BOOKOFFのゲームコーナーを見ていたら、安い旧作でもやろっかな、と思い、『ビューティフル塊魂』と『プリンス・オブ・ペルシャ』(どちらもXbox360)を買った。お値段それぞれ500円と250円。安い(確信)。
で、とりあえず軽くやれそうなビューティフル塊魂の方をプレイした。
- 出版社/メーカー: ナムコ
- 発売日: 2007/10/18
- メディア: Video Game
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塊魂というのは、玉を転がしてモノを巻き込んで雪だるま式にどんどん大きくしていく、という、言ってみればそれだけのゲームである。体験版をやったことがあるので知っていたが、実にシンプル。
ステージは現実世界をそのままデフォルメしたような感じで、最初は駄菓子屋の駄菓子や果物などなどを巻き込んでいき、パンや車など徐々に巻き込むものが大きくなっていって、最終的には惑星を巻き込むほどの大きさになっていく。インフレーション。
そういったいい意味でのバカさ加減だとか、ムダに細かく作られたモノの数々(モロッコヨーグルっぽい駄菓子がお気に入り)を見たりだとか、街中で人やゴリラを巻き込んでいくシュールさだとか、っていうかなんで街中にゴリラがいるの!?っていうシュールさだとか、「小さい国を巻き込むためにまずは東南アジアから攻めよう」と考えている自分のわけのわからなさだとか、そんなような諸々を楽しむゲームである。
と、サクサクプレイしていたうちはよかったのだが、王様の横柄な態度がムカつくので会話イベントをスキップしながらプレイしていたら、なんと3時間程度でエンディングに到達してしまった。これを当時フルプライスで買った人はどう思ったんだろう。
調べてみたところ、これ以上ステージを増やすにはダウンロードコンテンツを購入する必要があるらしい。ストーリーで登場するステージが13個なのに対し、DLCで追加できるのが9ステージ。という割合。ちょっと多すぎる。
そのため、海外サイトでは「ゲーム内容の半分をダウンロードコンテンツにした」と揶揄され、「最もばかげた有料ダウンロードコンテンツ 9選」にノミネートされたという。これが噂のバンナム商法か。
ハイスコアを目指してプレイすればまだまだやれそうだが、ちょうど今マインクラフトのモチベーションが上がってしまっていて、やりこんだりDLC買ったりする気が起こらない。じゃあなんで買ったんだ。
とはいえ、500円で買ったと考えれば充分元は取れたといえる。音楽、グラフィック、ゲーム性、どれをとってもよく出来ている、基本的にはいいゲームである。基本的には。
聞いたところによると、PS3の続編『塊魂トリビュート』はボリュームも多く、DLCも無いらしい。PS3を持っている人はそっちをやったらいいんじゃないかと思う。僕はまだ持ってない。
塊魂トリビュート PlayStation3 the Best
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2010/06/03
- メディア: Video Game
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