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GGXrdR2 第八回アンサー攻略メモ 必殺技解説編

 『ギルティギア イグザード レヴツー』のアンサー攻略メモ。今回は必殺技編。前回の通常技編と合わせてどうぞ。

rhbiyori.hatenadiary.jp
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【PS4】GUILTY GEAR Xrd REV 2

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ビジネス忍法・撒火紙(まきびし) 236+S or HS

 名刺を投げつける飛び道具。S版が画面3分の1、HS版が画面3分の2飛ぶ。S版のほうが全体フレームが短いが、ガード時の不利フレームは同じ-7F。

 弾速が非常に早く、しかも弾道がほぼ透明レベルに視認しにくい。モーションも小さいので黄色ロマンキャンセルとの相性バツグン。相手からすれば「突然見えない飛び道具が画面3分の2飛んで来る」というかなり強力な技となる。

 ただしロマキャンしない場合の硬直はかなり長く、闇雲に投げると飛びが刺さってしまうことが多い。

 出始めの判定はアンサーの肘あたり出るのだが、その後に飛んでいく名刺の判定がものすごく小さく、本当に名刺のサイズくらいしか無い。なので飛びにはめっぽう弱く、足元無敵や低姿勢技で避けられることもよくある。

 固めで使う場合は「立ちHS通常ガード>S撒火紙」が連続ガードになる他、立ちHSの硬直中に「2369+S」と入力することでディレイをかけて出すことができる。暴れ潰しに有効。

 地上コンボで使う場合、基本的には冽掌の方がダメージが高くなるが、冽掌ロマキャンだと距離が遠くダストが繋がらない時に代わりに使える。

 地面に刺さった名刺は設置物になり、下記の「雲隠れ」と「覇権射忍」に派生することができる。名刺無しでも派生技は出せるがほぼ無意味(後述)。

ビジネス忍法・雲隠れ(くもがくれ) 22+S or HS

 撒火紙からの派生技。各ボタンに対応した撒火紙の設置場所にワープする。いわばアンサー版転移。アンサーが隠れる瞬間に無敵あり。

 設置技にも関わらずチップの転移より性能が低く、とにかく硬直が長い。そのままだと端から逃げるくらいの用途しか使えない。

 ワープ技の例に漏れずロマキャンとの相性はいい。黄色キャンセルになるのでゲージも少なくて済む。暗転中に状況確認しよう。

 名刺無しで出すと、その場で隠れてその場に現れる。途中から無敵があるが短いので空蝉を使うほうが有効。ロマキャンすると派手な煙が画面に残るので崩しネタに使ってみるのも一興か。

ビジネス忍法・覇権射忍(はけんしゃにん) 421+S or HS

 撒火紙からの派生技。各ボタンに対応した撒火紙の設置場所からアンサーの分身が出て攻撃。ヒットすると相手は浮く。カウンターヒットでおそらくダウンまで受け身不能。

 見た目より判定が狭く、立ち回りで出しても当たらないことがしばしば。その割にやや硬直が大きいのも難点。撒火紙無しで出すとただのカッコいいポーズになる。

 撒火紙には必ず画面内に収まるという仕様があるため、相手が端にいる時に出せば外しにくくなる。ガードさせて有利なので固めに使える他、撒火紙ロマキャンコンボに組み込むことも可能。

インテリ忍法・麟技の書(りんぎのしょ) 214+P or K or S or HS(空中可)

 アンサーが張り付き(凡虚待)可能な巻物を空中に2枚設置する技。空中でも使用可能。

 P、K、S、HSの4ボタンに対応し、それぞれ設置する場所が異なる。最大4枚まで設置可能で、一度置いた巻物をもう一度置くと上書きされる。

 地上版は硬直が少なく積極的に狙っていける。通常技の硬直を消すかたちで出すなど。

 空中版は硬直がかなり長いが、凡虚待で硬直をキャンセル出来るので、前ジャンプ、前二段ジャンプ、空中前ダッシュ、前受け身などから出すといい。

 上側の巻物へ素早く凡虚待したい場合は「地上P・HS麟技の書>前ジャンプ」よりも「前ジャンプ>空中P・HS麟技の書」の方が早く凡虚待に移行できるので覚えておきたい。

 その他の細かい仕様については以前書いた記事を参照。

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インテリ忍法・凡虚待(はんこまち) 巻物の近くの空中でレバーニュートラル

 麟技の書で設置した巻物に張り付く。必殺技というより構えの一種に近い。出始めに少し無敵あり。

 凡虚待状態のアンサーは通常技を出せないが、以下の「空蝉」「雨降り」「疾脚」「迦汰蛇滝」「武者鎖火」の5つの専用必殺技および「螢灯落とし」を発動可能。また凡虚待を終了する「解除」も出せる。

 凡虚待状態はその名の通り「待つ」ことができるが、2秒ほどで自動解除されるので注意。

 通常技や必殺技をキャンセルして凡虚待に移行できるので、「レバー入力しながら技を当てる>レバーニュートラル」という操作で硬直部分をキャンセルして凡虚待できる。コンボに必須のテクニック。いわば凡虚待キャンセル。「凡キャン」とでも呼べば良いのだろうか?

 また下側の巻物については6HS・空蝉をキャンセルして凡虚待することが出来る。これもわりと重要テク。

 こちらも以前細かい仕様について書いた記事があるので参照のこと。

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(派生版)インテリ忍法・空蝉(うつせみ) 凡虚待・武者鎖火中にP

 謎の紋章をバックに謎のポーズを取る当身技。1Fで発生し、当身に成功すると上方にワープして急降下キックする。

 後述の通常版と比べると、キックの発生が早く、相手がいる位置をサーチしてキックする強化版となっている。

 凡虚待をとがめに来た相手に反撃出来る他、サーチ能力があるため飛び道具や設置技の対策になるのが最大の利点。ただしキックに無敵等は無いので読まれて対空されることも。

インテリ忍法・雨降り(あまくだり) 凡虚待・武者鎖火中にK

 急降下して両足で踏みつけ。とにかく早い。フッダーイ。

 低めに当てれば追撃可能。起き上がり中の相手に、下側麟戯の書に凡虚待してから「6武者鎖火>雨降り」と当てることで単純な表裏択になる。が、その高さからだと地上投げに負けてしまうという悲しい仕様がある。

 かといって高めで出すと追撃が出来ず、密着直前ガードで投げが確定してしまうこともある。

 コンボの締めで出してダウンを奪うのにも使える。下記の「迦汰蛇滝」を使うよりも基本的には有利フレームが多くなる。

 下記の「解除」よりも素早く着地できるので移動技としても有用。似たような性能の下方向への武者鎖火と比べると、攻撃レベルが低くガード硬直とノックバックが短いという違いがある。

インテリ忍法・疾脚(しっきゃく) 凡虚待・武者鎖火中にS

 一瞬姿を消した後、着地してスライディングする下段技。

 とにかくガードされたときの硬直が大きく、持続当てでもほぼ反撃が確定する。通常ヒットしてもダウンを奪って終わり。そのため崩しのメインにするにはリスクリターンが合わない。

 遠距離から武者鎖火で接近しながら出す、上に武者鎖火で逃げると見せかけて出すなど、奇襲に使うとそれなりに当たってくれる。消えた瞬間に無敵があるので、殴りに来る相手からの逃げにも。ロマキャンでフォローできるとなおよい。

 またブリッツを狙われやすいアンサーにとっては立ちブリッツ対策としても機能する。カウンターすれば相手が浮くので追撃可能。

 黄色ロマキャンすることで攻撃判定を出さず瞬時に着地する手段として使えるが、アンサーが消えている間はロマキャン不可能なのでタイミングが少々難しい。

インテリ忍法・迦汰蛇滝(かたたたき) 凡虚待・武者鎖火中にHS

 腕でなぎ払うような中段。なんとなく名刺か手裏剣を使ってるんだろうと思いこんでいたがよく見たら素手だった。

 崩しに使える貴重な中段なのだが、正面から普通に当てても有利フレームが少なく、立ち喰らい、およびほとんどのキャラのしゃがみ喰らいに着地から追撃できない仕様。

 持続部分で大きなめくり判定が出るので、こちらを当てると有利フレームが増えるが、距離が離れて追撃しにくい。辛い。

 下側の巻物よりも低い位置から出してしゃがみヒットさせることでようやく着地から立ちPやしゃがみPがヒットする。ただ武者鎖火で下降してから出さなければならないので若干タイミングが難しい。

 「迦汰蛇滝ヒット>凡虚待キャンセル>武者鎖火」が連続ヒットするので、巻物がある位置で出すのがベター。

 立ち回りで使うには発生が遅いが、判定自体はそれなりに強い模様。特にめくり部分を引っ掛けやすい。

 空中ヒットでダウンを奪えるのでコンボの締めに使える。雨降りが届かない横の相手に当てたり、雨降りとの使い分けで位置入れ替えを調節したりできる。
 

インテリ忍法・武者鎖火 凡虚待中にレバー+D

 高速で飛ぶ突進技。レバー入力により8方向へ移動可能で、ヒット・空振り問わず「空蝉」「雨降り」「疾脚」「迦汰蛇滝」「螢灯落とし」でキャンセル可能。

 格闘ゲームにあるまじきスピードを有し、判定の強さも突進技としては及第点。さらに派生も可能でアンサーの要となる強力な技。立ち回り・セットプレイの両方でお世話になる。

 特に強いと感じるのが凡虚待で待って出せるという点で、対空ずらしとしてこの上なく機能する。ただし上段技なので冷静にガードされたりブリッツを置かれたりすると崩せなくなりがち。

 レバーニュートラルで出すと凡虚待しているアンサーの正面方向にある一番近い巻物に向かって飛ぶ。巻物を置きすぎると逆に思った方向へ飛べないこともある。巻物が無い場合は6方向に飛ぶ。

 また武者鎖火のみレバー入力ではなく「Dボタンを押しっぱなしにすると巻物に近づいても凡虚待に移行しない」という特殊仕様。ボタンホールドが必要なので慣れが要る。

解除 凡虚待中に22

 凡虚待を終了して下に降りる。即座に再行動可能で、空中行動回数が残っていれば空中ジャンプ・空中ダッシュも可能。

 下側の麟戯の書に凡虚待してすぐ解除すれば高速中段になるかと思いきや、Pを押すと空蝉が出てしまい、Kを押すと発生前に着地してしまう。キチンと調整されているのであった。

冽掌 46+P

 両腕を広げて突進。チップの技を見よう見まねで覚えたのではないかとの噂。

 発動するとまずアンサーが突進し、近くに敵がいるときのみ攻撃モーションに移行するという特殊な性能を持つ。

 このため、めり込んでしまって通常投げが確定したりしないというメリットがあるのだが、逆に立ち回りで使いにくい、持続当てにならない、思わぬところで攻撃判定が出ずにグダグダになるなどのデメリットもある。

 ガードされて-1Fなので直前ガードされなければ反撃は受けない。そのため立ちHSなどから入れ込むのに適している。ロマキャンすればダストが繋がるが、アクセルなど一部キャラには繋がらないっぽいので注意。

(通常版)インテリ忍法・空蝉(うつせみ) 22+P(空中可)

 当身技。上記の派生版と違いどこでも出せる。空中でも可。

 発生1F、上中下全段取ることができ、空中判定で足元無敵になるなど、当身部分の性能は非常に優秀。

 ただ上記の派生版と違い、当身に成功してもその場に急降下キックするだけなので当たらないことが多く対空も喰らいやすい。

 またほとんどのキャラのしゃがみKなどがスカるので、その後に反撃を貰ってしまう。硬直中はカウンター判定で気絶耐久値が低いアンサーにとっては危険が危ない。

 しかしバースト覚醒以外の無敵技を持たないアンサーにとっては貴重な切り返し技。なるべく読まれないように振っていくしかない。

 空中判定になるため凡虚待に移行するのにも使える。ジャンプするよりも移行が早い模様。密着で「立ちHSヒット>空蝉>凡虚待キャンセル>武者鎖火」が連続ヒットする。

インテリ忍法・螢灯落とし 623+K(空中可)

 コマンド投げ。格ゲー+忍者の伝統、イズナ落とし(回転つき)。

 発生5Fでリーチは通常技より長いがそこそこという感じ。ロマキャン無しで追撃できないが単発威力は高めで起き攻めも狙える。

 ダッシュ慣性が乗るというコマンド投げにしては珍しい性能を持ち、ほぼ画面端から反対の端まで運ぶことが出来る。

 相手が地面にめりこむため、ロマキャン後は麟技の書を設置してからのコンボが間に合う。「螢灯落としロマキャン>麟技の書2回>立ちHS」がギリギリ間に合うっぽいのだが非常にシビア。

 3ヒット技だが、2ヒット目→3ヒット目で強制基底補正が増えるらしい。よってロマキャン後の追撃を3ヒット目より前に当てるとその後のコンボダメージが伸びる。

 空中版はジャンプ読みや受け身狩りに使える。ダメージも地上版より大きい。低空ダッシュや武者鎖火中でも出せるのが強み。スカると着地硬直があるので注意。ヒット後は地上版と同じ状況になる。

覚醒必殺技:デッドストック忍法・婆羅撒

 携帯電話を上方にぶん投げた後、円状に設置した名刺を手裏剣で連射→手裏剣そのものを発射で締めという大技。

 最初に投げた携帯が当たると相手をロックする。しかし携帯は判定が小さく、地上の相手にはまずヒットしないのでコンボで使える状況はかなり限られる。JDを低めに当てるルートから繋いだり、武者鎖火着地>2HSから繋いだり。

 コンボからロック無しで繋ぐのは難しい。ロックしなくてもその後の名刺と手裏剣は出る。

 ヒット後は相手が浮くため、画面端なら立ちHSや塵芥旋術で追撃可能。ただ相手画面端で初段ヒットするとなぜかその後の弾がフルヒットしない仕様になっている。

 バースト覚醒版には出始めから発生まで無敵があるが、この技の発生は携帯=真上にしか無いため発生の遅い2段目をガードされやすく、割り込み技として当てに行くのはちょっと困難。

 かなり早めの発生保障がある上、相手画面端で密着ガードされても有利、かつそれ以外の状況なら距離が離れるので、ガードさえさせられれば仕切り直しにできるのは利点。

 空中版は斜め下に名刺連射→手裏剣発射という技。当てればダウンを奪えるため巻物がない場合などのコンボの締めに使えるが、ハイジャンプが低いなどの事情で少々使いにくい。低めに相手を拾ってJK>JHSと繋ぐのが基本。ダメージは少なめで、カス当たりになることもある。

 いずれも起き攻めにガードさせてロマキャンすればゲージ100%の豪華な択を仕掛けられるが、持続時間が意外と短いのでそれほど強くないと思われる。

覚醒必殺技:ビジネス奥義・塵芥旋術

 相手に突進し、ヒットすると相手をロック。分身と四人で腕を組み、回転する巨大手裏剣に乗って突撃。まさに人海戦術。ヒットしないとその後の演出は無し。

 ほとんどの地上通常技から繋がるためなかなか使いやすい。ダメージは控えめだがバーストがある相手の倒しきりとして有用。

 運ぶ距離は画面端背負から画面中央辺りまで。地上ヒットと空中ヒットで演出中の相手の状態が微妙に異なるが(やられモーションと転がりモーション)、おそらく性能は同じ。

 発生7Fで突進するので割り込みに使えないかと調べてみたが、最初の判定のリーチが短く、普通に遠距離Sや立ちHSの方が良いという結論に達した。

一撃必殺技:口寄せ・大型神陣

 巨大過ぎる蛇(おそらくいわゆるウワバミというヤツ)を召喚し相手を丸呑みにしてKO。相手を食べる一撃はギルティ史上初だろうか。

 条件を満たしていれば横ダストロマキャンから一撃に繋げることができる(公式wikiの受け売り)。画面端で相手をハメまくって気絶を取った後なども狙えるだろう。ハメられれば。