思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

PS4版『ドラゴンクエスト11』の面白さを淡々と語りたい

 『ドラゴンクエスト11』。やってます。面白いです。今日はその話をしようと思う。ストーリーのネタバレはほぼしないけどゲーム内容のネタバレはします。嫌な人はさっさとプレイしちゃいましょう。

 全体的なゲームの印象としては、『ドラゴンクエスト8』の正統進化という印象が強い。特に「シンボルエンカウント」や「待ち時間無し錬金釜」を採用した3DS版。

 システム面は現代風にブラッシュアップされている。コマンド入力のタイミングが従来の一括入力ではなく、キャラが行動する直前にそれぞれ入力するシステムになっていたり、ほとんどの補助呪文がスカラとスクルトのように「効果の高い単体版」と「効果の低い全体版」の二種類に系統立てられていたり。やったことないけどドラクエ10に近いのかもしれない。

 グラフィックは今のところ文句無し。最新CG並のクオリティとドラクエらしさを上手く両立していると思う。街の形が明らかに3DS版を考慮した構造になっているのに、あまり違和感がないのもスゴい。

 流石だなと思うのは、ゲームバランスがスゴく良いということで、適度にレベルを上げたり装備を整えたりすることで、適度な難易度を感じられるようになっている。難しすぎず簡単すぎず、というのがゲームづくりで最も苦労するポイントだと思うのだが、キチンとこなしている。

 キャラクター育成ひとつとっても、プレイヤーの計画性を反映させつつ、ランダム性(ふしぎな鍛冶)と未知性(スキルパネルの隠れた部分)を用意することで好奇心を煽るという工夫がキッチリとなされている。もはや職人芸。

 それとミニゲームの面白さも素晴らしい。ウマレースの高難易度はレースゲームとして秀逸だし、カジノなんかもうっかりハマったら帰ってこれなくなりそう。「遊び」を理解しているなぁ、とひしひしと感じる。

 ストーリーも王道だが自分はキライではない。みんなカッコいいのが良い。特にシルビア、カッコよすぎ

 ギャグや過去作オマージュの入れ方もなかなかに上手い。とある称号を手に入れた時は思わず爆笑してしまった。

 最近は海外のオープンワールドRPGばかりプレイしていたので、体がそういうゲームしか受け付けなくなったと勘違いしてたのだが、全然そんなことはなかった。

 僕が、そして多くのプレイヤーが求めているのは「未知の世界を冒険する」というとてもシンプルな欲求を満たしてくれるゲームであって、今回のドラクエ11も十二分にそれに応えてくれていると思う。


 一応気になる点もいくつか挙げておく。

 まずフィールドを探索していて、行ける場所と行けない場所の区別がつきにくい。登れる崖なども視認しにくいし、下りられる段差とそうでない段差の基準もよくわからない。他のゲームは違和感ない程度に工夫した画作りをしているものが多い中、少々不親切さを感じる。

 あと馬はどこでも呼び出せるようにして欲しかった。わざわざ鐘のあるところまで行くのがしんどい。馬を使ってほしくない場所は呼び出せないようにすればいいだけだし。

 それと前も書いたがBGM。ナンバリングタイトルであるにも関わらず過去作からの使い回しが多い。新曲に関しても印象に残るものが少なく、キャラクターがカッコよく活躍する場面で楽しげな曲が流れて首を傾げたくなることがあったり。

 それから個人的にキャラクターの声(CV)はあっても良かったと思う。「ボイスが無いこと」にドラクエらしさを感じてる人って実はそんなに多くないと思うし、選択式という方法もあるわけだし。


 といったところ。逆に言えば今挙げたところ以外は「良く出来たドラクエ新作」として満点以上。やっぱりスゴいねドラクエは。

 まだ未クリアにも関わらず、早くも3DS版の方もプレイしてみたくなっている。さすがにお金がモッタイナイので、再プレイしたくなった頃に買おうかと思う。