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思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

アニメ「がっこうびより!」を見たら、いろんな意味で戦慄させられた話

見た

 みなさまは、「がっこうぐらし!」というアニメをご存知でしょうか?

www.youtube.com

 恥ずかしながら私はご存知ありませんでした(間違った敬語)。いや、存じ上げておりませんでした(正しい敬語)。正確には、オープニング映像だけは見たことがありました。MAD動画で。もう敬語使わなくていいですか?

 正直に言うと、今日の今日まで「どーせ今はやりの日常系萌えアニメだろ? 」としか思っていなかった。「萌え? 興味ないね」としか思っていなかった。そういえばFF7がスマホで出るらしいね。余談。

 フツーのアニメとちょっと違うな、ということに気づいたのは、先日行ったコミケで、がっこうぐらしのポスターを見かけてから。

 ぼろぼろの服と、ぼろぼろの校舎。そして女子学生に似つかわしくない乾パンの缶。おや? と思った。思ったのだが、家に帰る頃には忘れてしまっていた。

 そして今日、ニコニコ動画のランキングを見ていたら、Minecraftでがっこうぐらしのオープニングを再現した動画があった。

 そこでようやくがっこうぐらしについて詳しく調べてみたところ……。


 ぜ、全然日常系萌えアニメじゃねーじゃん!!!

 誰だよ日常系萌えアニメって行った奴は出てこいよ!!そういうアニメじゃねーから!!!


 い、いかん。衝撃のあまり普段使わない大文字を使ってしまった。

 ネタバレ回避のために詳細は伏せるが(以下、ネタバレ注意)、とにかくこのアニメ、見た目にそぐわぬシリアス。どシリアス。というか鬱。

 特に第一話のアレはいろいろすごい。そこまでやるか、というくらいすごい。無料なのでぜひ観ていただきたい。ネタバレしたくない人はコメントを消して再生することをオススメする。

 見た目は萌えアニメ、中身はシリアス、というと、真っ先に「魔法少女まどか☆マギカ」が思い浮かぶ。他にも「結城友奈は勇者である」という前例もあったらしい。アニメ詳しくないからよく知らんけど。

 もし昨今のアニメ業界で「話題作りのためにあえて見た目と中身のギャップを出す」という手法が流行っているのだとしたら、なんかお行儀悪いなぁ、と感じる。見た目じゃなくて中身で勝負しろよ、と思う。

 しかし残念ながら(?)このアニメ、設定や演出もちゃんと凝っていて面白い。

 かつて「涼宮ハルヒの憂鬱」を「ポスト阪神大震災のアニメだ」と言っていた人がいたが(誰だか忘れたが)、その発想でいくとこのアニメは「ポスト東日本大震災」のアニメという感じがする。乾パンが出てくるあたりも含めて。


 それにしても、僕のように普段萌系アニメを見ない人間がたまにこういうのを見ると、いかに昨今のアニメ業界が「女の子を可愛く表現する」という技術を洗練・進化させてきたかということを、まざまざと思い知らされる。

 そのような技術を駆使して、こんな鬱アニメを作ろうという発想に、一体どのような経緯があればたどり着くことができるのだろうか? なんてことまで考えた。若い人の考えることはようわからん(老並感)。

 女子高生とゾンビ、という組み合わせは、なんとなくVシネマとかでは既にありそうな感じはする。個人的には大槻ケンヂの「ステーシーズ 少女再殺全談」を連想したりもする(こっちは女子高生がゾンビになる話だけど)。

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫)

ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫)

 しかしそこに萌系という要素が加わると、なんかもう痛々しくて見てらんない。辛い。そしてゆきちゃんを守ってあげたい。この気持ち……萌え!?(萌えの波動に目覚めたrh)

 ぶっちゃけホラーものが苦手なので、視聴継続はしないと思うけど(しろよ)、まだまだ世の中にはとんでもないものが生まれる余地が残されているんだなぁ、ということを再確認させられた次第。久々に恐ろしい物を見た。いろんな意味で。