rh日和(仮)

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PS Plusセールで100円のPS4版『DEAD RISING』をプレイ

 PS4版の『DEAD RISING』をプレイ中。現在ダウンロード版がPS Plus会員限定セールで100円。あまりにも安い。

DEAD RISING【CEROレーティング「Z」】 - PS4

DEAD RISING【CEROレーティング「Z」】 - PS4

 MGSVをクリアしたので、先日発売した『アサシンクリード オリジンズ』でもやろうかと思ったものの、定価8,000円強かつ有料DLCあり。正直懐がペイン。ファントムペインだけに(?)。

 そこで目をつけたのがセールで100円の『DEAD RISING』。Xbox360版をプレイ済みだが、ずいぶん昔のことだし、なにせ安い。時間つぶしにちょうどいいと思いプレイ開始。


 大量のゾンビが蔓延るショッピングモールでサバイバルするというコンセプトがウケて人気シリーズとなったデッドライジングの第一作。再プレイしてもなかなかに面白い。

 以前は攻略サイトを見ながら効率重視でプレイしたように記憶しているが、今回はまったり探索しながら適当にプレイしている。

 とりあえずその辺に落ちた鉄パイプ・木材・マネキンなどでゾンビを殴ってみる。ゾンビをピンに見立ててボウリングと洒落込む。スケートボードでゾンビの群れをかいくぐり走り抜ける。ダメージを受けたらフードコートで食事して回復。などなど。試行錯誤で色々やってみるのが楽しい。

 PS4なのでロードも速い。結構ロードの機会が多いゲームなのでうれしい。

 もっとも2006年発売のゲームなので、様々な面で粗が目立つのも確かである。

 特にオートセーブが無いのは昨今のゲームに慣れ親しんだ人には違和感があるだろう。セーブはトイレかセーフルームでしか行えず、死んだら前回のセーブからやり直すか、経験値を引き継いで最初からやり直すしかない。

 他にも顔グラが時代相応のクオリティでキャラによっては無表情で違和感があったり(主にジェシー)、なぜか生存者救助の際に自分で歩くタイプの人よりも背負ったり手を繋ぐ方が救助しやすいシステムになっていたり、悪名高いオティスの無線通信回りがそのままだったりと、欠点は多い。


 しかしそんな欠点があってもプレイしたくなるのは細かい作り込みと自由度のおかげだろう。

 例えば自分は今回のプレイで、「ハンドガンを渡した生存者を遠くに放置すると、ゾンビに追い詰められて自分を撃って自殺してしまう」という仕様を初めて発見した。

 他にも「このアイテムはどんな効果があるのか」とか「このアイテムとこのアイテムを組み合わせて使ったらどうなるだろう」というようにプレイヤーの好奇心を刺激する仕掛けが満載で、まるで子どもの遊び場のよう。見た目は凄惨だけど。

 ストーリーはマジメなのだが、全体的にB級ホラー映画のようなギャグテイストが混じっており、ゾンビゲームにありがちな陰鬱さがあまり無いのも良いところ。強すぎるフランクさん、多すぎるゾンビ、クレイジーすぎるボスキャラ、個性的すぎる生存者達とショッピングモールで生き抜こう。


 あらためて調べてみると本作はPS3では未発売だったようで、今回のセールで手に取る人も多そう。

 続編は4まで出てるけど、どれも評判が今ひとつだったり、わりと良作らしい3はPS4で出てない不遇っぷりなど、これまたゾンビ映画っぽくてなんか逆に面白い。

 最新作の4はフランクが主人公に返り咲き、舞台も1と同じウィラメッテ、かつショッピングモール以外の街全体に行けるらしい。もうすぐDLC入りのスペシャルエディションが発売予定。