以前、Xbox360のゲームを漁っている時に、『Minecraft』の体験版をダウンロードしてプレイしたことがある。
- 出版社/メーカー: 日本マイクロソフト
- 発売日: 2013/06/06
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Minecraftを知らない人は多分このページにやってこないだろうとは思うのだが、念のために簡単に説明しておくと、Minecraftというのは、ものすごく自由度が高い箱庭ゲー。あらゆるオブジェクトがブロックのような形をしていることが特徴で、イメージ的には初代スーパーマリオブラザーズの世界を3Dにした感じと言ったらわかりやすいだろうか。言葉で説明するより、公式サイトの動画を見た方が早いだろう。
Minecraft
Minecraftとは
(※以下、Minecraftの説明を書いていたらうっかり長くなってしまったので、MacでMinecraftをやる方法を知りたい人は読み飛ばして下さい。お手数おかけします)
そのゲーム性を強引に一言で説明するとしたら、「動的なレゴブロック」とでも呼ぶのがふさわしいんじゃないかと思う。
基本的にはブロックを自由に組み替えて好きなものを作ったりすることが出来るゲーム。ゲームモードの中には、ひたすらブロックを配置して好きなモノを作ることが出来る「クリエイティブモード」というのがある。
しかしこのゲームのキモは、やはり、環境が常に変化する「サバイバルモード」なのではないかと思う。多分。今日本格的に始めたばっかりだけど。
「サバイバルモード」の目的は、文字通りとにかく生き残ること。プレイヤーキャラはいきなりフィールドに放り出されるのだが、そのフィールドは、夜になるとどこからともなくモンスターが湧いて出て、プレイヤーを攻撃してくる。
そこで、プレイヤーは夜に備えて、木を伐って材木を入手し、材木から木のつるはしを合成(=craft)して、そのツルハシで石を掘り、掘った石でかまどを作り、木をかまどで燃やして木炭を作り、木炭と材木をまた合成してたいまつを作る。たいまつで照らした場所にはモンスターが湧かなくなるのである。
しかし、たいまつで照らしただけでは、明かりの届かない暗闇から湧いて出たモンスターがフラフラとやってきて、攻撃されてしまう。ではどうするかというと、石を掘って隠れ家を作ったり、掘った石を積み上げて家を作るなどして、安全地帯を作るのである。
そうして身の安全を確保した後は、自動生成によって(ほぼ)無限に広がるフィールドで、カッコいい家を建てるなり、洞窟を探検するなり、畑で作物を作るなり、プレイヤーが自由にやりたいことをやっていい。
というところまでが、Xbox360版Minecraftのチュートリアルだった。この時点で僕は「あ、無限にプレイできちゃうな」と思ったのである。
無限にできちゃうということは、ものすごい時間泥棒になる可能性があるということで、ハマっちゃったら怖いなぁ、と思っていたんだけど、Macでもプレイ可能なことだし、こんなに面白そうなゲームをやらないのは損だ、というゲーマー心に火が着いて、今日Minecraftをプレイするためのプレミアムアカウント権を購入してしまったのである。クレジットカードで。
Minecraft.appが動かない
で、ここからが本題。やっとかよ。
Minecraftの正式版をプレイするために必要なプレミアムアカウントの購入は、VISAのクレジットカードを使うことで、驚くほど簡単に済んでしまった。
しかし、公式サイトからMac OS用のランチャーであるzipで圧縮されたMinecraft.appをダウンロード・解凍し、起動しようとしても、全く起動しない。クリックしてもうんともすんとも言わないのである。非常に困った。
解決方法を探そうと「Mac Minecraft」でgoogle検索してみても、変なダウンロードサイトしか出てこない。
一瞬諦めかけたのだが、変なダウンロードサイトをずーっと飛ばして、かなり下の方に出てきたサイトに書いてあるのとほぼ同じ手順を踏んだところ、無事Minecraftをプレイすることが出来た。そのサイトがこちら↓。
その場のノリと勢いで: macでminecraftを64bitで快適に遊ぼう
当記事の主な目的は、こちらのサイトの検索順位を上げることにあると言っていい。
上手く動かない原因は、どうやらデフォルトのMountain Lionから除外された、JAVAが関係しているらしい。
自分がやった手順は、以下の様な感じ。真似する場合はあくまでも自己責任で。なお、以下の記事は、ファイルの拡張子を表示するように設定していることを前提に書いている。
Mac-拡張子の表示
1.公式サイトから最新のJAVAをダウンロードしてインストール
「JAVA」でググれば出てくるはず。現時点ではこちらのサイトから。
java.com: あなたと Java
2.「JavaApplicationStub」の置き換え
上にリンクを貼ったサイトに書いてあるのと全く同じ方法で、「JavaApplicationStub」というファイルを置き換える。
まず、公式サイトからダウンロードしたランチャーであるMinecraft.appを右クリックして「パッケージの内容を表示」を選ぶ。すると、Minecraft.app内のフォルダが表示されるので、Contents>MacOSという順に開くと、「JavaApplicationStub」というファイルがあるはず。
そうしたら、そのファイルを、下記のフォルダ内にある、「JavaApplicationStub」という同名のファイルで上書きする。
『/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/A/Resources/MacOS/』
3.「info.plist」の内容の書き換え
更に今度は、上と同じ方法でMinecraft.app>Contentsと開き、その中の「info.plist」というファイルを、「テキストエディット」等のアプリで開く。
自分の場合、ファイルの末尾の方に以下のような記述があった(上にリンクを貼ったサイトとは微妙に記述が異なっていた)。
そこで、赤字の部分を以下のように書き換えた。
どうやら上の方の行は、使用メモリ量に関係しているらしいので、書き替えなくても起動はするかもしれない。むしろ大事なのは下の方の行、バージョンの指定をしているらしき部分のようだ。
以上の手順を踏んで、改めてMinecraft.appを起動したところ、無事起動、プレイすることが出来た。感動である。思わず3時間ほどぶっつづけでプレイしてしまった。クリーパーに一回やられた。
動作速度の方だが、やはりMacBook Airの2011年モデル、しかもcore i5なので、画質を最高設定にするとかなりカクカクになってキツい。画質を落とせばそれなりに遊べる、という感じ。
ここまで書いてなんだが、こんなに複雑な手順を踏むくらいだったら、普通にXbox360版をやればよかったかもしれない。とりあえずMODが使えるかどうか試して、もしもダメだったら、Xbox360版の購入も検討してみたいと思う。
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追記(2012/12/06)
先日、諸事情でMountain Lionをクリーンインストールしたので、改めてMinecraftをインストールして起動したところ、何ら問題なく起動した。なぜ以前は起動しなかったのかさっぱりわからない。
あと、MODに関しては全く問題なく起動している。