前回までのあらすじ(購入の経緯)
以前PSP-2000のアナログスティックが上手く動かなくなり、サードパーティ製のスティックに交換した。
しばらく順調に動いていたが、また最近動きが悪くなっていた。
どうもなにかに引っかかっているような感じ。そこでグリスを塗ってみたところすっかり改善。
有頂天になってスティックを元の位置にはめ込もうとしたら、なんと導電ゴムがちぎれてしまった…。
導電ゴム購入の顛末
買った導電ゴムはこれ。SONY純正ではなくサードパーティ製である。
PSP2000対応パーツ アナログスティック用導電性ゴム 伝導性ラバー
- 出版社/メーカー: モバイルカスタムファクトリー
- メディア: エレクトロニクス
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そもそも導電ゴムとは何かというと、PSPの基板とアナログスティックを電気的に繋ぐ役割をしているパーツのこと。ゴムだかシリコンだかよくわからない素材に導線が仕込んであるみたい。なぜSONYがこんな構造に作ったのかはわからない。はんだづけするコストを惜しんでいるのだろうか。ちなみにPSP-1000のほうが構造上導電ゴムが壊れやすかった気がする。
そのため、導電ゴムに何らかの不具合があると、アナログスティックの操作に支障をきたす。具体的にはスティックが左上に入力しっぱなしになったりする。もし自分のPSPがそうなっている人がいたら、導電ゴムを交換すると直るかもしれない。ただしPSPの分解が必要になるため、SONYのサポートが受けられなくなる。くれぐれも改造は自己責任で。
導電ゴムの使い方
導電ゴムの交換方法はこの動画を見るとわかりやすいと思う。
この人は完全に分解しているが、ここまでしなくてもスティックをムリヤリ取り外すことは可能。ただ、僕のように導電ゴムを壊したくなかったら、なるべく取り外しやすいように分解した方がいい。
買った導電ゴムは直方体で、黒いスリット(しましま)が入った面と入っていない面がある。スリットが入った面が上下になるように、つまり導電面に接するように置けばきちんと動作する。
「サイズが合わない」というレビューもあるが、僕は全く問題がなかった。合わない人はおそらくスティックをムリヤリ押し込もうとしたか、PSPの型番を間違えたのだろう。
もしサイズが合わなかったとしても、所詮単なる導線を仕込んだゴムなので、適当なサイズにカットしてやればちゃんと動くはず。小さいので難しそうだが。
結論
PSP-2000の導電ゴムは交換可能。
あとサードパーティ製のアナログスティックは、グリスを塗ると動きが良くなるかもしれない。ただし別の問題が起こらないとも限らないので、これも自己責任で。