電動歯ブラシが欲しいな、と思い、オムロンの「シュシュ マイクロビブラート」を購入。

オムロン音波式電動歯ブラシ シュシュマイクロビブラート HT-B201
- 出版社/メーカー: オムロン(omron)
- 発売日: 2007/01/15
- メディア: ホーム&キッチン
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もともと歯の健康には興味がなく、適当な歯ブラシで適当に歯を磨いていた。荒木飛呂彦先生および村上春樹先生を見習って、歯磨き粉を使わないスタイルで。
それで特に虫歯ができたり歯痛になったことはなかったのだが、家電量販店の電動歯ブラシコーナーを見ていたら、「電動歯ブラシって便利そうじゃね?」ということに、はたと気がついた。
だって電動だよ? 手動だったら自分の手を一回動かす間に、振動で何千回もブラシが動くんだよ? めっちゃキレイになるに決まってるじゃん。
なんてことは今更過ぎる話で、既に電動歯ブラシを使っている人はとっくに気が付いているのである。遅い。遅すぎる。十年遅いんだよ。いやもっと遅い。
で、いつものようにネットで評判のいい機種を探したところ、電動歯ブラシ初心者は充電器付きのものではなく乾電池式のものを使った方がコスパがよく、あまり自分に合わなかったときも止めやすいとのことで、その線で調べていった。
現在主要なメーカーで乾電池式の歯ブラシを作っているのは、オムロンとブラウン。パナソニックも「ポケットドルツ」という機種を出しているが、ほぼ持ち運び用なので割愛。

ブラウン オーラルB 簡易電動歯ブラシ プラックコントロール DB4510NE
- 出版社/メーカー: BRAUN(ブラウン)
- メディア: ホーム&キッチン
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オムロンは今回買った「シュシュ マイクロビブラート」、ブラウンは「オーラルB プラックコントロール」が乾電池式で、それぞれの特徴をものすごくざっくり言うと、
- ブラウン 単三乾電池二個 パワーが強い 音がうるさい 本体が安価 替えブラシが高価
- オムロン 単三乾電池一個 パワーが弱め 音が静か 本体が高価 替えブラシが安価
といった感じらしい。
どちらにするか迷ったのだが、「音が静かな方がいい」「はじめての電動歯ブラシなのでパワーが強いと不安」「ランニングコストが安い方がいい」といった理由で、オムロンの方を選んだ。あとオムロン製のスイッチを電子工作で使ったことがあるので、その辺の信頼感もあった。
一週間ほど使ってみたのだが、やはり手磨きとは比べ物にならないほど歯がキレイになる。指でこするとツルッツル。
特に奥歯の磨きやすさが段違い。少々キタナイ話だが、以前は歯磨き後でも奥歯を爪でこすると歯垢が少し残っていたのだが、それがまったく無くなった。今までの歯磨きは一体なんだったのかというレベル。
自分は電動をオンにしながら、シャカシャカと普通に歯を磨くような感じでブラシを動かしているのだが、もっと高価で高性能な電動歯ブラシならば、シャカシャカせずに歯に当てるだけでいいらしい。まぁ安いんだから仕方ない。
今のところ電池が切れそうな様子はないが、もし切れたらエネループに変える予定。切れかけになったらランプでお知らせする機能とかがあったら便利なんだけど、どうやらそんな機能はないらしい。ジレットの振動カミソリにはあったんだけどなぁ。
音も静かで、風呂場で使っていても音が外にほとんど漏れていない、らしい。防水機能は一応ついているが、「生活防水」のような規格には適合していないようなので、むやみに水に漬けたりするのは避けたほうがいいだろう。
デザインがあまりメカメカしておらず、シンプルで丸っこいのも好印象。性別問わず使える感じ。
感想を一言で言うならば、入門向けと言われている電動歯ブラシを買ったら本当に入門向けに最適で満足した、という感じになる。意外性がない。いや、電動歯ブラシに意外性を求めるほうが間違ってるか。
なんでも、電動歯ブラシに用いられる工業技術というのは既に「枯れた技術」であり、今後革新的な新技術が登場するようなことはまず無いだろうと言われているらしい。そりゃそうだよな。歯、磨くだけだし。
だから安くて性能がいいものを作るのはわりと簡単、なのかもしれない。あくまで憶測だが。まぁなんにせよ安くていいものが使えるのはいいことである。