rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

気がつけば電子書籍ばかり買っているのでいいところ・悪いところについて書く

 最近は電子書籍、というかKindleで本を買うことが増えた。前々から漫画などはちょくちょく買っていたのだが、最近では活字の本も電子書籍で買っている。

 試しに最も好きな作家の一人である町田康の本をKindleで買ってみたのだが、ふつーに読めた。そりゃ内容は同じなんだから読めるに決まってるんだけどさ。

リフォームの爆発 (幻冬舎単行本)

リフォームの爆発 (幻冬舎単行本)

 バイオレンスだったり宗教的だったりして、本棚に並んでいるのを微妙に家族に見られたくない本とかも気兼ねなく買えるのが電子書籍のいいところ。

喧嘩稼業(6) (ヤングマガジンコミックス)

喧嘩稼業(6) (ヤングマガジンコミックス)

ただ坐る?生きる自信が湧く 一日15分座禅? 光文社新書

ただ坐る?生きる自信が湧く 一日15分座禅? 光文社新書

 手に入れにくい本でもすぐに読めたり、たまに安売りになっていたりすることがあるのもいい。自分にとってその両方に該当するのが「爆球連発!!スーパービーダマン」。懐かしの漫画であり、セールで一冊11円になっていたので全巻まとめ買いしてしまった。今読んでも面白かった。以前コミック版エヴァがセールになっていたのを見かけたのだが、買いそびれてしまい後悔している。

爆球連発!!スーパービーダマン1巻

爆球連発!!スーパービーダマン1巻

新世紀エヴァンゲリオン(1)<新世紀エヴァンゲリオン> (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン(1)<新世紀エヴァンゲリオン> (角川コミックス・エース)

 時には無料セールをやっていることすらある。マンガの場合は1巻目のみが対象のことが多いが、自分はそれで「幕張」の1巻を買った、というか貰った、というべきか。半永久的に。

幕張 1 (highstone comic)

幕張 1 (highstone comic)

 自分はタブレットどころかスマホすら持っていないので、もっぱら読むのはパソコンで、活字のみ出先でiPod touchを使うことがある。しかしそれで支障を感じたことは無い。

 むしろノートパソコンを机の上に置いて読むと、昔の人が使っていた「書見台」を使って読んでいるようで、なんだか気持ちが引き締まる。ゴロ寝で読むとどうしても姿勢が悪くなりがちだし。

actto BST-02 ブックスタンド(OEM品番:EDH-004)

actto BST-02 ブックスタンド(OEM品番:EDH-004)



 いいところばかり書いたが、もちろん電子書籍にもデメリットはある。

 古本屋に売れない、というような一般的なことももちろんだが、自分が一番感じているのは「所有欲が満たされない」という点。やはり好きな本は手元に置いておきたいという気持ちがある。

 電子書籍という都合上、どうしても配信サービスに紐付けされるため、今後どうなるかわからない。と言うのも不安。Amazonが永久に配信し続けてくれるという保証は無いし。そう考えると使うサービスを分散しておくべきなのかもしれない。メンドーだけど。


 最近では、本屋で買い物するとレシートに電子書籍のクーポンがついていたりすることもある。やっぱり電子書籍への移行は時代の流れなのだろう。

 でも紙の本が持っている可搬性・一覧性は依然として電子書籍に勝っている。今後、市場が縮小していくことは避けられないだろうが、紙の本が無くなることはまず無いと思う。あるいはCDに対してのレコードのように、紙の本を持つことが趣味の領域に近づいていくのかもしれない。