「Cyber DAM(DAMの二世代前の機種)」の部屋に通された時は、驚くとともに、昔カラオケに行った頃を思い出して少し懐かしくなった。自分がひとりで入ったからといって足元を見られて古い機種の部屋に通されたわけではないと思う。思いたい。

音響設備

 マイクやスピーカーなどの音響設備も、ひとりカラオケ専門店のほうが大抵よいものを使っている。

 普通のカラオケ店は、スピーカーの音量がデカいばかりで音が割れ気味だったりする。まぁ多人数で盛り上がるのにはそっちの方がいいんだろうけど、自分の歌が聞き取りづらくて、歌っててもあまり面白くない。

 マイクの良さはちょっと判別出来ないが、コンデンサマイクを置いているひとカラ店もあって、それだと明らかに音質が良い。

 ただし、ひとりカラオケ専門店の中には、スピーカーが無くヘッドホンで音を聞くシステムのところもあって、慣れない人はちょっと歌いづらいだろうと思う。

その他

 ひとりカラオケ専門店は、自分の部屋の鍵を渡してくれるところがほとんどなので、ドリンクバーやトイレに行く時に鍵をかけておけば、荷物を持っていく必要が無いので楽。さすがに貴重品は持ったほうがいいと思うけど。

 また、ひとカラ店はドアに背中を向けて歌うかたちで、モニターと椅子が設置してあるので、ドア越しに通る人と目が合ったりすることがなく、集中して歌える。

 あと普通のカラオケ店には、ひとりだとフリータイムが使えない店や、ひとりだと料金が割高になる店など、色々とゴチャゴチャとしたルールがあって面倒くさい。その点ひとりカラオケ店なら、一人客しか来ないのでシステムがシンプルでわかりやすい。Think Simpleである。

 あとはまぁ、なんだかんだ言っても、やっぱりひとりカラオケ専門店のほうが気兼ねがなく入れるのがいい。周りも全員同志だと思うと、多少の音漏れくらい気にならなくなるのは自分だけだろうか。

 ただ、やっぱりひとりカラオケ専門店は料金が高いうえに、店が遠いので交通費もかかる。なので最近は、近所でそこそこ快適でそこそこ安くてひとりカラオケしやすそうなカラオケ店を探している。でもなかなかそんな都合のいい店が見つからなくて苦労している。