rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

何故人を殺してはいけないのか考えてみる

 直感的には、「ルールだから」なんじゃないかと思う。

 もし人間の蘇りが可能かつ用意であるなら、殺人の罪はせいぜい傷害プラスアルファ程度のものになるだろう。

 つまり殺人の罪の重さは、ひとが死んだら生き返ることが出来ないという事情によってできた規則に過ぎない。別に人間にとっての絶対的な悪とかそういうものではないと思う。

 もしも霊魂のようなものが存在して、霊魂との意思疎通が可能になったとしたら…とか。

 あるいは、人間は死んでもいずれ生まれ変わるという信仰が極めて支配的なものだったとしたら…とか。

 そう考えれば「死」すら一種の制度に過ぎないという考え方もできる。

 逆に言えば、死を絶対的たらしめているのは、その不可逆性、死んだら甦れないいという事実(信仰)、死んだらどうなるか誰にもわからないという未知性、そんなようなものなのではないだろうか。