rh日和(仮)

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無印良品の『ヌメ革二つ折り財布 生成』を買った

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ユニクロから無印へ

 およそ8年ほど、ユニクロの財布を使い続けてきた。ユニクロの財布と言っても、(商品表示を信じるならば)ちゃんとした革製、しかも外側にはブライドルレザーという革を使用していたらしく、実際ミョーに質感が良かった。

 8年も使い続ければ当然ダメージが蓄積するわけで、外側の革と内側が剥がれて二つに分離してしまったこともあった。このときは両面テープで貼り付けるという応急処置をして使い続けたのだが、最終的に見るも無惨なボロッボロになってしまい、どのくらいボロッボロかというと、買い物の度に店員に「うっわ、こいつの財布ボロっ」と蔑まれているのではないかと不安になるほどで、女性店員だった場合それも一種のご褒美になりうるかな、などとバカなことを一瞬考えたものの、結局買い替えることにした。

 何度もこのブログで書いた通り、最近レザーブーツの手入れにハマっており、その流れもあって次の財布も革製にしたいと考え探していたところ、「無印良品のヌメ革財布がコスパ良し」という情報を入手。

 ヌメ革二つ折り財布 生成 | 無印良品ネットストア

ヌメ革の魅力

 なんでもヌメ革というのは、タンニンでなめした革のことで、使い込む程に色味や光沢が変化し、味が出るらしい。特に元が薄い色のものは、経年変化によってキレイな「飴色」に変化するとのこと。

 経年変化。いい響きである。ジーンズとかレザーブーツとかを愛用しているうちに、なんだか経年変化という言葉に弱くなっている気がする今日この頃。

 おまけに無印のものは似たようなタイプのヌメ革財布(↓こんなやつ)より半額ほど安く、かといって品質が劣るというわけでもないらしい。僕のようなノーマネー族にとって、ユニクロからの買い替えにはちょうどいい。

見た目は革、ちょっと硬め

 というわけで買ってきた『ヌメ革二つ折り財布 生成』。

 ヌメ革を使うのは初めてだが、革の質感はまぁまぁかな、といったところ。収納の形状自体はいたってオーソドックスな小銭入れつき二つ折り財布で、札入れ、小銭入れ、カード入れの数やサイズに至るまで、前のユニクロ財布とほぼ同じだった。

 ただ、使い初めなのでしかたないことだが、まだかなり硬い。今ちょうどお札(もちろん千円札)も小銭もカードもいっぱい持っていたせいで、全部入れるとパンパンになってしまったため、カードが数枚抜く事にした。ヘンな型がついてしまう恐れもあるので、今後はなるべく小銭やカード、レシートは少なめにするよう心がけたいところ。

オイルを塗った

 経年による色の変化を均等にするためには、まず使い始める前に数週間日光に当てて内面のオイルがしみ出させるのがよいらしいが、正直めんどくさいのでやらない。買ったものを何週間も置いておくなんてムリ。ガマンできない。こらえ性の無いヤツなのである。

 革用のオイルを塗るのもいいらしい、と聞き、ちょうどブーツに塗るためのミンクオイルを持っていたので、手で薄く塗ってみたところ、ほんのり色が濃くなった感じがし、柔らかさも増していい感じになった。

 使う上での注意点としては、雨に非常に弱く、濡らすとすぐに染みになってまうとのこと。はたして粗忽な自分に濡らさず使うことができるだろうか。

 この財布がどうかはわからないが、いい革製品はモノによっては十年使えるらしい。今後も気長に面倒を見つつ付き合っていけたらいいなと思う。よろしく、財布さん。

追記(2015/11/10)

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 2年使って現在の様子がこちら。だいぶ茶色くなり、テカリが出ている。

 ただ手入れなどは特にしていないので、色の変化よりも汚れのほうが目立つ感じ。基本的にバッグに入れているのもあるだろう。痛みやほつれは出ていないので、まだまだ使えそう。

 ちなみに僕が買った時は4000円だったこの財布だが、その後廃番になり、新たにパスケース付き7000円になった。3000円のパスケースって、何?

www.muji.net

 そしてその新商品も現在ネットストアでは在庫無し。店頭では売ってるみたいだけど。また仕様が変わるんだろうか。無印の商品は仕様がコロコロ変わるのが難点だなぁ。