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思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

SONYのイヤホン『MDR-EX15LP』を購入、レビュー

ヘッドホン・イヤホン

『MDR-EX15LP』を購入

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『MDR-EX15LP』にハイブリッドイヤーピース『EP-EX11M/B』を装着したところ


 イヤホンを買い替えた。きっかけは、愛用していたイヤホン『EP-650』のプラグ部分が断線してしまったこと。(EP-650購入時の記事:『Creative EP-650』を購入 - 思考だだ漏れノートG
 
 いつも通りハンダづけとホットボンドで修理したのだが、自分で修理したイヤホンはどうしても耐久性が低くなってしまう。なので普段使い用に新しくイヤホンを買うことにした。

 で、秋葉で試聴して選んだのがSONYの『MDR-EX15LP』。SONYのイヤホンを買うのは初めてかもしれない。

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX15LP/B ブラック

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX15LP/B ブラック

 値段的には1000円ちょっとで、正直試聴して選ぶほどでもない廉価帯のイヤホンなのだが、5000円以下という予算で一番しっくりきたのがコレだったのである。「俺の耳、もしかして安物好み?」とも思い少々躊躇したが、結局自分の感覚を信じて買った。

 こいつを選んだ理由は、遮音性が高い(と謳っている)こと、ボディが小さいので寝ながら使えそうなこと、そしてPodcastをよく聞くのでしゃべり声が聞き取りやすそうだということ。最近は音楽を聞くよりポッドキャストを聞く比率のほうが多くなってきていたりする。

 というわけで、さっそく使ってみた感想を書く。

このイヤホンの立ち位置

 と、その前に、このイヤホンがどういうコンセプトのものなのか等についてちょいと書く。

 『MDR-EX15LP』は遮音性を重視する『MDR-EX』シリーズの最廉価モデルらしい。上位機種には『MDR-EX110LP』などが存在する。以上、このページからの情報。

 ソニー、音漏れ約80%低減のカナル型イヤフォン -AV Watch

 量販店などに行くと、EX15よりもEX110の方が目立つところに展示されていることが多かった。価格差も1000円も無かったので、おそらくEX110の方が人気なのだろう。でも自分が聴き比べた感じだとEX15の方がいい感じだった。やはり耳が安いのだろうか。

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX110LP/B ブラック

SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX110LP/B ブラック

イヤーピースについて

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左が『EP-EX11』、右がMDR-EX15LP付属のイヤーピース

 MDR-EX15LPには半透明のイヤーピースがあらかじめ付いており、公式サイトには、「ハイブリッドイヤーピース」が付属、と書かれている。

 しかしSONYのハイブリッドイヤーピースと言えば『EP-EX11』シリーズのことあり、こちらは真っ黒(以下、EX11)。

SONY ハイブリッドイヤーピース Mサイズ ブラック EP-EX11M/B

SONY ハイブリッドイヤーピース Mサイズ ブラック EP-EX11M/B

 SONYのハイブリッドイヤーピースは質が高いため人気があり、僕もEP-650にEP-EX11を装着して使っていた(関連記事:EP-650に『ハイブリッドイヤーピース』をつけた - 思考だだ漏れノートG)ので、MDR-EX15付属のものと比べてみたが、触った時の質感や厚さが微妙に違う。聴き比べもしてみたがみたのだが、音質に関しても、若干EX11の方が音がクリアに聞こえるような感じがした。

 なのでとりあえず今後はEX11に付け替えて使用することにした。以下のレビューもEX11をつけた状態でのものである。

 ただし音の違いは非常に微妙で、目隠しして聴き比べても違いに気づかない程度だと思われるので、レビューへの影響はほとんどないハズ。

音質はクリアでナチュラル寄り、ややこもり気味

 MDR-EX15LP(以下、EX15)の音質は、値段の割に良い、と言っていいと思う。この価格のイヤホンだと、音そのものが歪んでいて聞き取りづらい、なんてこともよくあるのだが、EX15の音はかなり自然。解像度もそこそこで、まんべんなくいろいろな音が聞こえる。

 音域のバランス的には中高音寄りで、楽器で言うとスネアドラム、ハイハット、アコギの高音弦あたりが綺麗に聞こえる。ボーカルも明瞭で、ポップス系のコーラスの声がよく聞き取れる。低音はまぁまぁ。さすがに最高音や最低音はそれほど聞こえてこないが、こちらも価格の割に健闘しているという感触。

 全体的に明瞭でナチュラルな音、という印象。反面、音の迫力や反響(エコー感?)が薄く、包み込まれるような感じはあまりない。EP-650と比べるとそれが顕著。また密閉型特有の音のこもりもそれなりにある。

遮音性は良好、取り回しもしやすい

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プラグはL字型。L側に突起が付いているのが見えるだろうか。

 遮音性はウリにしているだけあってかなりいい。爆音にしなければ電車の中などでも気兼ねなく使えるだろうし、音量を絞れば図書館などの静かな場所でも使えるハズ。

 サイズのコンパクトさは予想通りで、横向きに寝ながら使ってもほとんど邪魔にならない。軽いため動いてもずれにくい。

 また、左右で形状が違う上、左側に小さな突起が付いているため、触っただけで左右が判別しやすいのが便利。夜寝るときなど真っ暗な場所でもLRを間違える心配がない。EP-630は左右の違いが印字のみだったので地味に結構不便だった。

 デザインはよく言えばシンプルでスマート、悪く言えば飾り気がない。個人的にはどんぐりみたいでかなり好き。最近はごてごてしたイヤホンが多すぎる。ツルッとしているため外すときに持ちづらい、と言えなくもないが、欠点という程でもない。

 ケーブルは縦に細かい溝が入っていて、ちょっと変わった感触。よく煮物などにする「ふき」みたいな感じ、と言ったらわかっていただけるだろうか。ケーブル同士の擦れ音を減らすための工夫らしい。ケーブル自体が細いため若干の不安感はある。

 プラグはL字型。尻ポケットにiPod touchを入れて歩きながら聞くのが基本なので出来ればストレートがよかったのだが、実用上は問題ないだろう。

 他のイヤホンと同様に、音が出てくる管に耳垢防止のフィルターが貼られているのだが、材質が紙っぽいのがちょっと気になるところ。コストダウンのためだろうが、以前使っていた同じタイプのイヤホンのフィルターは、長く使ううちに破れてしまったことがある。

総評

 音質よりも遮音性や取り回しのしやすさを重視して選んだのだが、その点では非常に満足。最近は耳から突き出んばかりにデカいイヤホンが多いが、これくらいのサイズが個人的にはベストである。

 かといって音質がおざなりかというと全然そんなことはなく、十分に音楽を楽しめるレベルに達している。一昔前のウォークマン付属イヤホンがアレだったため、正直今までSONYのイヤホンをナメていたが、今回のことで見直した。

 低価格で、遮音性、コンパクトさ、取り回しのしやすさ、ナチュラルよりの音質など、イヤホンとしての基本的なニーズを満たしている、良イヤホン。しばらく使ってから耐久性についても書くかもしれない。