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MHXX体験版 ブレイヴスタイルチャージアックスの特徴と立ち回り

 『モンスターハンターダブルクロス体験版』のブレイヴスタイルを使った感想をまとめる。今回はチャージアックス。

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ブレイヴスタイルチャージアックスの特徴(ギルドスタイルとの比較)

追加モーション


『MHXX』ブレイヴスタイル紹介映像【チャージアックス】

  • 「属性解放斬りⅢ」:ブレイヴ状態時、「属性解放斬りⅡ」の後にAボタン

変更点

全般
  • 属性強化がブレイヴ状態時に自動発動するシステムに変更。それに伴い「属性強化回転斬り」が削除
  • 回転斬りのガードポイントが削除
  • 「溜め二連斬り」への連携が変更。非ブレイブ時は納刀キャンセル攻撃でのみ出せる。ブレイヴ状態時はそれに加えて「盾突き」後にAボタンでも出せる
ブレイヴ状態時
  • 前転回避が無くなり、後ろ以外任意の方向に「ステップ回避」が可能
  • 剣モードのステップ回避の出始めにガードポイントがつく
  • ステップ回避後の技が変化
    • 剣モード時、回避後Xボタンが「牽制斬り」に変更(「回転斬り」から)
    • 剣モード時、回避後X+Aボタンで「盾突き」が追加
    • 斧モード時、回避後Aボタンで「属性解放斬りⅠ」が追加
非ブレイヴ状態時
  • 「変形斬り(剣モード・斧モード両方)」が納刀キャンセル攻撃専用技に。※「抜刀変形斬り」は使用可能
  • 「ジャンプ変形斬り」が使用不可

納刀キャンセル攻撃

剣モード
  • 「回転斬り」:Xボタン
  • 「溜め二連斬り」:Aボタン
  • 「変形斬り」:Rボタン
斧モード
  • 「斬り上げ」:Xボタン
  • 「属性解放斬りⅡ」:Aボタン
  • 「変形斬り」:Rボタン

ブレイヴスタイルチャージアックスの立ち回り

 元々が全武器中トップクラスに複雑な武器であり、さらにブレイヴスタイルで各所に変更点が入るため、とっつきにくく感じるかもしれない(公式マニュアルの連携表が暗号並みに複雑なので、変更点の見落としがあったらご指摘いただきたい)。

 しかしその実、ブレイヴ状態時に属性強化が自動発動するシステムになったため、意識して属性強化を継続する必要が無く、ある意味でチャージアックス初心者でも扱いやすくなったと見ることも出来る。ある意味で(大事なことなので以下略)。

 またブレイヴ状態になると前転が無くなり回避行動が全てステップになる。特に斧モード時の機動力が大きく上昇。

 加えて剣モードのステップの出始めにガードポイントがつき、攻撃を受け流せるようになる。変形斬りよりも直感的にガードポイントを狙えるだろう。

 追加モーションである「属性解放斬りⅢ」は2ヒットの技で、ダメージが大きくビンの効果も高いので、榴弾ビンで「属性解放斬りⅡ」とループさせるとすぐにスタンを狙える。

 さらにビン溜め能力も向上。ブレイヴ状態なら(ステップ回避等)→「盾突き」→「溜め二連斬り」のコンボをワンセット当てるだけでエネルギーが赤になる。大事なことなので二度言うが、たったワンセット、である。

 このため一瞬でビンを溜めることができる。一部ではバグではないかという噂もあるが、製品版でこのままなら主力のコンボとなることは間違いない。


 と、いいことずくめのように見えるが、ブレイヴ状態と非ブレイヴ状態で操作性が大きく異なるため、立ち回りをガラッと変えなければならないのが難点。

 なにしろ非ブレイヴ状態時は「変形斬り」と「溜め二連斬り」という主力の技が納刀キャンセル攻撃専用となってしまう

 そのため使い始めは違和感バリバリ。慣れてきてたとしても、ブレイヴ状態が終了したことに気づかず「アレ、変形できない!」となることが多々ある。

 どちらも納刀キャンセル攻撃からなら出せるので、実質的には(納刀継続が挟まる分)出が遅くなっただけなのだが、ブレイヴ状態か否かに応じて操作を切り替えなければならないため脳への負担が大きい。

 結局のところ、ビンの状況とブレイヴゲージの両方を管理しながら適切に立ち回る必要があるので、使いこなすための敷居が高い武器であることは変わっていないようである。その分使いこなせたときの面白さもひとしおなのだろうが。


 納刀キャンセル攻撃は、剣モード時はスキの小さい「回転斬り」とエネルギー増加量の大きい「溜め二連斬り」、そして「変形斬り」の3つ。素早くブレイヴゲージを溜めたいときは、「回転斬り」→「盾突き」→「納刀継続」
→「回転斬り」→…というコンボを使うといいだろう。ちなみに「回転斬り」だけを当て続けるとブレイヴ状態発動と同時にエネルギーが赤になる。

 斧モード時の納刀キャンセル攻撃は「斬り上げ」、「属性解放斬りⅡ」、「変形斬り」の3つ。あえて斧モードでブレイヴゲージ溜めをする意義は薄いが、ビンとエネルギーが余っている時はオーバーヒートを避けるため「属性解放斬りⅡ」を使うのが最適解となるだろう。


 総じて言うと、属性強化を手動で行う必要が無くなった代わりに、ビンとブレイヴゲージを管理しながら剣と斧を使い分けるという、チャージアックスらしいテクニカルさを継承したスタイルであるという印象。

 ブレイヴ状態がギルドスタイルの純粋強化に近いので、非ブレイヴ状態および狩技1個というデメリットを上回ることが出来ればかなり強力と言えるだろう。