先日朝起きてメールボックスを開いたら、元レッチリのジョン・フルシアンテからメールが届いていた。
と言っても、登録型のメールマガジン経由なので、登録者全員にメールが送られているはずなのだが、送信者名がまんま「John Frusciante」なのでメールが来るたびにビックリしてしまう。
どうやらジョンは、bandcampという楽曲投稿サイトに自信の未発表曲をアップロードしたので、その旨をお伝えしたかったようだ。
なぜ未発表曲を発表したのかという理由を調べたら、このサイトに書いてあった。
ざっくり要約するならば、ジョンがインタビューで「もう商売のための音楽を作るのはやめるよ」と発言したところ、ネット上の一部の人々が「え、もう新曲リリースしないの?」と曲解したので、それを否定するために曲を発表したそうである。
早速いくつか聞いてみると、ギターとボーカルのみの曲や、既にCDとして発表済みの曲に似た打ち込み系の曲、さらに20分にも及ぶ曲などが並んでいる。
ジョンの打ち込み曲、そんなに嫌いではないんだけど、個人的にはやっぱりギターを弾いてほしいな、というのが本音。
John Frusciante - Letur-Lefr (Full Album) - YouTube
Letur - Lefr【高音質SHM-CD/解説/歌詞対訳/ポスター付】
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でも打ち込み曲を作ることで、ジョンのギターがより深みを増してくれるのならば、歓迎したいと思う。
で、さらに他の曲も聴いてみると、「Fight for Love」という曲がかなり良い。ジョンの「泣き」のギターが前面に出ていて沁みる。
よくよくアイコン画像を見ていると「Omar Rodriguez」の文字が。おお、「アット・ザ・ドライブイン」「マーズ・ヴォルタ」のオマーだ。ということはバックで刻んでるのがオマーのギターか。
こういうサウンドが、出来ればレッチリのメンバーで聴きたいわけだが、まぁ決めるのはジョン本人だよね、うん。
ちなみに全くの余談だが、アット・ザ・ドライブインは日本だと「童貞ちゃうわ!」のバンドとしてつとに有名だが、普通にカッコイイので是非一度はキチンと聴いていただきたい。いや、ホントに。
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