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思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

Steamの2Dアクションアドベンチャー『Hyper Light Drifter』をプレイ ドット絵な廃墟とスピーディーな剣戟

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 Steamの2Dアクションアドベンチャーゲーム『Hyper Light Drifter』をプレイ中。

Heart Machine | Hyper Light Drifter
store.steampowered.com

 2016年3月に配信開始されたインディーズゲームで、配信当初からその筋では結構有名だったらしい。Steam版は日本語対応済み。さらにPS4のパッケージ版が発売予定らしい。

 自分もプレイ動画を通して知り、ウィッシュリストに入れていた。それを先日のセールで購入、モンハンダブルクロスに一段落ついてきたのでプレイし始めたのである。

美麗なドット絵のみで語られるストーリー

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 ストーリーは主人公である剣士「ドリフター(という名前なのか、単に「漂流者」という意味なのかは不明)」が、某巨神兵に似た謎のロボットと対峙するところから始まる。喀血し倒れる主人公。気がつけば鎧を着た戦士に介抱されており、獣人達が住む村に居た。

 どうやら主人公は重い病に侵されており、その治療法を探すため冒険しているらしい。レビューサイトやSteamページの説明文を読んで初めて知った。

 というのもこのゲーム、操作説明やオプション画面以外には一切言語が登場しないタイプの作品で、プレイヤーが映像情報からストーリーを解釈しなければならない。

 NPCとの会話も紙芝居のように数枚の絵を見せる表現になっているという徹底ぶり。なのでキチンとストーリーを把握しようとすると結構大変。

 とはいえ映像だけの情報でも、次にどこに行けばいいか、何をすればいいのかがわかるようなつくりになっている。「『ゼルダの伝説』みたいな探索アクションだ」ということだけ頭に入れておけばプレイに支障は無いだろう。

スタイリッシュながら硬派なアクション

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 基本は2D画面を探索しながら、敵を倒して進むアクションで、剣による攻撃、銃撃に加えて、素早いステップ移動による回避が可能。最近平面2D+ステップ回避というシステムのインディーズゲームに多い気がするが、元ネタはどのへんにあるんだろうか。

 ステップ回避はかなりスピーディで無敵時間があるので、サクサク敵を倒せる……と思いきや、そうは問屋がおろさない。

 ドリフターの動きには微妙に癖があり、剣撃や銃撃の判定もやや狭く隙がある。歩き速度もそれほど早くない。

 そして何より敵は徒党を組んで現れるため、適当に突っ込んでいくだけでは袋叩きにされてしまうのがオチ。狭い室内で戦う場面が多く、逃げ回るのも難しい。

 いつでも使える回復アイテムを3つ(難易度NORMAL)までストックできるのだが、このアイテムの使用にも隙があり、敵のド真ん中で使うと大抵阻止されてしまう。

 なので、敵の動きをきっちり見極めた上で戦法を決めて戦うのが重要なタイプのアクションゲームと言える。

 初めて戦う敵には苦戦するが、パターンを掴めてしまえば簡単に処理できるようになり、上達を感じられて楽しい。ゲームオーバーになっても同じマップからすぐ再スタートできるのでストレスも少ない。

 ゲーム開始時に難易度をEASYかNORMALか選べるので、アクションが苦手な人やサクサク進みたい人はEASYを選ぶといいだろう。

パズル&コンプリートアイテム要素もあり

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 アクションパズル的な要素もあり、動く壁に潰されないようにステップで走り抜けたり、飛び石上の足場を連続で移動したり、といったステージが用意されている。

 敵を倒したり、マップを探索していると、パワーアップアイテムが手に入ることがあり、村にあるショップでドリフターにアクションを追加することができる

 追加できるアクションは、ボタンを溜めて出す強力な剣撃や、タイミング良くステップ回避を出すことで連続ステップなど。どんどんアイテムを集めて強化していくのがモチベーションになるし、アイテム自体がコンプリート要素にもなっている。

 アクションの取得順は任意なので、おそらくどのアクションから取得してもいいし、縛りプレイ的に全くアクションを取得せずクリアすることもおそらく可能なのだろう。多分。

 ちなみに、移動系アクションを取得できるショップには、連続ステップの回数を記録する施設があり、そこで一定回数以上のステップを成功させると報酬を貰うことができる。一種のやりこみ要素である。

 成功させるためにはペースを保ってひたすらボタンを押し続けるという苦行を強いられるのだが、これが意外とクセになる。思わず熱中してしまったが、実はキーボード操作ならスペースキーを押すだけでいい、ということに途中で気づいてしまった。

 しかしそれでもクリアが難しく、最終的には連射ツールを使うという邪道に手を染めてしまった。ゲームの楽しみをスポイルしたくない人はマネしないように。秘密の数字は270ms。


 トータルでクオリティの高いゲームではあるのだが、やや世界観がダークで暗い(重複表現)。ドリフターは病の影響で定期的に喀血したりする。気分が沈んだ時にプレイするのはあまりおすすめできないかもしれない。

 それとマップが広大で探索市街があるのだが、移動中にステップを使うと道の端から落下してダメージを受けてしまうことがやたらに多い。ゆっくり歩いて探索して欲しい、という製作者の意図なのだろうか。

 特に連続ステップは、連続で出すほど使用後の停止モーションが大きくなるため、そのまま滑り落ちてしまう危険が危ない(重複表現)。しかし達人がこのステップを使いこなせばクリアタイムを大幅に短くできると思われる。タイムアタック動画が見てみたいところ。

 とにかくドット好き・廃墟好き・探索アクション好きな人にオススメなゲーム。っていうかゲーマーなら誰でも楽しめるほど質が高い。良いゲームって、良いよねぇ(重複表現)。

(画像は公式サイトより引用)