PS4版『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』配信開始
2016年12月5日にPS4版の『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』がまさかのダウンロード販売を開始した。
2011年に発売されたゲームのリマスター版という形だが、よもやこのタイミングで出てくるとは思わなかったので相当驚いている。
オリジナルの『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(アルカプ)』は2011年にPS3、Xbox360、PSVitaで発売されたのだが、2013年には追加キャラを含む全ダウンロードコンテンツが配信終了し、その後公式サイトも閉鎖してしまった。
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM(R) 3(アルティメットマーヴルバーサスカプコン3)
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2011/11/17
- メディア: Video Game
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あくまで個人の印象だが、これによって、特に国内のプレイヤー間では「アルカプは終わったゲーム」という空気が流れてしまったように思う。自分もそれ以降全くプレイしなくなってしまったし。
なぜDLCと公式サイトが終了したかというと、マーベル側の版権の問題があったのではないかと噂されていた。2009年にディズニーがマーベルを買収したりと、色々な動きがあったことも噂の根拠となっていた。
そんな最中に突然のリマスター版発売。これには多くのマブカプファンが驚いた。Xbox One版とPC版が少し遅れて3月に発売予定で、自分はPC版が出たら懐かしみがてらちょっとやろうと思っているのだが、今から待ち遠しい。
『MARVEL VS. CAPCOM INFINITE』の予想
しかもサプライズはそれだけではなかった。同時にマブカプシリーズ新作の『MARVEL VS. CAPCOM INFINITE』も発表されたのである。マブカプは全然終わっていなかった!
せっかくなので新作がどんなゲームになるか、少し予想してみたい。
まずキャラについてだが、アルカプに登場したマーベルキャラは、当時人気のキャラや、これからマーベルが売りこもうとしているキャラを中心に選抜されていた。
「スパイダーマン」「ウルヴァリン」といった主役級のキャラはもちろん、『アベンジャーズ』からは続投の「アイアンマン」「ハルク」に加えて「ソー」や「ホークアイ」が初参戦。
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また、「デッドプール」や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の「ロケット(・ラクーン)」、そしてもうすぐ映画公開の「ドクター・ストレンジ」が本格的に日本のメディアに登場したのも本作が初めてである。細かいところだとホークアイの必殺技に一瞬登場する「アントマン」も単体で映画化された。
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となると新作『MARVEL VS. CAPCOM INFINITE』にも、今後映画化予定などのイチオシキャラが登場する可能性が高い。既に映画化が決まっている「キャプテン・マーベル」がPVに出ているし。
というわけでマブカプインフィニットに新登場しそうなキャラを勝手に予想。
- 『アベンジャーズ』から「ブラック・ウィドウ」「ファルコン」
- 『キャプテン・アメリカ』から「バッキー(ウィンター・ソルジャー)」「ブラックパンサー」
- 『ソー』から「ロキ」
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から「スター・ロード」
- 『アントマン』から「ワスプ」
といったところか。めちゃくちゃ豪華になりそう。
逆に不安な要素としては、『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』以外のキャラが登場しないのではないかという噂があるということ。
その根拠として、これまでマブカプシリーズ解禁でリュウと並んで主人公ポジションだったウルヴァリンの登場が発表されていないということ挙げられている。
もし本当にそうなれば、アルカプでマーベルキャラの3分の1程を占めていた『X-MEN』(「デッドプール」も含まれる)、『ファンタスティック・フォー』などのキャラが登場できないことになる(これらは20世紀フォックスが映画化権を所有している)。
ちなみに「スパイダーマン」は最近MCUで映画化が決定したので、登場する可能性は高い。
格闘ゲーマー的な視点から言うと、どうもPVに登場するプレイ画面の様子が盛大にコケた『STREET FIGHTER X 鉄拳』に似ているのが不安要素。
Marvel vs. Capcom: Infinite Gameplay Trailer
アルカプの主要スタッフだった人物は現在『THE KING OF FIGHTERS XIV』の制作スタッフをしているので、少なくともゲーム性がアルカプから大きく変わるのは間違いない。まぁアルカプ自体、いろんな意味でハチャメチャなゲーム性だったので、吉と出るか凶と出るかは全くの未知数だけど。