rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

ブラウザゲーム「ロッコちゃん」をプレイ

 ブラウザ上でプレイ可能なアクションゲーム「ロッコちゃん」をプレイした。

king-soukutu.com

 パッと見ですぐにわかるだろうが、ビジュアル・ゲーム性、共に完全にロックマンのオマージュ作品である。商業作品だったとしたら確実に販売不可能になっていただろうが、無料で遊べるフリーソフトであるため現在も公開できている模様。

 このゲームは「人生オワタ\(^o^)/の大冒険」で一部の人気を博したキング氏が制作したもの。今回自分がプレイしたのは、ゲーム実況動画を探していてオワタの大冒険のニコニコ大百科にたどり着き、そこでロッコちゃんを見つけたのがきっかけ。

 正直なことを言うと、2011年に発表されたこのゲームを発売当時の自分が認識していたかどうか、よく覚えていない。知らなかったような気もするし、ちょっとプレイしたような気もする。なんせ5年も前のことである。

 いずれにせよ、よく覚えていないということはクリアまでには至らなかったのだろう。多分。そうでなければオレの記憶力、相当ヤバイ。


 で、プレイしてみたのだが、まぁ面白い。基本的にはロックマンシリーズにかなり似ているのだが、ロックマンXシリーズのようなダッシュが使えるため、爽快感があるのが大変良い。

 普通この手のクローンゲームは、見た目だけそのまんまパクリで細かいところがおざなりなことが多いのだが、このロッコちゃんは細部に手が行き届いているため、プレイしていて純粋に気持ちいい。

 特にプレイヤーキャラであるロッコちゃんの挙動が本家ロックマンにかなり近く、「あぁ、ロックマンやってるなぁ」という感じにさせてくれる。

 グラフィック・音楽共に全てオリジナルで、クオリティが高い。ボスキャラの見た目や設定も本家並みに作りこまれている。なお本作の設定画像集が公式で配信されており、プレイしてから読むと楽しめることうけ合いである。

ロッコちゃん設定画集

 本家には(多分)無いギミックなどが各ステージにあるので、本家をやったことがある人でも楽しめるだろう。回転する足場(ヨッシーアイランドに似たやつがあった)やロックマンX風のライドアーマーがあったりと、いわゆる「ゲームファンならニヤリとさせられる」ような要素もある。

 難易度は、やられて覚えることが前提という、これまた本家同様のチューニング。アクションが得意な人ならわりとサクサク進めるだろう。

 アクションが苦手でも、体力回復アイテムであるE缶を溜めるプレイングが可能なので、地道にE缶を集めればなんとかクリアできると思う。実際自分はE缶を最大数である9個集めてからラストステージに向かった。結局3つしか使わなかったが。

 初期ステージは6つで、全ステージをクリアするとラスボスであるDr.マッドのステージが出現する。

 各ボスは結構手強く、初見でノーマルバスターだけだとけっこう手こずるハズ。しかしある程度パターンを掴めば、こちらの体力満タンでなんとか押し勝てるという、実にちょうどよいバランス。もちろん弱点武器があればかなり楽になる。

 ラスボスを倒してクリアすると隠し要素が開放される。体力が1になり1発喰らったら即死亡の「オワタモード」や、全武器を初期から無制限に使える「アンリミテッドモード」をオンオフ可能に。

 さらに実績機能もあり、E缶無しクリア、ノーコンティニュークリア、など、やりこみプレイを楽しむこともできる。オワタモード+ノーマルバスター縛りでノーコンティニュークリアできたらこのゲームをマスターしたと言えるだろう。僕はムリ。

 プレイするならゲームパッド+JoyToKeyを使うことをオススメする。ダッシュを(プレステで言う)Rボタンに設定するとなおいい。自分は最近買ったファイティングコマンダーをここぞとばかりに使った。使ってこました。

rhbiyori.hatenadiary.jp

 使うブラウザについてだがWindows10+Firefoxでプレイしたところたまに操作が効かなくなることがあったので、Microsoft Edge(Windows10デフォルトブラウザ。普段使わないから全然名前に慣れない)に替えたら支障は無くなった。自分の環境の問題かもしれないが、一応参考までに。


 実に原作愛にあふれた良いゲームで、思わず原作であるファミコン版ロックマンの方もやりたくなってきた。そーいえばロックマンの1~6が入ったゲームが最近発売されたらしい。自分は1と2しかクリアしていないので、やってみるのもアリかな。

ロックマン クラシックス コレクション

ロックマン クラシックス コレクション