ようやく『ポケットモンスターサン』の「バトルツリー」でスーパーシングル50連勝を達成したので、使用したパーティを紹介する。
準伝説(カプ系)やウルトラビーストはなんとなくズルい気がしたので、あえて使わなかった。そのせいで余計に苦労してしまった感がある。
なお筆者は、今作で初めて厳選をやった程度のポケモン素人なので、間違い等があったらご指摘いただきたい。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: Video Game
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ガブリアス
- タイプ:ドラゴン・じめん
- 個体値:6V(全て「さいこう」)
- 努力値:こうげき252 / ぼうぎょ6 / すばやさ252
- 技 :つるぎのまい / じしん / げきりん / どくづき
- 特性 :さめはだ
- 持ち物:きあいのタスキ
解説
言わずと知れた強力ポケモン。ステータス・耐性・技の全てが高水準。人気故にミラクル交換などで厳選元を入手しやすいのも長所。
育成方針は、攻撃と素早さに努力値を振ったアタッカー型。いわゆるテンプレート構成。厨ポケとかいう言葉を気にしてはいけない。
技は鉄板の「つるぎのまい」「じしん」「げきりん」に加えて、「どくづき」を採用。
当初は「アイアンヘッド」だったのだが、エルフーンの「やどりぎのタネ」+「みがわり」戦法を突破できなかったので入れ替えた。フェアリーやくさタイプに対してげきりんの代わりに撃てるのも便利。
持ち物を「きあいのタスキ」にしたのは事故を減らすため。先制で氷技を撃ってくる相手を完全に把握しているなら他の道具でもいいと思うが、そうでない自分のような一般ピーポーは素直にタスキを持たせるのがオススメ。
またバトルツリーには「こだわりスカーフ」を持ったガブリアスを出してくる敵が多いが、タスキと「さめはだ」があれば「げきりん」を撃つことでほぼ確実に相打ちを取れる。
戦法としては、
- 一撃で倒せる相手はなるべく即倒す
- 二発必要な相手には「つるぎのまい」をして攻撃
- 先行して氷技(主に『ふぶき』か『れいとうビーム』)を撃ってくる相手の場合は後続に交代
といった感じ。やることが非常に簡単なのもガブリアスを使うメリット。
先鋒相手でも、一撃で倒せるなら強気に「げきりん」を撃つのもアリだが、無理なら「つるぎのまい」をしたほうがその後の展開が良くなることが多い。
逆に相手ポケモンの性能を把握出来ているなら、あえて倒さずに「つるぎのまい」をするのもいい。成功すればそのまま三匹連続で倒せることも珍しくない。私のポケモン強すぎ……?
ただ、タスキを残しておくと終盤の安定感が大幅に増すので、そこは考え方次第。
ジバコイル
- タイプ:でんき・はがね
- 個体値:4V(こうげきとぼうぎょ以外「さいこう」)
- 努力値:HP242 / とくこう252 / すばやさ6
- 技 :トライアタック / ラスターカノン / 10まんボルト / ボルトチェンジ
- 特性 :がんじょう
- 持ち物:とつげきチョッキ
解説
「有利なタイプが非常に多く、まひ・どくにならない」「ガブリアスが苦手なこおり、フェアリータイプに強い」「同じく、こおり技を持つことが多いみずタイプに強い」という理由で採用。あとストーリー攻略で役立った恩もある。
他2匹がアタッカーであることから、バランスを考えて特性「がんじょう」と「とつげきチョッキ」を持たせた守り重視の育成。ちなみにアタッカーにする場合は特性「アナライズ」と「こだわりメガネ」を持たせた型が有名。
個体値に関してだが、本当は攻撃以外最高の個体を使う予定だったのに、違う個体を間違って育ててしまい、メンドーだったのでそのまま使用した。ズボラ。
技は高威力・高命中の「ラスターカノン」「10まんボルト」は確定。対人戦ではないので「ボルトチェンジ」の使用頻度は低かったが、タスキを残しつつガブリアスと交代するのにたまに使った。
もう一つは「めざめるパワー(こおり)」が欲しかったのだが、厳選に時間がかかるので断念。一応「トライアタック」を入れたがほぼ使用せず。
「とつげきチョッキ」以外の持ち物だったら「みがわり」「どくどく」「ねごと」などの補助技を入れてもいいだろう。
使用法としては、ガブリアスが苦手、かつ地面技(主に「じしん」)を持たない相手に後出ししてひたすら殴るという感じ。これまた実にシンプル。
チョッキ持ちの場合、相手を一撃で倒せないことも多いが、タイプ不一致の「だいもんじ」程度なら余裕で耐えられる。ただ、ほのおタイプやかくとうタイプには強力な物理技が多いので、そういう相手の場合は素直に交代した方がいい。
ギャラドス
- タイプ:みず・ひこう(みず・あく)
- 個体値:6V(全て「さいこう」)
- 努力値:HP6 / こうげき252 / すばやさ252
- 技 :たきのぼり / こおりのキバ / かみくだく / りゅうのまい
- 特性 :いかく(かたやぶり)
- 持ち物:ギャラドスナイト
解説
「じめん・ほのお・かくとう技に強いのでジバコイルの弱点を補える」「メガシンカでタイプが変わるので柔軟に戦える」といった長所がある。タマゴが孵化しやすいので厳選しやすいのもいい。
攻撃・素早さ重視のメガシンカ型で、こちらもかなり一般的な型。初心者だから仕方ない。
「いかく」を持っているので、物理メインの相手に後出ししやすい。そういった面でも特防が高いジバコイルと相性がいい。
メガシンカ時の特性「かたやぶり」は、凶悪なミミッキュ対策になる。が、先鋒戦の場合はタスキ持ちのガブリアスでもわりとなんとかなったりする。
技は「たきのぼり」「かみくだく」は必須。上記2匹の技と合わせればほぼ全タイプに弱点を突ける。
「りゅうのまい」もアタッカーならほぼ必須。とりあえず一回舞っておけばメガシンカの攻撃力と合わさって突破力が増す。
相手がこちらより素早い場合は、普通に攻撃するよりも一度「りゅうのまい」をして素早さを抜いてから攻撃したほうが得。対人戦では基本的な戦法だと思うが一応書いておく。
もうひとつの技は「こおりのキバ」をチョイス。強力なドラゴンタイプや数が多いひこうタイプの弱点を突ける。
役割的にはガブリアス・ジバコイルが共に苦手とする相手に積極的に出していくという、補助的な立ち回りとなる。両者のタスキおよび「がんじょう」を温存できればかなり展開が良くなる。
メガシンカの使い方だが、何も考えず使うのではなく、相手の技に合わせて使用を考えるのが重要。
みず・あくタイプになれば4倍の弱点が無くなるが、弱点の数自体は大幅に増える(むし/でんき/かくとう/くさ/フェアリー)。特にむし技あたりは存在自体を忘れがちなので注意。
バトルツリーの敵CPUは、こちらのポケモンの弱点を突ける技があれば確実に撃ってくるという性質がある。それを逆手に取って、あえて電気技を持つ相手に後出しし、メガシンカで耐えて反撃する、というような使い方も出来る。
改善案
50連勝を達成したパーティーであるが、改善の余地はあると思う。
やはりジバコイルには「めざめるパワー(こおり)」を持たせたい。その場合、個体値にこだわるならレベル100まで上げて「すごいとっくん」をせねばならない。しんどい。
その場合、ギャラドスの「こおりのキバ」を抜いて「ちょうはつ」を持たせるというのも考えられる。補助技持ちに強くなる。
あとガブリアスに「ねごと」を覚えさせるというのも考えた。主にタスキ持ちで「さいみんじゅつ」を撃ってくるゲンガー対策。ただそのためだけに技を一つ使うのは、ちょっとためらわれた。
ちなみに、(スーパーでない)シングル20連勝のときはジバコイルの代わりにガラガラ(アローラのすがた)を使っていたのだが、物理アタッカー3匹になってしまう上に、相手が氷タイプ3匹パーティだった場合にキツイ(フレアドライブの反動があるため3抜きしにくい)のでジバコイルに入れ替えた。
感想
そこそこ苦労して作ったパーティだったがやはり50連勝は大変だった。
対人戦でも有効な戦術をとってくる相手が多く、やどみがエルフーン、タスキゲンガー、スカーフガブリアスなどには苦汁をなめさせられたものである。
更に終盤では準伝説ポケモンすら出てくる。確かラティアスやボルトロスあたりを使ってきた。戦ってみたらそれほど苦戦はしなかったが。
50戦目のレッドはそれほど苦戦はしなかった。カビゴン・(メガ)フシギバナ・カメックスという余り強くない組み合わせだったおかげもあるだろう。
50連勝を達成してから、ポケモン自体のモチベが下がりつつある。実はウルトラビースト関連のイベントもまだクリアしていないのだが、もういいかな、という感じ。燃え尽き症候群かもしれない。次は何をやろう。