『すれちがいMii広場』とは、ニンテンドー3DSにプリインストール、すなわち買ったときから本体の中に入っているゲームソフトである。
ゲーム内容は、すれちがい通信ですれ違った人のキャラ(Mii)を使って複数のミニゲームをプレイする、というもので、はじめは「ピースあつめの旅」と「すれちがい伝説」という二本のミニゲームが遊べる。
さらに、追加のミニゲームである「4つのあそび」を購入することで、遊べるゲームを最大四つ増やすことができる。いわゆるダウンロードコンテンツである。
で、その追加のミニゲームが、ゴールデンウィーク限定のセールで値引きされていた。ので、買った。買いました。はい。
『すれちがいMii広場』有料で追加できる「4つのあそび」がGW限定セール ― 最大で543円もお得 | インサイド
実を言うと『すれちがいMii広場』はあんまりやっていなかったのだが、以前から家族がわりとよくプレイしてて、僕にもプレイするように迫ってきていた。ミニゲームによっては、累計すれちがい人数が多い人とすれちがうほどメリットが増えるので、僕がいろんな人とすれちがいをすれば家族にも恩恵があるわけだ。
どーせやるなら追加ミニゲームも買ったほうが楽しみが増えるかな、と思っていたところに、今回の値引き。これは「買え」という天もしくはニンテンドーからの啓示か、などと脈絡のないことを考えつつ購入に至った。
さっそくプレイした感想を書こうと思ったのだけれど、若干書きにくい。
なんつーか、どのミニゲームも、全般的に可もなく不可もなく、というか、毒にも薬にもならない、というか、要するにかなりライトなゲームなのである。
ほとんどのミニゲームは、かなり難易度が低い。というか、ひたすらボタンをポチポチ押していればどんどんゲームが進んでいくので、作業感が強い。ゲームをやっているというより、Miiによるデモムービーを見ている、という感覚に近い。例外として「すれちがいシューティング」というミニゲームは割りとマジメにシューティングゲームをやっているが。
おまけに、どのゲームも基本的にはすれちがい通信をしなければプレイできない仕様のため、一度にプレイできる量が限られてくる。「今日は休みだからガッツリ進めよう」なんてことは、山手線に乗車し続けてすれちがい通信しまくる、みたいなことをしない限り不可能なのである。
このへん、子どもが(あるいは大人も)ゲームにハマりすぎないようにゲームデザイン的な対策を施した例としては、ものすごく画期的なことなのかも知れないが、僕のように他人に対するキョーミが薄い人間は、すれちがい通信自体をあまり楽しめない。結果、単調な作業ゲーと化す。いや、ホントはそこまで作業ゲーではないんだけど。
トータルで言えば「お子様でも安心して楽しめます」という感じのゲーム群である。ちょっとした時間つぶし用だと思えば値段もちょうどいいかもしれない。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2011/06/02
- メディア: Video Game
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