バッグを買ったので紹介。MEIというメーカーのショルダーバッグ。型番は「MDN-400T」。
[エムイーアイ] MEI ポリコーティングシリーズ ショルダーバッグ MDN400T 92 (クロ)
- 出版社/メーカー: MEI
- メディア: ウェア&シューズ
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買ったきっかけ
某所の東急ハンズでたまたま見かけたこのバッグ。ちょうど新しいバッグを買おうと思っていたところだったのだが、一目見て気に入ってしまった。
まずデザイン。飾り気が無く極めてシンプル。シンプル好きの僕にはたまらない。かぶせタイプのショルダーが欲しかったので、そこも合格。
そして表面の黒い生地の質感がなかなかいい。写真だとなかなか伝わらないかもしれない、ターポリンという、ポリウレタンコーティングの素材を使用しているらしく、しっとりとしていて適度な光沢がある。本来は横断幕など耐久性が必要なものに使われる実用向けの素材らしいが。
留め具がマジックテープではなく、マグネット式というのもいい。電車や図書館でベリベリ鳴らさずに済む。
これだけお気に入りポイントがあり、かつそこそこ作りもそれほど安っぽくないにも関わらず、お値段は6000円程度とお手頃。何度も値札を確認したくらいである。
思わずそのままレジに持って行こうかと思ったが、衝動買いは良くない、という先祖代々の教え(嘘)に基づき、なんとか踏み止まった。それが確か2ヶ月ほど前のこと。
その1ヶ月後、つまり今から1ヶ月ほど前に、同じ東急ハンズに行ったところ、全く同じものが売っていたので、もはやこれは運命だと思い、購入に至ったのである。結局衝動買いとあまり変わらない気がするが、気にしてはいけない。
写真ギャラリー
フタを開けたところ。内側は黄色で、コーティングなしの素材。あまりシックな色合いではないが、バッグ内部が明るくて見やすいという実用上のメリットがある。
表にはポケットと、ペンを入れるスペースが二つ。ポケットに携帯電話(ガラケー)を入れている。サイズ的には今時の大きめなスマホでも入りそう。
フタの表についたロゴ。なかなかおしゃれ。
内側上部にファスナーがついている。自分はあまり使わない。
ファスナーの端は、フタを閉じた時でも外に出せるようになっている。自分は中にしまっている。
内側にポケット。上部のみが本体に縫い付けられている。素材はペラペラ。二つ折り財布を入れるとちょうどいい。
裏側にファスナー式のポケット。ファスナーが体に当たらないようにカバーが付いているのがナイス。
裏ポケットのサイズはそこそこで、ハードカバーの本がギリギリ入るくらい。自分は文庫本や新書を入れて持ち歩いている。
長さ調節などのパーツはプラスチック製。安っぽいというほどではないが、やはりできれば金属が良かった。コスト的に仕方ないんだろうけど。
このバッグの最もアレなポイント。実は底板が取り外し式になっている。なぜ内蔵してくれなかったのか。素材はおそらくプラスチック製。中身の出し入れに邪魔だと思い、当初は取り外して使っていたが、形が崩れそうなので最近は入れている。
あとフタにもファスナー式のポケットがあるが、開閉の邪魔になるので使っていない。このポケットは、フタの重みや厚みを調整して、開閉しやすくするために設けられたもの、という感じがする。文章だと伝わりにくいが、実際に使ってみればわかる。
使用感について
見た目がシンプルで無難なのと同様、使用感も過不足ない感じ。カジュアルバッグとしては可も無く不可も無く。そこそこ軽く、素材的に防水性もまぁまぁありそうな感じ。
マグネット式の開閉機構は、やはり静かでいい。開け閉めしやすさはさすがにマジックテープに劣るが、マグネットの位置がちょうどいいので、不便を感じることはほぼない。
サイズ感もちょうどよく、街歩きにちょうどいい。本やノートも入るので学生が使うのにもいいだろう。
ただ、タブレット端末などを入れるスペースが無いのは、今時のバッグとしてはややマイナスだろうか。自分は持ってないので、余分なスペースを取られないのはむしろメリットだが。
MEIというブランドが(今のところ)割とマイナーなのも、おしゃれを気にする人にはプラスかもしれない。購入店以外でMEI(ちなみに読みは「メイ」ではなく「エムイーアイ」らしい)のバッグを見かけたことは今のところない。巷にあふれるマンハッタンポーテージやアウトドアに飽きた人にはもってこいだろう。
ちなみにネット店舗だと、同型で他のカラーのバッグも売っている。ただしそれらは素材にターポリンではなくポリコーデュラを使用しているため、質感が異なると思われる。
MEIというブランドについて
そもそもこのMEIというブランド、ネットでいろいろ調べてみたがよくわからないことが多い。
もともと1970年代にカリフォルニアで生まれたブランドらしいが、日本の公式webサイトが開設したのは2014年。
アメリカにある本社のものと思しきwebサイトもあるが、作りが非常に古く、しかもロゴが日本のMEIとは違っていたりする。
オリジナルのロゴを復刻したのが日本版のロゴだ、という情報もあるので、おおかた日本のどこかの団体がアメリカのMEIのブランドとロゴを借りて、日本でバッグを売っている、という感じなのだろう。知らんけど。