rh日和(仮)

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ホリ『ハンティングギア for ニンテンドー3DS LL』使用レビュー

 ホリの『モンスターハンター4 ハンティングギア for ニンテンドー3DS LL ゴア・マガラ ブラック』を買い、2日ほど使ったのでレビューしてみる。最初に言っておくと、このグッズ、非常にオススメです。

ハンティングギアを買った理由

 以前このブログでも書いたとおり、モンハン4購入とほぼ同時に、ニンテンドー純正の『拡張スライドパッド(LL用)』を買って使っていた。
 モンハン4で純正拡張スライドパッドを使った感想 - 思考だだ漏れノートG
 

ニンテンドー3DS LL 専用拡張スライドパッド

ニンテンドー3DS LL 専用拡張スライドパッド

 しかし、どうもこの拡張スラパ、持ちにくくて手が疲れる。ついでに言うとRボタンやZL・ZRボタンが押しづらい。確かに右スライドパッドは結構便利だが、長時間のプレイしているうちに、耐え難いほど手が痛くなってきた。

 そこで、『持ちやすくすること』を目的としたLL用グリップを色々吟味した結果、ホリの『ハンティングギア for ニンテンドー3DS LL』が一番よさげだと思い、ビックカメラに買いに走ったのである。本当は電車で行ったのである。

 実を言うと、拡張スラパを買うときに、このハンティングギアと、『拡張ハンティングパッド』の3つのうちどれにするかを非常に迷った。なので考え方によっては拡張スラパを買ったのは失敗だったとも言える。しかしモンハンを快適にやるために背に腹は変えられない。それに、1000円2000円で失敗したっていいじゃんか!と、自分に言い聞かせることで心の平穏を保っている今日このごろ。

CYBER 拡張ハンティングパッド (3DS LL用) ブラック

CYBER 拡張ハンティングパッド (3DS LL用) ブラック

ふぉとぎゃらりー

 以下、写真。明かりの当て方が下手で見づらいのはご容赦下さい。

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 ↑箱と中身。中身はちゃんと透明な袋に入っていたが、帰宅途中に待ちきれず開封してしまった。子供か。

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 ↑裏側。モンハン風のフォントで「MONSTER HUNTER4 HUNTING GEAR」と書いてある。左下と右下の穴はストラップを通す用。

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 ↑Lボタンの部分。一番左の箇所がLボタンに接触して、ハンティングギアのLボタンと連動する。真ん中の箇所がLLの穴にハマって固定される。一番右の箇所はゴムのクッション。

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 ↑下部。ここもゴムになっていて、LLを支える。つけはずしで傷つく心配はなさそう。

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 ↑3DS LLを装着したところ。脱着は割と簡単。L・Rボタン部分の装飾がゴア・マガラの爪っぽい。

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 ↑上からのアングル。電源コード・カートリッジの部分だけでなく、赤外線ポートもきちんと開いている。

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 ↑左側。見ての通りLボタンが(Rボタンも)サイドのほうまで伸びているため、非常に押しやすい。ボリュームも変更可能。

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 ↑右側。純正スラパと違い、Wi-Fiスイッチにもアクセスできるが、タッチペン差込口、SDカード差込口はやはり使えない。

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 ↑下側。プラグがよっぽど大きくなければイヤホン・ヘッドホンがちゃんと使えるだろう。

使用感など

 使い勝手に関して言うと、まずなにより持ちやすい。本当に持ちやすい。人間工学に基づいて作られている感じでとても快適である。これだけでも買ってよかったと思える。

 強いて言えば、PS3やXbox360のコントローラーのように、もう少し形を「ハ」の字のように開いてもらったほうが(この説明で伝わるだろうか)持ちやすいのだが、そうするとさらにタッチパネルを押しにくくなってしまうので仕方ないのだろう。構造上、どうしても親指とタッチパネルとの距離が離れてしまうが、少なくとも自分にとっては十分許容出来るレベルである。

 また、L・Rボタンが大きく、作りがしっかりしていてすごく押しやすい。押したはずなのに押せてないなんてことが起こらないように、ちゃんと設計されているようだ。素晴らしい。

 さらにこの大きいL・Rボタンと持ちやすい形状のおかげで、「中指でL・Rボタンを押すことで親指をタッチパネルに届きやすくする」というテクニックが可能。おかげでむしろタッチパネルが押しやすい。

 難点を挙げるとすると、若干重いのは気になるところ。キッチン用重量計で測ったら約150gあり、LLと合わせると約500g。500mlペットボトル一本分である。握りやすいので手先は疲れにくいが、長時間使うと腕が疲れてくるかもしれない。そのぶん頑丈な作りになってはいる。

 また、他のレビューサイトにも書いてあったが、全体的な作りが若干大きめで、自分は問題なかったが、平均的な成人男性より手が小さい人にとっては、ちょっと大きくて握りづらいと感じるかもしれない。

 ストラップに関しては、決してショボくはないが、モノ自体はオマケ程度だと思ったほうがいいだろう。単品で売るなら100円程度が相場といったところか。

 色みは紫がかった黒であり、ゴア・マガラをイメージしているようでこれ自体悪くはないのだが、さっきカプコンのサイトを見ていたら、「モンスターハンター4 スペシャルパック(ゴア・マガラブラック)』という、オリジナルデザインの3DS LLとソフトの同梱版を見つけた。で、この同梱版のLLの本体色は、どうやら完全な黒。同じ「ゴア・マガラブラック」なのに。ちょっと残念ではある。

まとめ

 格闘ゲーム用のアーケードスティックを作っているという理由で、個人的に以前からホリというメーカーをひいきしており、3DS LLを買った時も、液晶フィルムとケースはホリのものを選んで買った。どちらも満足している。

 そして今回買ったハンティングギアも、そのひいきを裏切らない素晴らしい出来であった。個人的に、もはやコレなしでのモンハンのプレイはありえないというレベル。

 やや重め・大きめだったり、タッチペンが出し入れできないという点は注意が必要だが、3DS LLが持ちづらいと感じていて、かつそのへんを許容できるという人には、是非使ってみて欲しい。ステマではなく。