イベクエ以外の全クエストをソロクリアしたMH4。そろそろオンラインの協力プレイをやってみるか、ということでここ数日やっているのだが、思いの外楽しい。
最低限のマナーを弁えない、いわゆる「地雷」と呼ばれるプレイヤーがオンライン上で問題になっていると聞いていたが、実際やってみるとそれほど多くない。むしろそういう人は自分の意に沿わないことがあると勝手に出て行ってくれることが多く、煩わされることはそれほど多くない。
また、過度なコミュニケーションや特定の装備・戦法を押し付けてくる人がいるのではないかと不安だったがそんなこともなく、みんな結構淡白にプレイしている。普通にプレイするだけなら定型文だけでもわりと意思疎通できるので、「高性能なNPCと一緒にプレイしている」という感じで案外気楽にやれる。
今までオンラインプレイに対してどうもメンドーそうという先入観を持っていたのだが、こんなに楽ならもっと早くやっていればよかった、と思う一方、ここまでソロでやったおかげである程度プレイヤースキルが身についた面もあるので、それはそれでよかったのかもしれない。
ひとつ問題があるとすれば、現在自分がMH4をプレイするモチベーションは発掘装備、真鎧玉およびお守りの入手であって、その三つを効率よく、かつ楽に集めることができるクエストがシャガルマガラのギルドクエストに限られている、ということである。
シャガルマガラのギルクエは報酬の質、量ともに全モンスター中最高ランクで、しかもシャガルマガラ自体が攻撃のモーションが遅く戦いやすい。もちろん戦いやすいとは言っても高ランクになると即死攻撃を頻繁に放ってくるのだが、それは他のモンスターでも変わらない。
というわけで、必然的に効率を求めるプレイヤーはシャガルマガラのギルクエに集まるようになる。上記の装備・アイテムがある程度集まったプレイヤーは、装備の見た目にもこだわって別のモンスターを狩っているらしいが、そこまでいくともはや趣味の領域である。ゲームなんだからもともと趣味なんだけども。
その結果生じるプレイスタイルは「シャガルマガラを狩る→そこで得た装備でハンターの装備を強化する→そしてその装備でさらにシャガルマガラを狩る→…」という繰り返し。ここまでくるともはやモンスターハンターでもなんでもない。ただのシャガルマガラハンターである。できればもうちょっといろんなモンスターを狩るモチベーションが生じるようなゲームバランスにして欲しかった。
あとどうにも武器種が偏りがちなのも気になる。発掘武器が無く強力な操虫棍、生産武器の性能が発掘武器とほぼ遜色ないヘビィボウガン、発掘武器の厳選がわりと簡単(らしい)な弓などが圧倒的に多い。
もちろんパーティプレイにおいて、段差なしで乗りが狙える操虫棍と遠距離から攻撃できる射撃武器が有用になるのはある程度必然的なのだが、どうも他の武器を担ぎにくい雰囲気になっている気がする。気にし過ぎだろうか。
そんなこんなで、楽しいんだか楽しくないんだかよくわからない感じでMH4をやっている。協力プレイは楽しい。しかしシャガルマガラばっかりで飽きる。そろそろ他のモンスターにも手を出してみるか。しかしその前にシャガルマガラを狩って装備を鍛えねば…。以下無限ループ。
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