3DS用のパズルアクションゲーム「ハコボーイ!」をプレイした。www.nintendo.co.jp
プレイしたきっかけ
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: Software Download
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とはいってもそのときは、なんか白黒のゲームが売ってるなという程度の認識であり、タイトルも、どういうゲームなのかも知らなかった。
そしてその翌日、某ゲームレビューサイトで面白いゲームを探していたところ、「あの白黒のゲーム」が良作として紹介されていた。しかも開発は星のカービィやスマブラを作っている「HAL研究所」。
コレは面白いに違いないと思い、早速3DSのニンテンドーeショップで購入した。ちなみに発売は2015年1月で、発売以来ニンテンドーeショップのダウンロードゲームランキング1位をほぼ独占し続けているらしい。そんな人気ゲームに今更気づいたオレ。ゲーマー力が足りない。
ハコ+パズル+アクション
ゲーム内容は、四角い主人公の「キュービィ」を操作してステージをクリアしていくというパズルアクション。
↑10秒で描いたキュービィ。
どことなく「星のカービィ」を彷彿とさせる見た目と名前のキュービィは、自分の体と同じサイズのハコ(箱)を生成することができ、ハコを置いたり壁に引っ掛けたりしてステージクリアを目指す。
ステージをクリアすると報酬としてメダルが貰える。このメダルはゲーム内にあるショップで使用でき、キュービィのコスチュームや、ハコを使ったテクニックを閲覧できる「ハコ技の書」などを購入できる。
↑20秒で描いた王冠。
さらに、ステージ中にはいわゆるコンプリートアイテムとして王冠が配置されており、王冠を取ってステージクリアすると貰えるメダルが増える。ただし王冠は、ステージ中に決められた個数以上のハコを使用すると消滅してしまうので、いかにハコの使用量を抑えて王冠まで辿り着くかがカギとなる。
お子様でも安心してプレイしていただけます
基本的な操作性はシンプルなので、誰でも直感的に操作できるハズ。小さなお子様や、普段ゲームを遊ばない大人でも楽しく遊べることは間違いナシ。
しかしシンプルな操作性ながら、ステージを進むたびに新たなギミックが増えていくことで、ゲーム性の幅が広がっていくのが面白い。「テトリス」のようにブロックを横一列に並べて消していくギミックや、トゲボーというただまっすぐ歩くだけのキャラを誘導していくという「マリオとワリオ」を彷彿とさせるギミックなど、キチンとゲームのことを勉強した人が作っているのだな、という感じがわかる。
ゲームクリアまでの難易度は低く、ヒント(ゲームコインを使って見られる)を一度も使わずにクリアできた。クリア後に出現するおまけステージは少々難しく、頭をひねらされる場面もあったが、同じくノーヒントで全ワールドパーフェクトクリアを達成できた。
ストーリーも少ないながらちゃんとある。文章無しの白黒画面のみで描かれるストーリーはプレイヤーの想像を喚起する。ストーリーの中身は全く違うが、白黒でテキスト無しということで「LIMBO」をちょっと思い出した。
ステージ数は200近くあるものの、ゲーム全体のボリュームはそれほど多くなく、毎日ちょこちょこプレイしていって一週間ほどでほどで大体クリアしてしまった。価格は安かったので十分元はとれたと言える。
クリア後には、各ステージにおけるクリアタイム、使用ハコ数、リトライ数が記録されるようになり、記録の更新を狙ってプレイすることもできる。さらにタイムアタックモードやスコアアタックモードもあるので、いくらでもやりこめるようになっている。
大作ゲームもいいけど、たまにはシンプルで気の利いたゲームもやりたくなる。そんな気分のときにうってつけのゲームであった。もしスマホ版が発売されたら結構流行るんじゃないかな、きっと。