レビュー記事を書きました。
『ドクターエル マルチレストクッション』レビュー - 思考だだ漏れノート
↑個人情報だだ漏れの使用写真
『ドクターエル マルチレストクッション』を購入。椅子用クッションを買うのもこれで3つ目になる。
- 出版社/メーカー: ドクターエル
- 発売日: 2007/08/27
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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低反発円座クッション・腰当クッションを買った - 思考だだ漏れノート
次に買ったのが普通の低反発クッション。極めて普通の使い勝手だった。
『モリシタ 新低反発馬蹄シートクッション』を買った。 - 思考だだ漏れノート
しかしこの普通のクッションを半年ほど使用し続けたところ、徐々に腰への負担が蓄積している感がひしひしと伝わってきた。腰から。
そこで試しに最初に買った円座クッションに戻してみたところ、「やっぱこっちのほうが腰には優しい」と実感。じゃあ円座じゃない前傾タイプのクッションを買えばええんじゃないの?と考え、今回『ドクターエル マルチレストクッション』を購入するに至ったというわけ。
色々な椅子用クッションを試してきて思ったのは、座りやすさと体への負担の少なさはトレードオフだということ。つまり、座りやすい姿勢は体に悪いし、体に良い姿勢は疲れる、ということ。
巷で売られている高級な椅子というのは、本来トレードオフであるはずの、快適さと健康の二つを両立するために、様々な工夫・研究を施しているわけで、だから値段が高いのである。
つまり何が言いたいかというと、安物の椅子にクッションを置いたところで、すわり心地が抜群に良くなったり、体への負担が劇的に減ったりすることはまずありえない、ということ。
そのことを念頭に置いて考えると、この『マルチレストクッション』は、すわり心地よりも体への負担の少なさや健康面を重視したクッションだと言える。
確かにこのクッションを使うと、自然と骨盤が前傾し、背筋が伸びて、いわゆる「良い姿勢」になりやすい。少なくとも、腰にピンポイントな負担がかかる危険性は減るように感じられる。
しかしその代償として、座りやすさはどうしても減じてしまう。
まず、座面が前傾しているため、座っているとどんどん前にズレてくる。背もたれにもたれたりするとより顕著。自分は写真のように、ホームセンターなどでよく売っている滑り止めを乗せることで対策している。
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- 出版社/メーカー: 谷勝敷物
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と、さんざん辛口なことを書いたが、なぜそうなったかというと、一つのクッションが万能というのはありえない、ということを言いたかったから。このクッションを置いただけで、高級ワーキングチェアと同等の性能になる、というわけではない。当たり前の話だが。
なので、この商品の品質が劣っているというわけでは決して無い。大事なのは、用途を理解して使うことだと思う。
例えば、一日数時間パソコンで作業をする、というような人には、わりと向いていると思う。しかし、自宅で椅子に座ってくつろいでTVを見るというような用途には、あまり向いていないと思う。そういうときは、このクッションを背もたれに立てかけて使うという手もある。
なんだか長々と書いてしまったが、結局のところ、イスというのは長時間使ってみないと向き不向きがわからないので、とりあえず試してみる位のつもりで買ってみるといいんじゃないだろうか、というのがこの記事の結論。しばらく使ったらまた感想記事を書く予定。