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思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

3DS『ダウンタウン熱血物語SP』をプレイ 「くにおくん」のシリーズ最新作

 現在3DSで『ダウンタウン熱血物語SP』をプレイ中。ファミコンソフト『ダウンタウン熱血物語』のリメイクである。

ダウンタウン熱血物語SP

ダウンタウン熱血物語SP

 27日、つまり昨日、突然Twitterのタイムライン上に発売情報が流れてきたのを発見。勢いでダウンロード版を買ってやり始めたら、結構ハマってしまったのだ。

 これまでくにおくんシリーズは相当数のタイトルが発売されており、ドッジボールや時代劇なども人気だが、小さい頃家にあったのが『ダウンタウン熱血物語』一本のみだった。なので自分にとっては相当思い入れのあるタイトルだったりする。つい最近もVC版を買ってプレイしたばかりだし。

rhbiyori.hatenadiary.jp

 そんな大事なゲームの発売日を把握していなかった理由は、度重なる発売延期によって「発売日未定」となっていたため、チェックを怠っていたから。おかげで(僕にとって)サプライズ発売のような形となったのはある意味ラッキーかもしれない。あとで調べたら9月頃には既に発売日が発表されてたみたいだけど。

かなり大胆なリメイク作品

 プレイしてみると、ゲームシステムに相当手が加わっており、新要素も多数。フリーシナリオ、時間概念の導入、マルチエンディング、ステータスを引き継いでの周回プレイ、などのシステムが追加されている。

 それと、開発中は搭載予定だった、「ストーリーモードのローカルマルチプレイ」が削除された*1発売前に公式で発表されたことであり、自分も買う前から知っていたのだが、協力プレイが盛り上がるくにおくんシリーズだけにこの変更点はちょっと寂しい。あってもやらなかっただろうけど。

 ついでに言うと世界観も現代風にアレンジされており、スマホやネットカフェが普通に出てくる。

 総じて言うと、リメイクというより、キャラとアクションと大まかなストーリー以外はほとんど別ゲーと言っていいかもしれない。このへん、オリジナルに忠実なリメイクを求める人には注意が必要だろう。自分は上記の通りハマっているわけだが。

ハック・アンド・スラッシュ的な育成要素

 で、何にハマっているかというと、主人公=くにおくんの育成。

 オリジナル版はアイテムや装備を買うことでキャラクターを強化していくシステムだったが、今作には新たに経験値によるレベルシステムが追加された。

 しかしレベルアップによるステータス強化はかなり早い段階(大体1〜2周プレイする頃)にカンストしてしまう。そのため育成面では装備システムの比重がかなり大きくなっている

 敵を倒すと落としたり、お店で売っている装備(主人公が不良高校生なので装備は「学ラン」や「ボンタン」、「裏ボタン」などである)には、「パンチ力アップ」や「防御力アップ」などの「スキル」が付与されており。高レベルのスキルの効果はかなり高い。

 具体的に言うと、ステータスのカンスト値が20なのに対し、現在自分のくにおくんのキック力の値は180を超えている。装備そのものの強化値も含まれているが、それでも10倍近い値。もちろんこれ以上の性能の装備も存在するハズ。

 スキルの効果は一部の店売り品(効果はかなり控えめ)以外ランダム。他のゲーム情報サイトでは「『ハック・アンド・スラッシュ』的なシステムを搭載」と紹介しているが、確かにかなり近い。

 自分はその「ハック・アンド・スラッシュ要素」に見事にハマってしまい、強い装備を手に入れるため、敵をガンガン倒したり、装備のスキルがランダムで変わる店「リサイクルショップ」に通いつめたり、と夜中まで延々プレイし続けてしまっているのだ。

粗は多いが慣れれば楽し

 ゲーム全体のことを言うならば、正直に言って、わりと粗は多い方だと思う。これはアークシステムワークス製のくにおくんリメイク全般に言えることだが。

 まず、イベントが発生する位置や、敵の強さなどをマップ上に表示する、といった機能が無いため、自力で街中を駆けずり回ってイベントを探したり、ちょうどよい強さの敵を探したりしなければならない

 (追記)一週目をクリアすると、ポーズメニュー内の図鑑からイベントの発生場所と時刻を全て確認できることを発見した。よってわざわざマップ全域をしらみつぶしで探す必要は無い。(追記終わり)

 そもそもキャラを強化するためには「ほどほどの弱さの敵を狩り続け、強い敵に会ったらさっさと逃げる」という、不良の美学に真っ向から逆らうようなプレイングをせねばならなかったりする。

 ゲームの序盤からいきなり強すぎる敵と戦うイベントが配置されていたりするのもストレス。周回プレイ前提の仕様なのだろうが、そもそもプレイ前に周回プレイの説明が無いので、理不尽感があった。

 ダメージ計算の方法もわりと雑で、強すぎる相手にはダメージが1しか通らず、実質倒すことは不可能。

 オリジナル版のようにゲームを進めるほど敵が強くなる仕様ならそれもわかるが、今作はゲーム開始直後からマップのほぼ全域に行けてしまうので、いきなりボコられるという事態が充分に起こりうる。その度にゲーム内時間経過orロードし直しというペナルティが発生。わりと苦痛。

 しかし上記のような仕様をプレイしながら徐々に理解した上で、スキルや必殺技の組み合わせを吟味しつつキャラを強化していくことに慣れていくと、途端にやりこみがいのある、いわゆる「スルメゲー」と化す。

 キャラが強化できれば、イベントを割とサクサク進められるようになるので、ストレスも減っていくだろう。必殺技のエフェクトが爽快なのも中毒性を加速させている。

プレイ序盤のコツ

 序盤のコツを幾つか書いておくと、まずはじめは弱い敵(ピンク<水色<黄緑<黄色<…の順で強くなっていくので、最初はピンク推奨)を倒しまくってお金をため、本屋でマッハパンチorマッハキック(マッハ叩きでもいいかも)を買い、そこからいずれか1つの攻撃ステータスと防御の値をどんどん伸ばしていくといい。

 街中にいて敵対していないMobキャラでも、一度攻撃すれば戦闘可能。ピンク服のキャラを殴ればピンク服の敵が複数出るので、稼ぎに使える。カツアゲ? なんのことかな? 一般人を殴ると警官(多分不死身)が出てくるので逃げるしかない。

 お店で食事をすると、ランダムで一定時間ステータスが上がることがある。数値が大きいので特に序盤は恩恵がデカイ。コレを利用して上がったステータスで狩りをするのもいい。

 マッハ系の必殺技でダメージが通りにくいと感じたら、単発高威力系の必殺技を使うと、格上の敵を倒せるようになる。自分はオーバーヘッド(キック技)にかなりお世話になった。必殺技は使い続けることで強化版を使えるようになるので、余裕があるときはいろんな技を使うべし。

 オリジナル版にあった隠しショップも存在する。一応場所は伏せておくが、入り口はちゃんと「入れそうな場所」のグラフィックになっているので、注意深く背景を見ればわかるはず。

 あと初回のプレイ難易度は軟派を選んだほうがいいかもしれない。自分は硬派を選んでかなり苦労したので。難易度は周回する度に変更できる



 それとバグも一つ発見してしまった。空中必殺技の「旋風脚」を使用中にガードが発動すると、ガード状態のまま空中でくにおくんが硬直してしまう(ガード操作を「FC版」にした状態で確認)。

 どことなく、同じアーク製の北斗やバサラXを思わせるバグである。すぐに敵が叩き落としてくれるので今のところ問題は起こっていないが、仲間と共闘中に起こってしまったらリセットするしかなくなる事態も予想される。

 格ゲー繋がりで言うと、マップ中にゲームセンターが存在するのだが、対戦格闘ゲームを手がけてきたアークだけあって、ゲーセン内の描写にやけに力が入っている。スタッフの愛情を感じる。

 最後に個人的な要望をひとつ言うなら、協力プレイができないのは仕方ないにしても、NPCの仲間をひとり連れてプレイできたら育成もアクションももうちょっと面白みが出たかな、と思う。くにおとりきの二人がいてこそのダウンタウン物語だと思うだがいかがだろう。

*1:推測だが、このマルチプレイシステムになんらかの不具合があったために発売が延期されたのかもしれない。だとすれば、結局不具合を修正しきれなかったため、システムごと削除しての発売に踏み切ったのだろう