rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

アーケードスティックの上達方法 その二

 以前書いた記事の続き。

アーケードスティックの上達方法 - 思考だだ漏れノート

 あの記事を書いてから半年以上経ち、マイアケステを業務用パーツに改造したり、たまにゲーセンで対戦するようにもなった。その甲斐あってか、自分なりにある程度アーケードスティックの操作にも慣れてきたような気がする。あくまで気がする。
 そこで、とりあえず今までに得た「自分なりのアケステを使うコツ」を書いておきたいと思う。これからアケステを使おうというアケステ初心者に、少しでも参考になれば幸い。ただし、あくまでも、僕もまたアケステ歴一年に満たない初心者であるということに留意して読んでいただきたい。

アーケードスティックの持ち方

 アケステの持ち方は人によって様々だ。参考にスパ4wikiのページを張っておく。

SUPER STREET FIGHTER IV &AE Wiki - スティックの持ち方について

 様々ではあるものの、持ち方によって決定的な違いがあるわけではない。「こう持てば勝てる」とか、逆に「こう持ってはいけない」というような持ち方は存在しないと言っていい。 要はボールとシャフトを動かすことが出来ればいいのである。
 重要なのは思い通りに動かせること、そのために慣れたり工夫したりすることだ。極端な話、フォークボールのようにボールを指で挟んで操作しようが、スティックを口にくわえて操作しようが(決してゲーセンでやってはいけない)、それで思い通りに動かせるならオールオッケーなのだ。
 と書いてしまうとこの記事の存在意義が無くなってしまいそうだが、実際、海外にはパッドで大会に出る人もいるし、先日は、ハンディキャップのあるプレイヤーが本当に口でスパ4をプレイしているというニュースも見た。それを考えれば、レバーの持ち方など誤差の範囲に過ぎない。技が出なかったり素早く入力出来なかったりする原因は、多くの場合、持ち方の問題では無く、練習量が足りないせいだったりする。

持ち方の選び方

 では具体的にどうやって持ち方を決めればいいのか、という話だが、これは実際に色々な操作をやって試行錯誤してみるのが一番だと思う。
 例えば低空ダッシュ(ギルティの場合9N6)がなかなか上手く出来ない場合は、とりあえずひたすら低空ダッシュだけを入力してみるといい。ほとんどの人は、何度も何度もやればそのうちある程度安定するようになるはずだ。で、そのとき自分が自然にやっている持ち方、それがその人にとって最も低ダに適した持ち方だと言える。
 あまり無いことだが、もし「低ダはかぶせ持ち、昇竜コマンドははワイン持ちだと安定する」などという事態になってしまった場合はちょっと問題がある。しかしフツーに練習していれば、一つの持ち方で対応できるハズだ。っていうか、一つの持ち方で基本的な入力に対応できるように努力すべきだと言った方がいいかもしれない。もっとも、世の中には1P側と2P側で持ち方を変えるという猛者もいるらしいので、全く不可能なわけではないようだ。
 また、「はじきスクリュー」のように特殊な入力方法をどうしても使いたい場合は、そのコマンドに有利な持ち方を選ぶといいらしい。はじきスクリューのやり方知らんけど。

慣れと工夫

 何度も言うようだが、「どの持ち方にすべきか」よりも「その持ち方で、どうやって様々な入力に対応すべきか」という考え方をすべきだと思う。
 例えば僕はウメハラ持ちをしているが、真空波動コマンドがなかなか安定しなかった。そこで真空波動の入力方法を意識して練習してみた。指先でボールを転がすように入力すべきか、手のひらでがっちり持ってゴリゴリ入力すべきか、腕を使うべきか、普段の持ち方から素早く持ち方を変えるにはどうすべきか、右向きで安定するのに左向きで安定しないのはなぜか。
 で、練習した結果、以前より真空波動コマンドがかなり安定するようになった。大体五回中四回ぐらい…ってダメだろそれ。
 まぁ何が言いたいかというと、とにかく「慣れと工夫」が大事だということ。
 それでも持ち方が決められないという人は、とりあえず誰かのマネをしてみるというのもアリなんじゃなかろうか。ちなみに僕がウメハラ持ちをしているのは「GGXXwiki」の影響だったりする。

追記

 最近こんな動画も見つけた。結構参考になる。そして自信が無くなる。

 有名プレイヤーの手元動画をまとめた良ページ。
格ゲープレイヤーのスティック捌き : 有題無題ゲハにゅ

【Amazon.co.jp限定 カラー】リアルアーケードPro.V3 SA 「ブラック×ダークブルー」(PS3用)