rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

MacにおけるゲームのHDMIキャプチャについて

 以前、『美男子の捕獲術 For Mac』というキャプチャデバイスを廉価で買ったこと、およびそれ用のドライバソフトの入手に苦労したことを、ブログに書いた。
 『美男子の捕獲術 For Mac(SD-USB2CUP-MA)』のドライバについて - 思考だだ漏れノート

 なぜそのデバイスを買ったかというと、ゲームの映像をプレイしているところをネットで配信したいと思ったから。
 なのだが、そのときは買ったことに満足してしまい、配信をすることはなかったのだった。いわゆる、手段の目的化、というやつである。

S端子でXbox360のゲームはキツい

 で、最近になってようやく配信する気が起こったので、色々試してみて、驚愕の事実が発覚。

  1. 『美男子の捕獲術 For Mac』が対応しているビデオ端子の接続規格はコンポジット端子とS端子
  2. 僕がキャプチャしたいゲームは、Xbox360の対戦格闘ゲーム『アルティメットマーブルVSカプコン3(アルカプ)』
  3. コンポジット端子やS端子だと、画質が悪すぎて、対戦するときに画面が見づらい

 →配信出来ない
 この事態は全くもって盲点だった。
 Xbox360のゲームは、基本的にデジタルのハイビジョンテレビ向けに作られているので、アナログであるコンポジットやS端子で繋ぐとヒジョーに見づらい。細かい文字が潰れて読めなくなったりするレベル。
 まぁ、噂によると、ものすごく格ゲーが強い人が14型ブラウン管でプレイしていたりもするらしいので、慣れればどうとでもなる話なのかもしれないが、どうせゲームをプレイするなら、なるべくストレスになるような要因は排除したい。

Mac用のHDMIキャプチャデバイス

 そこで、MacでHDMIキャプチャ可能な商品を調べてみたところ、『Elgato Game Capture HD』という商品が見つかった。

 これは、HDMI対応(PS3はコンポーネント・D端子まで)、スルーモード搭載(遅延無し。多分)、USB接続、おまけに録画も可能という優れもの。
 価格は2万円前後で、1000円で美男子の捕獲術を買っていた頃よりは余裕があるので、頑張れば手が出せなくもない。しかしそこまで出してまで配信したいという程でもないような微妙なライン。
 一つネックがあるとすれば、僕のMacBook Airでスペックが足りるのかという問題。ハードウェアエンコードではあるものの、圧縮後の映像を表示しつつ配信をするのに果たしてスペックは足りるのだろうか。
 それにしても、HDMIキャプチャの価格もずいぶん下がったものである。昔はスプリッタだけでもかなり高価で絶望したものだったというのに。