rh日和(仮)

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ファイティングスティックV3のPS2化改造

 数日前に、『ファイティングスティックV3』を中古で安く購入した。
 中古のファイティングスティックV3を購入 - 思考だだ漏れノート

ファイティングスティックV3(PS3用)

ファイティングスティックV3(PS3用)

 どう活用するか考えていたのだが、結局、以前から使っていてだいぶ傷んでいた、サンワ化鉄拳4スティックの中身を移植することにした。
 (以下が今までの鉄拳4スティック改造記事。ムダに多い。)
 鉄拳4スティック改造したった。 - 思考だだ漏れノート
 鉄拳4スティックをXbox360用に改造 - 思考だだ漏れノート
 鉄拳4スティック改造(画像あり) - 思考だだ漏れノート
 鉄拳4スティック ボタン増設 - 思考だだ漏れノート
鉄拳4スティック

鉄拳4スティック

 中身を移植と言っても、D-sub端子でマルチ化してあったのを結局PS2専用に戻したりと、色々と個人的な事情があったのだが、あまり有用な情報ではないと思うので、簡単に手順だけを書く。そもそもPS3用のスティックをPS2用に改造しようなんて人、他にいないだろうし。

改造の手順

  • まず裏蓋をネジで開ける。基本。
  • 基板についているコネクタを外す。上・左・右の三箇所。コードを引っ張ると外れやすかったが、断線の危険があるのでオススメしない。
  • レバーを外してサンワレバーと交換。
  • メインの六ボタンをサンワボタンと交換。基板直付なので、ハンダ吸い取り線で基板のハンダを吸い取ってから取り外す。
  • スタート・セレクト・R2・L2の部分の基板をネジで外し、各ボタンとGND、計五本の信号線(リード線)をハンダ付けする。GND部分がなんだかわからない素子と繋がっていたので、念のため、基板をパターンカットして断線しておいた。
  • 鉄拳4スティックの中身を移植し、レバー・ボタンと接続。

 完成した写真がこちら。相変わらず汚いデスクである。

 変換器でXbox360に繋いでテストしたところ問題なく動作した。鉄拳4スティックにはR2・L2の信号を乗っ取れるポイントが無い(多分)ので、R3・L3ボタンになっている。ちなみに使用している変換器はデイテル・ジャパンというメーカーのもの。

(PS3/Xbox360用)マルチコントローラ変換アダプタ

(PS3/Xbox360用)マルチコントローラ変換アダプタ

 ファイティングスティックVシリーズを使うのは初めてなのだが、使い勝手はそんなに悪くない。しかしリアルアーケードPROシリーズと比べてしまうと、やはり安定感が無いのは否めない。高さがないので膝置きにも適さないし。自分は既にRAP2を持っているので、このスティックはもてあますことになりそう。
 PS3の基盤はそのまま残しておいてあるので、もし今後PS3で格ゲーをやることがあったらPS3用に戻す予定。まぁ、多分無いだろうけど。そういやブレイブルーとジョジョの3DのやつはPS3専用なんだっけか。
 あるいはPS3の基盤をRAP2に移植してみるのも面白いかもしれない。素直にPS3用のRAP買えよ、と思わなくもないが。