rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

Magsafeが充電できなかったが、ピンをいじったら治った

 今回は、いったん自分を落ち着かせるためにブログを書くという、新しい試み。

Magsafeが断線した

 大晦日。MacBook Airを膝の上に置き、時折いじりながら『笑ってはいけない熱血教師』を見ていたところ、通りかかった家族が電源ケーブルに足をひっかけ、Magsafeコネクタが思いっきり外れた。
 その時は気づかなかったのでそれが直接の原因となったのかどうかは不明だが、Magsafeコネクタ(直線型の新しい方。Magsafe2ではない)の根元部分の被膜が破れ、シールド線が千切れている。見事に断線してしまったのだ。以前から根元部分が弱っているような様子が見られたのだが、こんなにあっさり断線してしまうとは。
 断線の理由は過失だし、Apple Careにも入っていなかったし、サポートをしてくれる店舗に行って交渉するのも面倒だったので、潔く新しいのを買うことにした。

買い換えたMagsafe電源アダプタが充電できない

 元旦。さっそく某電器店でMagsafeアダプタの45Wを買ってきた。ちなみに型番はMC747J/A。
 真っ直ぐ帰宅し、MacBook Airに差し込んでみたところ、問題発生。
 なぜか充電が出来なかったのである。
 メニューバーの電池アイコンは接続中のマークにはなる。しかしクリックしてみると(充電はできません)という文字が。どういうこっちゃ。
 よくみると、Magsafeコネクタのランプも点灯していない。
 色々ネットで検索してみると、同様の現象自体は珍しくないらしい。
 しかし、対処法として書かれていた「いったん抜いてしばらくしてから接続しなおす」「本体やアダプタを温める」「SMCのリセットをする」といったものを試してみたがどれもダメであった。

いろいろ考える

 なぜ充電できないのだろうか。
 一番に思いつくのは、Magsafeコネクタの初期不良。
 しかし、これ以外にもう一つ、心当たりがある。
 大晦日の日にMagsafeが断線してしまったのだが、実は断線に気づいたのは元旦の朝であって、それまでの間は断線したMagsafeを繋ぎっぱなしにしていたのである。
 シールド線というのはたいていグランドになっているはずなので、そこが千切れていたということは、MacBook Air本体、あるいはバッテリーの電圧管理が何らかの形でおかしくなっている、という可能性が考えられるのだ。

今後どうするか

 今後の対策を考えないと、MacBook Airは永遠に充電できないままである。
 とりあえず別のアダプタを買おうか。
 純正のアダプタは6000円以上したが、純正ではない互換品のMagsafeは、現在Amazonで3000弱で買える。

 本来MagsafeのライセンスはAppleが独占しているため、互換品は作れないはずなのだが、なぜ売られているのかは不明。
 しかし、先述のMacBook Air本体がやられているというケースだった場合、アダプタを買い替えても何の意味もないことになる。

とりあえずは…

 充電できない場合の対策として、「コネクタを抜いて一時間以上おいてから再度接続しなおす」というのがあったので、コネクタを抜いたまま一晩放置して様子を見ることにしようと思う。
 新年早々災難だ。

追記(2013/01/02)

 一月二日。再び某電器店に行ったが、どうも「交換してください」と言い出せなかった。
 そう、持ち前のチキンが発動したのである。
 もしもこれがアダプタの不具合ではなく、MacBook Airの不具合だったら…と考えてしまうと、どうも気が引ける。いや、考え過ぎだということはわかっている。わかっているが一歩が踏み出せない。チキンたるゆえんである。
 そのまますごすご帰っても、MacBook Airは充電できないままなので、とりあえず近くの某電気街で、サードパーティ製の60ワットのアダプタを購入。って書いてる時点で僕がどこに行ったか大体バレてしまうが。
 買って帰ったところ、拍子抜けするほどあっさりと、何ら問題なく充電が可能であった。
 となると、やはりアダプタの不具合だった可能性が高いわけで、俄然自信が出てきた。そのうち最初に買ったアダプタを交換か返品に出しに行こうかと思う。なんというか、自分の器の小ささに辟易してしまう。今更悩んでいてもしょうがないのはわかっているものの。

さらに追記&タイトル変更(2013/5/18)

 MagSafeコネクタの中央ピンを絶縁して充電率固定で給電状態にしてみた
 上のサイトによると、5本あるピンのうち中央を絶縁すると、給電はされるがバッテリーは充電されないらしい。
 そこから推測すると、僕のmagsafeは中央のピンがキチンと端子に接触していないのではないか、と考えた。
 そこで、ピンを精密ドライバーでグリグリと適当にいじってみた。コンセントに刺しっぱなしだと感電する危険があるので、もちろんちゃんと抜いてから。
 途中でピンが引っ込んだまま出てこなくなったり、仕方ないのでその穴を丸形のヤスリの先端でこじってピンを出したり、とても修理とはいえないような作業だった。
 しかしその後改めてMacBook Airに繋いでみると、なんとランプが点灯。メニューバーの電源アイコンから確認したところ充電中との表示が。やってみるもんだ。たまに接触が悪いのかランプがつかないことがあるが、接続部をずらしたりするとすぐ直る。
 早まって買い替えたりなくてよかった。しかし、断線しやすかったり、ピンの微妙な形状によって充電できなかったり、どんだけ繊細やねん、Magsafe。独自規格を作るんなら、もう少しまともなものをにして頂きたい。まぁ、Appleのいつものやり方と言えばそれまでなんだろうが。Magsafe 2の方はこのへん改善されてるんだろうか。