rh日和(仮)

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MH4G日記 旅団G級激昂ラージャン狩猟のススメ

カプコンフィギュアビルダー クリエイターズモデル 金獅子 激昂したラージャン (PVC製塗装済完成品)
♫震えるこの胸、ラージャンハ〜ト

 旅団(村)クエスト「ソウルフル☆ゴールド」をクリアした。カリスマ美容師ネコから受注できる最後のクエストであり、ターゲットはG級激昂ラージャン。これがなかなか苦労した。

旅団でラージャンはおいしい、と思いきや…

 最初にこのクエストの存在を知ったときは「体力の低い激昂ラージャンを狩れるなんて、おいしいじゃん」と思っていた。が、実際にクエストを出現させて挑んでみたところ、そのような甘い期待はことごとく打ち砕かれた。世の中にそんなにウマイ話はそうそう転がっていないのである。

 なにせあの激昂ラージャンのG級個体だけあって、火力が高い、速い、すぐ怒る、と三拍子揃っており、その強さはまさに鬼神。ほぼすべての攻撃で体力の半分以上を持っていかれるため、ワンミスが命取り。しかも激昂時のスピードがさらに上昇しており、大剣の抜刀斬りすらうまく当てられないほど。そしてほぼ常時激昂状態である上、トドメとばかりに闘気硬化で腕が硬くなる。

 そして前にも書いたとおり、新技の「三連続ローリングアタック」が脅威。ラージャンが飛び上がった瞬間に抜刀状態というだけで、もう死が見える。

 他にも、拘束攻撃が地味にやっかいになっていたり、相変わらずビームの射程が異様に長く遠近共に気を抜けなかったりと、その動きはもはやハンター殺戮マシーン。伝説の超ラージャン、ここに爆誕。

 挑んでは3乙、挑んでは3乙、ということが続き、全く打開策が見いだせず、結局しばらく攻略を放棄していた。思い起こせばMH4のときも、激昂ラージャンでしばらく詰まっていた記憶がある。自分にとっての壁モンスター、それが激昂ラージャンなのだろう。

旅団ラージャンの弱点は体力の低さ。以上。

 で、それから一週間くらい経った昨日、そろそろトラウマも癒えてきただろう、と再チャレンジした。ら、なんと一度もキャンプ送りされることなくクリアすることができてビックリ。

 一番の勝因は、今までの経験を活かして、とにかく被弾しないように慎重に攻め、ダメージを受けたら隣のマップに逃げてでも回復するようにしたことだろう。

 そして驚くことに、そのようなハイパーチキン戦法で戦ったにも関わらず、10分ほどで足を引きずり、15分かからず討伐することができた。どーやらこのラージャン、相当体力が低いらしい。というかこれだけ強くて体力が高かったら、もはやお手上げだっただろう。

大剣での激昂ラージャン攻略法

 というわけでどのように攻略したかを書いていく。と言っても、それほど特別なことはしていない。

 装備は、以前の記事にも書いた「カイザーテンプレ」の防具と、武器は大剣「角王剣アーティラート」。スキルは「斬れ味レベル+1」「抜刀術【技】」「居合術【力】」「集中」に、装飾品で「耐震」を付け加えたもの。近接武器で行くなら最低限耐震は欲しい。カイザーXが作れないならディアブロXを使った装備(ググるべし)もいい。

 で、戦闘が始まったら、ひたすら時計回りに回りながら、スキを見て尻を斬って逃げる、というピンポンダッシュ的な戦法を繰り返す。

 ラージャンの攻撃は、向かって右側から始まるものが多いので、時計回りに回りながら戦う。これは旧作からの伝統的戦法である。ラージャンの弱点は頭だが、後ろ足や尻尾もかなり柔らかい。しかも闘気硬化で腕が赤くなるとさらに柔らかくなるという、ふわふわヒップの持ち主である。なので頭を狙うのは、慣れてきて部位破壊報酬が欲しくなってきてからでいい。

 ただし上にも書いたとおり、激昂したラージャンの動きは、大剣の抜刀斬りですら捉えるのに一苦労するほど速い。これはもう慣れるしかない。

 厄介な三連続ローリングアタックの避け方だが、

  1. 最初の一発目は上位までと同様、飛び上がる前にラージャンがいた位置に落ちてくるので、早めに離脱して納刀。
  2. そして一発目の着弾点を中心として回りこむようにダッシュして二発目を回避。
  3. 三発目も同様に回避してもいいが、出が早くダッシュしても喰らってしまうことがあるので、緊急回避すると安全。

 といった感じ。このときラージャンの動きと平行に、かつ早めに緊急回避すると、立ち上がってから攻撃できるチャンスとなる。

 もしダッシュ中にうっかり段差でジャンプしたりしてしまったら、ご愁傷様、と言うよりほかない。しかしラージャンの初期位置である遺跡平原のエリア4は段差だらけでそのような事故が起こりやすかったりする。このエリアを作ったのはだれだぁっ!どうしても苦手なら、ラージャンが初期位置から動くのを待つのも手である。

 やたらと移動距離が増えたボディプレスは、後ろ足の真横あたりに逃げれば当たりづらい。あるいは、ラージャンを正面から見た時の手前方向に逃げれば、頭を狙うチャンスになる。だいたい両手を伸ばしたラージャンの体ふたつぶんくらい離れれば当たらないハズ。

 こんな感じでちくちくと尻を斬っていけば、いずれラージャンが足を引きずり出すので、そうなったら巣で寝るまで待って溜め三を頭にブチ込めば多分倒せる。不安なら爆弾も併用すべし。何度も言うが、重要なのは三乙しないことである。

ラージャンの角はこわれやすい

 尻を斬ればラージャンは倒せる。しかしラージャン素材を集めるなら、やはり角素材が欲しくなる。捕獲するというのも手だが、「ソウルフル☆ゴールド」は角破壊でサブタゲの素材も貰えておいしい。

 MH4では攻撃のほとんどを角に集中させなければ両角を破壊することは出来なかったが、今作になってかなり壊しやすくなった感がある。というかどのモンスターも部位破壊が狙いやすくなっている気がする。

 ラージャンの場合、激昂時や闘気硬化時のスキに頭を攻撃できる。また、ブレス終了後に真横から顔を削ぐように(物騒な表現だ)大剣で斬ると、硬化時でも腕に弾かれずに頭を狙える。

 大剣の場合、瀕死で眠った頭に溜め3を叩き込めるのが角破壊を狙う上でかなりのメリットとなる。なのでソロでのラージャン狩猟には大剣をおすすめしたい。

ラージャン素材の優秀さは異常

 そして苦労して狩猟した甲斐あって、ラージャン素材から作れる装備はとても優秀。

 まず武器に関しては、いずれもその武器種の最強雷属性武器が作れることが多い。自分のメイン武器である操虫棍の「鬼神金棒【猿魔王】」は覚醒が必要で少々使いにくいのが残念だが。

 防具も優秀で、特に剣士の「怒天・真シリーズ」は、胴が「刀匠+1 スロット3」、腰が「刀匠+3 スロット2」を持つため、強力なスキル「真打」を発動させるのが容易になる。

 装備の一例として、上から「(頭防具)、怒天真、クジュラ、怒天・真、レウスX」という構成にすれば、防具だけでスキル「真打」が発動する防具を、G級の防御力で実現できる。さらにグラン・ミラオス素材を竜人問屋で交換できるようになったら足を「ミラアルマ」にすれば(通称「ドクドミ装備」)、「力の解放」を発動しやすくなって火力の向上も見込める。

 またラージャン素材との交換で入手できるジエン・モーラン素材で作れる防具「大和・真シリーズ」は、大剣のカイザーテンプレ防具を強化するのに使える。一例として、「クロオビ、カイザーX、カイザーX、クシャナX、大和・真」に「溜め短縮+5 スロット3」のお守りで、カイザーテンプレと同じ「斬れ味レベル+1」「抜刀術【技】」「居合術【力】」「集中」と5スロットスキルが発動させられ、防御力も上がる。

 自分は「大和・真、カイザーX、残陽・真、バンギスX、大和・真」に「溜め短縮+5 抜刀会心+5」のお守りと武器スロット1で、同じスキルに加えて「見切り+1」を発動させる予定。今はバンギスXの代わりにゾディアス腰を使っている。

 ただしジエン・モーラン素材を交換できるようにするには、狂竜化したセルレギオス、ディアブロス亜種、ラージャンを倒すクエスト「峻烈の岸辺にて」をクリアする必要があり、これがまた大変だった。

 しかし大剣装備の防御力を上げておけば、G級激昂ラージャンを安定して狩れるようになり、ゲーム全体の攻略もかなり楽になるだろう。手強いぶん見返りも大きいというラージャンは、なかなかよいモンスターだと思う。でも遺跡平原のエリア4に居座るのはやっぱりやめて欲しい。