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MHX日記 テオ弓「勇猛と光明の凄烈弓」用テンプレ装備を作成

 モンスターハンタークロスで、テオ・テスカトル素材から作成可能な連射爆破弓「勇猛と光明の凄烈弓(テオ弓)」用として人気が高い、いわゆるテンプレ装備を作成した。

モンスターハンタークロス  - 3DS

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 「テンプレ装備」。あまりいい響きとは言えない。無個性。無思慮。そんな印象を受ける。

 しかしテンプレ装備がテンプレ装備であることにはそれ相応の理由があるわけで、その理由を確かめもせずにテンプレ批判をするのはいかがなものか。と、僕なんかは思うのである。

 というような読む人にとってはどうでもいい話は置いておき、本題に入ろう。

「勇猛と光明の凄烈弓」用テンプレ装備

 テンプレ装備というだけあって、作り方は他でも散々書かれているので簡単に紹介する。

武器スロット2
頭装備:増弾のピアス
胴装備:ギザミRレジスト
腕装備:心滅の篭手
腰装備:ヴァイクSコート
足装備:アークSレギンス(フィリアSレギンス)
お守り:溜め短縮+5、スロット3

スキル:装填数UP、集中、通常弾・通常矢UP、弾薬節約、特定射撃強化(もしくは他の5スロットスキル)

 以上がテオ弓用のテンプレ装備である。装飾品の付け方などは書かなくてもだいたい分かるはず。

 テンプレだとお守りは「溜め短縮+5、スロット3」となっているが、「通常弾強化+5、スロット3」でも作成可能。自分はそっちで作った。

 作成可能時期は、おそらくソロの場合だと「心滅の篭手」の作成に必要なモンスターである激昂ラージャンと戦えるハンターランク45以降、パーティの場合はクエストに参加可能なHR8以降だと思われる。

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 ちなみに心滅の篭手は激昂ラージャン素材の防具であるにもかかわらず、作成には激昂ラージャンが落とさない「金獅子の尻尾」が要求される。なぜだ。

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 増弾のピアスは闘技大会クエストを全てAランク以上でクリアすることで入手できる。いずれかの武器で一度ずつクリアするだけでいいが、ニャンタークエストも含まれるため、生粋の弓使いには少々キビシイかもしれない。

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 この装備がテンプレ装備たるゆえんは、ただ単にテオ弓に適しているのみならず、これ以上強力な装備を作るためには入手確率の低いお守り、いわゆる「神おま」が必須となるという点にある。

 それに引き換え、「溜め短縮+5、スロット3」程度のお守りなら比較的簡単に入手可能(物欲センサーさえ働かなければ)。だから人気が高いのだ。


 ただ装備の作り方を書くだけでは芸がないので、以下なぜこの装備のスキル構成が「勇猛と光明の凄烈弓」に適しているかについて書いていきたいと思う。

集中、通常弾・通常矢UP

 いずれも弓では必須とされるスキルである。溜め時間を減らし、矢の威力を強化する。実にシンプル。

 ただし集中に関しては、バックダイブやブシドースタイルのジャスト回避と狩技「アクセルレイン」の追加により、過去作と比べれば優先度は落ちている

 特にブシドースタイルでジャスト回避がしやすい相手と戦う場合は、集中の替わりに他の火力スキルを使用したほうがクリアタイムが縮むということが十分にありえるだろう。

 しかしそれはあくまでもソロプレイの話。ジャスト回避のチャンスが大幅に減るパーティプレイの場合はやはり集中の有用性は揺るがないであろう。集中無しでオンラインに行ってキックされても自己責任である。

装填数UP

 「勇猛と光明の凄烈弓」は溜め3が連射4、そして装填数UPで開放される溜め4が連射5。なので一見すると装填数UPのメリットは薄いように見えるかもしれない。

 しかし弓の溜めレベルは、仮に同じ射撃タイプでもレベルが上がるほど威力がアップする仕様。

 例えば「溜め3連射4、溜め4連射4」の弓でも、一発の威力は溜め3より溜め4の方が高いのである。この辺は普通にプレイしているだけではわかりにくいだろう。

 今作では、上記のバックダイブ・ジャスト回避・アクセルレインの追加により、溜め4を撃つ機会が大幅に増えた

 そして今作からギルド・ブシドーなら全ての弓で使用可能になった剛射も溜め4を撃てば威力アップ。剛射の溜めレベルは溜め段階+1になるので、溜め3射撃→剛射と撃てば剛射部分が溜め4になるのがオイシイ。

 なお連射4と連射5の違いは、過去作通りなら矢の集中度が上がる(矢が縦にバラけなくなる)ことのみだが、弱点に矢を集中させやすくなるため実質的な威力はかなり上がる。

 ただし、単純な時間あたりのダメージ効率は、溜め4を使うより溜め3を使った方が高いとされている。敵がダウンした時などは「溜め3射撃→剛射」をひたすら撃ったほうがいい。過去作通りなら。

弾薬節約

 「弾薬節約」はMHXからの新スキルで、弓の場合、一定の確率で装填したビンを消費せずに射撃ができる

 検証によると発動確率は20%とそこまで高くなく、強撃ビンLV2なら持ち込み50個+調合分20個=70個が、70個×1.2=84個(期待値)となる計算。

 しかし強撃ビンLV2の強化率は1.5倍(正確な数値は公式の発表待ち)と非常に高く、たとえ14個と言えども発射回数が増える恩恵は大きい。

 さらに他のビンにも有効であることを考えると、スキルとしての優先度は意外と高い。睡眠ビンは調合分まで撃ち切れば3回睡眠爆破も視野に入る。接撃ビンが増やせるのも地味に嬉しい。ただ属性強化ビンLV2に関しては爆破の仕様上、効果はイマイチかもしれない。

 特に瓶が不足しがちなソロプレイの場合はぜひ付けたいスキル。たとえ獰猛化相手でも単体クエストなら睡眠ビン→強撃ビンLV2→接撃ビンを撃っている間にクエストが終わるハズである。ちゃんと弱点を狙えれば。

特定射撃強化

 剛射の威力が1.2倍になる。シンプルながら強力な効果である。

 当然ながら、剛射を多用できる相手に効果を発揮し、逆に剛射を打ちにくい相手にはムダになりかねないスキル。

 5スロットスキル(スロット5個に装飾品を入れれば発動できるスキル)であり、上記テンプレ装備なら他のスキルに変更可能なので、相手によってスキルを入れ替えるのも手である。付け替えなくても十分強いのがテオ弓の恐ろしさではある。

オマケ:テオ弓の立ち回りについて

 今作屈指の強武器であるテオ弓であるが、適切な運用をしなければ威力を発揮しきれないことは他の武器同様である。

 ビンを使うこと、クリティカル距離で撃つこと、溜め3主体で戦うこと、弱点を狙うことなど、弓としての基本的な使い方をキチンと心がけよう。以下はMHP3の頃に書いた記事だが、基本的なことは今作でも変わらない。

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 特にテオ弓のような連射弓では、相手の弱点を正確に射抜けるかどうかがクリアタイムに直結する。そのため全モンスターの弱点を把握しておかなければならない。

 そして弱点を正確に射抜くには、モンスターのモーションを把握し、どこにスキがあるかを調べ、実戦でそのスキをつけるよう練習する必要がある。

 ゆえに連射弓は初心者が簡単に威力を引き出せるものではない。オマケに今作では剛射・ジャスト回避などの要素が増え、さらにその奥深さを増しているのである。


 と、少々暑苦しいことを書いたが、実際のところテオ弓はその物理威力と高い爆破属性値のおかげで、そこまで精密に弱点を狙わなくても大体の相手を倒せてしまう

 自分はこの装備で、爆破が効きにくい獰猛化ブラキディオスをソロ20分針で倒すことができた。大したプレイヤースキルも無いのに、である。おそらくクリアするだけなら全クエストこの装備でイケるだろう。テオ弓……恐ろしい子!