rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

「ブレイブリーセカンド」をはじめた

3DSのRPG「ブレイブリーデフォルト」の続編「ブレイブリーセカンド エンドレイヤー(BSEL)」をプレイしはじめた。

 発売前から気になっており、いずれやろうと思っていたのだが、おととい近所の中古ゲーム屋に行ったら、GWのセールで新品が安く売っていたので(なぜか中古より新品のほうが安いという逆転現象が起こっていた)早速買ったのである。ちなみに同じく新品がセール価格になっていた「シアトリズム ドラゴンクエスト」も一緒に買った。

 ブレイブリーシリーズは、「ブレイブリーデフォルト フォー・ザ・シークウェル(BDFtS」をクリア済み。いわゆるコマンド式のRPGをプレイするのはかなり久しぶりだったのだが、かなり楽しめた。

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 というわけでプレイ開始時の難易度選択では上級者向けのHARDを選んだ。なるべくクリアまでHARDのまま行きたいところ。

 ゲーム開始し、前作のあらすじが流れたあと、いきなりびっくりな展開が。詳しく書くとネタバレになるが……うーん、とりあえず書かないでおこう。

 その後なんやかんやあって序章をクリアし(はしょりすぎ)、現在第一章まで進んだ。ゲーム的にはまだまだこれからといったところか。

 ストーリーの方は、ネットで批判されている通りちょっと軽すぎる感じはある。「さらわれたアニエスを救い出す」という重大な目的で冒険しているにも関わらず、テントでだべったり、担々麺を食ったりと、いちいちどうでもいい寄り道ばかりするので、どうにも緊張感がない。

 しかしぶっちゃけ僕はこのシリーズにそれほどマジメなストーリーを求めていない。そもそも前作の時点で「ノリが軽いなぁ」と思いながらプレイしていたので、特にマイナスではない。あくまで個人的に。

 一方システム面ではBDFtSの改善点を引き継いでいるため非常に快適で、手に入れたジョブを駆使して戦闘を進めていくというブレイブリーシリーズの醍醐味は健在。新ジョブもなかなか工夫があって、戦闘が単調になりにくい。

 前作から引き続き登場するジョブはサブイベントで入手できるのだが、毎回二者択一を迫られ、どちらか自分で選んだほうのジョブしか取得できないようになった。これもなかなか新鮮。ただどのサブイベントもどっちを選んでも後味が悪くなるっぽい結末で、なんだかスッキリしない。この選択にあとあとゲーム的な意味が出てくるのだろうか。

 また今作には「カプカプメーカー」というミニゲームが追加されている。

 ゲーム内容をざっくりと言うと、よりリアルタイムな操作が要求される「クッキークリッカー」といった感じ。っていうかおそらくクッキークリッカーを意識して作られている。公式Twitterも類似を認めているし。

 自分はクッキークリッカーにもハマったクチだが、カプカプメーカーにもついつい本編そっちのけでのめりこんでしまい、気がつけば三時間ほどかけて全アイテム購入までこぎつけてしまった。あとはただひたすら資産を増やすだけ。

 効率よくアイテムを購入していくコツは、資産を減らしすぎないよう、費用対効果を見極めながら順次アイテムを使用・購入していくこと。アイテムを使うタイミングにも気を使ったほうが効率は上がるだろうが、そこまで考えるより、適当に時間をかけてやったほうが気分的にラクだと思う。


 ゲーム全体として見ると、正当的な続編としてはまぁ上出来かな、といった印象。ただマップや、モンスター、音楽、ジョブなど、前作からの使い回しが結構多く、やや新鮮味には欠けるかもしれない。モンハンで例えるなら、前作BDFFが「モンスターハンターポータブル 2nd」、BDFtSが「モンスターハンターポータブル 2ndG」、そして今作BSELが「モンスターハンターポータブル 3rd」といった位置づけだろうか。モンハンやってる人にしかわからない例えで申し訳ないが。

 とはいえゲームとしての出来がいいことは間違いなく、ひたすらレベル上げに邁進するもよし、手持ちの戦力で戦術を組み立てボスを撃破する快感に浸るもよし、はたまた縛りプレイでやりこみを極めるもよし、という王道RPGの進化系と呼ぶにふさわしいゲームバランスは相変わらずよくできている。RPG好きな人には間違いなくオススメ。