今回は『モンスターハンターダブルクロス』のブレイヴスタイル大剣の話。
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2017/03/18
- メディア: Video Game
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G4ラスボス討伐後、相変わらずソロプレイで未クリアクエストを消化しながらハンターランク上げをしているのだが、気がついたらメイン武器がブレイヴスタイル大剣になっていた。
使う前は「納刀が遅くなるブレイヴスタイルと大剣は相性が悪いんじゃないか?」と思っていたが、しばらく使ってみると自分の中での評価は一変。楽に戦える上に強い便利武器のポジションに。特にソロプレイとの相性が良いと思う。
あらかじめ断っておくと、あくまでも「わりと楽で結構強い」という感じであって、火力最強でもなければ生存力がバツグンに高いわけでもない。前者はヘビィボウガン、後者はブシドー双剣の方が秀でていると思う。
ブレイヴ大剣の利点は火力と生存力のバランスの良さ、そしてなにより操作が楽チンなことだと考えている。楽なポイント、以下、楽チンポイントを挙げながら、そのへんのことを解説していく。楽天ポイントとは一切無関係である。
抜刀攻撃→納刀継続が早い
ブレイヴスタイル大剣の最大の長所にして特徴は、抜刀攻撃からの納刀継続が非常に早いことだと個人的には思っている。
どれくらい早いかというと、振り下ろした大剣が地面に接した瞬間に納刀継続を出せるほど。ここまで早い武器種は他に無かったハズ。
これにより、大剣の他スタイルの基本(エリアルを除く)であった「抜刀攻撃→回避→納刀」という戦法を、同じくらいの早さの「抜刀攻撃→納刀継続→納刀」で置き換えることができ、納刀の遅さというデメリットを無化することができる。スキル「納刀」があればむしろブレイヴ大剣の方が早いかもしれない。
納刀継続中に攻撃を受けてもイナシで受け流せるためスキも少なく、その後再び抜刀攻撃を出せるため、抜刀攻撃主体の大剣と納刀継続はむしろ相性が良い。
なにより良いのが「テキトーに抜刀攻撃してイナシを狙う」という戦法でも大抵のモンスターと渡り合えるというところ。
ブシドー大剣でも同じような戦法は可能だが、ジャスト回避のタイミングをはかる必要があるため安定性に欠ける上、ある程度の集中力が必要となる。
その点ブレイヴ大剣ならボタン長押しで納刀継続をキープできるので、敵の動きに集中していなくてもまずミスらない(楽チンポイントその1)。夜寝る前のプレイでも安心。
しかも発動後に抜刀状態になるジャスト回避と違い、イナシ後は納刀状態になるので安全性が高く、次の攻撃に抜刀会心が適用されるといいことづくめ。
イナシをすると赤ダメージが溜まるという問題があるが、G級通常モンスター程度なら防御力を上げればある程度は抑えられる。獰猛化のような強力なモンスターの場合はスキル「回復速度+2」をつければ問題ないだろう。
抜刀高速強溜め斬りが強い
ブレイヴ状態になると、抜刀溜め斬りが高速強溜め斬りに変化するのだが、これまた強い。
その名の通り、溜めが高速な強溜め斬りで、スキル「集中」をつければほぼ一瞬で溜めが完了。気軽に溜め3をぶちこめる。ヤバイ。ブレイヴヤバイ。
その後は強なぎ払いに繋いでダメージを加速させられる他、抜刀攻撃同様に即納刀継続を出してイナシを狙うこともできる。攻防ともにスキはない。
ただし高速強溜め斬りは溜めが始まるまでの予備動作に若干時間がかかる。予備動作中の移動距離を計算しつつ少し早めに出す必要があるので、慣れが必要だろう。
ブレイヴゲージが溜めやすい
他武器よりブレイヴゲージが溜めやすいのもメリット。
納刀キャンセル攻撃の溜め斬りのゲージ回収量が凄まじいのはわりと周知のことだと思われる。2、3発当てるだけでブレイヴ状態が発動するのは大きな利点。
また、納刀キャンセル攻撃以外のゲージ回収量も妙に高めに設定されている。
このため上記の「抜刀攻撃→納刀継続→納刀」という戦法でも比較的早くブレイヴ状態になることができる。納刀継続を連携に組み込む必要が無いので楽である(楽チンポイントその2)。
ただしスキの小さい納刀キャンセル攻撃が無いので、細かく当ててゲージを稼ぐような戦法がやりにくい。
その他の楽チンポイント
大剣はブレイヴスタイルに限らず、納刀状態で立ち回るためG級モンスターの素早い攻撃に比較的対応しやすいと言える。MH4Gの頃も同じ理由で大剣を主に使用していた。
ブレイヴ大剣はそこにイナシが加わる形になるため、更に生存力が高まる。長時間のプレイでも疲れにくい(楽チンポイント3)。
以前はブレイヴ太刀をメインに使っていたのだが、火力は高いものの、いかんせん「剛・気刃斬り」のカウンターのタイミングがシビアですぐに集中が切れるし、初見の相手にも対応しにくかった。
また物理ダメージが主体の大剣は、相手の弱点属性に合わせる必要が薄い。
モンスターに合わせていちいち武器を変える必要が無く(楽チンポイントその4)、そもそも属性武器を作成する必要が無いのでプレイ時間の短縮にもつながる(楽チンポイントその5)。
ブレイヴスタイル大剣のデメリット
後半はラクチンポイントのバーゲンセールになってしまったが、もちろんブレイヴ大剣にもデメリットはある。
まず大剣全般の問題として、物理ダメージが通りにくい相手には苦戦する。その点はブレイヴ大剣も例外ではない。
今作は属性よりも物理優位のバランスらしいが、それでもリオレウス希少種、リオレイア希少種、オオナズチ、グラビモス、ウラガンキンといった相手は避けたほうがいい。
またこちらはブレイヴスタイルの欠点だが、イナシ後のスキに攻撃を当ててくるような連続攻撃主体のモンスターには相性が良くない。
その筆頭に挙げられるのが白疾風ナルガクルガ。だいぶ前に挑んでフルボッコにされ、それがトラウマになって未だにリベンジできずにいる。金銀火竜はこちらにも該当するだろう。
そもそも自分はまだG級二つ名モンスターに挑んでいないので、そのへんとの相性はよく知らない。上位の時点で攻撃が激しかったのでちょっと厳しそうではある。
とはいえ、上に挙げた用なモンスター以外には大体イケる。頭を殴ってイナシていれば大抵なんとかなる。ホントに楽。
自分の場合、ブレイヴ大剣でキツイ相手にはブシドー双剣を使っているが、なんとかなっている。各属性双剣を揃えるのはちょっとしんどかった。楽しすぎた反動か。
ブレイヴスタイル大剣の武器・防具・スタイルについて
装備についてだが、基本的には他スタイルの大剣と同様のスキル構成で良いと思う。
ギルド・ストライカーよりは抜刀状態での立ち回りが増えるが、エリアル・ブシドーほどではないので、「抜刀術【技】」はやはり欲しい。そこに「超会心」をつけられれば火力が大幅にアップ。
タイムアタック動画などでは抜刀術【技】の代わりに「弱点特効」と「見切り」を発動させている例が見られるが、弱点を狙う必要が出てくるので余り楽ではなくなってしまう(ノット楽チンポイント)
高速強溜め斬りのおかげで優先度は下がるが、それでも「集中」は必要だろう。
また「納刀術」は是非欲しいところ。単純に納刀が早くなる上に、納刀キャンセル攻撃の回転率が良くなる。
上記の通り「回復速度+2」をつけておけばイナシを連発しても体力の心配がほとんど無くなる。
武器に関してはラスボス武器の「真名ネブタジェセル」を作っておけば、これ一本でどうにかなる。
火力面では「斬れ味レベル+2」を発動した「断骨大剣」の方が上回っているが、スロット数とスキル自由度の関係で、ほとんど差は無いと言っていいだろう。
防具に関しても、やはりラスボス防具の「ネセトシリーズ」が優秀。いずれかのスキル+4とスロット3の護石、真名ネブタジェセルのスロット3があれば「抜刀術【技】」「集中」「納刀術」「超会心」が発動可能。
さらに良い防具を求めるなら「ブラックXシリーズ」がオススメ。一式で「抜刀術【技】」「集中」「居合術(抜刀術【力】+納刀術)」「属性耐性」が発動する。
ブラックXシリーズは龍耐性が低いので、相手によってネセトシリーズと使い分けるといいだろう。またブラックXシリーズの腕をクロオビXと入れ替えると、スキルそのままで龍耐性が-25→-17に改善するので、食事でフォロー可能な範囲になる。
狩技は、基本的には「絶対回避【臨戦】」で良いと思う。こまめに使えば砥石を使わずに斬れ味をキープできる(楽チンポイントその6)。
- 作者: 週刊ファミ通編集部
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/04/28
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