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『マーベル VS. カプコン:インフィニット』画期的過ぎるシステムとその弊害について

 で、プレイしちゃってるわけですよ。『マーベル VS. カプコン:インフィニット』を。3,000円で買った格ゲーを。

 Amazonレビューで酷評の嵐に晒されまくっている本作。でも対戦ツールとして色んな意味で画期的なことは認めざるを得ない。ホントに。

 何が画期的かと言えば、新システムの『アクティブスイッチ』と『インフィニティストーン』が未だかつてないほど斬新なのである。


 戦闘中に操作キャラを交代可能という、いわゆるパートナーシステムを搭載した本作。それ自体は前作同様だし、わりとありふれている。

 しかし本作はほぼいつでも、かつゲージ消費など一切無しでパートナーと交代可能(攻撃喰らい中は除く)。それが『アクティブスイッチ』というシステム。

 これがどれほど画期的か、格ゲーをやらない人には伝わりにくいと思うが、例えば野球でバッターが打った瞬間に足が速いランナーと交代して代わりに走ってもらえるとか、あるいはサッカーでキーパーがゴールキックを蹴った瞬間にフォワードと交代して11人で攻められるとか、だいたいそんな感じ。

 もうひとつの『インフィニティストーン』の方は、ざっくりと言えば、試合前に選択した6つの必殺技の内ひとつを使用可能になり、かつその必殺技の種類に応じた『インフィニティストーム』というパワーアップ状態を発動できる、みたいな感じ。

 特に強力なストーンは戦況を大きく変える効果を持ち、かつストーンに合わせた戦術を練ることが勝利のカギとなる。


 この二つの新システムにより、過去のマブカプシリーズや他の格闘ゲームとは全く異なる戦術・戦略が生まれている。多分コアな格ゲーマーほど「やりがいがある」と感じることだろう。

 しかし斬新すぎるがゆえに様々な弊害も生まれている。

 まずシステムが新奇であるがゆえに、他のゲームで培った技術があまり通用せず、覚えなければならない知識や習得せねばならないテクニックが大幅に増えている、と思う。多分。まだやりこんでないからわからんけど。

 ゆえにどうひいき目に見ても「初心者向け」とはいい難い。気軽に対戦を楽しみたいなら「ストリートファイターV」でもやったほうが10倍くらいマシだろう。

 それから、システム面が非常に強力なため、そのシステムと相性の良い性能を有したキャラとそうでないキャラとの間で大幅な格差が生まれている。

 これはシステムだけ入れ替えてキャラクターの多くを前作から流用したことも悪い方向に働いているっぽいのだが、かと思いきや前作から調整された部分が原因でキャラ格差が拡大しているという指摘もネット上では見受けられる。


 まとめると、「複雑過ぎる」のと「キャラクターの性能差が大きすぎる」のが本作の"対戦ツールとしての"問題点だと思う。

 他にもX-MEN不在とか日本語吹き替えなしとかグラフィックがけばけばしくて見づらいとかの問題点はあるが、そのへんはAmazonレビュー等に譲る。だいたい書かれてることは的を得ているので。

 僕自身、今後もプレイするか大いに迷っている。格ゲーとしてやってて面白いな、と思うこともある反面、そもそも上記の問題点で売上が芳しくなく、オンライン対戦の参加者がかなり少ないので、対戦相手がいないんじゃやってもしょうがないかな、とも考えているので。

 そもそも本作は、主に海外における格闘ゲーム大会のタイトルとして開発されている面が大いにあるので、日本で売れないのはしょーがないのかもしれないが、『マーベル』という大看板を使って作ったゲームがこんな感じというのはいかにももったいない。機会損失ってやつじゃなかろうか。

 と言いつつ自分が使ってるのは「モンスターハンター&ダンテ」っていうどっちもカプコン側のキャラだったりするんだけど。キャラが好きで選んだのに強すぎるダンテのせいで対戦拒否されないか不安だったりもして。