rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

アサシンクリード4をエンディングまでクリア

 土曜日の8時間くらいを費やして、『アサシンクリード4』をようやくエンディングまでクリア。長かった。長かったぜ。まぁ時間がかかったのは、サブミッションと平行してメインストーリーを進めていたからで、サブの方もあとちょっとでクリア出来るんだけど。

アサシン クリード4 ブラック フラッグ

アサシン クリード4 ブラック フラッグ

 とりあえず全体の感想としては、かなり面白かった。海戦と、カリブ海の美しいロケーションという二つの要素が最大の面白ポイントであった。

 シリーズ特有のかったるいポイントは今作にもある。船での移動がやたらと時間がかかる。サブ目標の表示がわかりづらいせいで、気づかずにミッションクリアしてしまいやり直す、ということが何度もあった。

 しかしそういう欠点を補ってあまりあるくらい、今作で描かれた世界観が魅力的だった。

 荒々しい海賊の生き様を描いたストーリーも秀逸だった。別れた仲間たちを想うシーンでは思わずホロッと来た。キャラによって出番の多さがまちまちであり、「こいつ誰だっけ…?」と思うこともあった。実在の海賊を使っているので、そのへんは脳内で補完してくれ、ということなのだろうか。

 現代編の方も、謎が謎を呼びつつ、アサシン、テンプル騎士団、そして「かつて来たりしもの」それぞれの思惑が交差し、続編に期待が持てた。世界観の説明がしっかりなされているという点で、今作の現代編はかなりよかったと思う。ただ、主人公が完全に一人称で無人格なのは、個人的にちょっと好きじゃないかも。

 難易度は今までと比べても簡単だったと思う。フルシンクロも一部を除けば簡単だった。初見では気づきにくいものもあったが、ググれば簡単に出来た(こういうのって「簡単」って言っていいんだろうか?)

 ただ、何をやるにもとにかく時間がかかるのがけっこうストレスではあった。一番しんどかったのが、海戦で敵の船に乗り込むとき。とにかくテンポが悪い。このせいであまり海戦をやる気がしない。

 あと、隠しアイテム(マヤの鍵や隠し宝箱)を見つけるときに毎回デモが入るのもマイナスポイント。隠した空箱の方は一応スキップできるが、それでも時間がかかる。

 総じて言うと、やや作業感はあるものの、それを補ってあまりある魅力のある作品だったと言える。まぁアサクリに作業感があるのは毎度のことだし。