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『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』を観た感想 ※含ネタバレ

 『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』。観ましたよ。みんな観ました?

 面白かったかどうか?  かなり面白かったです。

 少なくとも続編は観たくなった。来年公開予定らしいらしい。

 と、ここまで改行が多いのはネタバレ防止の為。以下、ストーリーの核心的な部分以外は徐々にネタバレしていきます。スポイラーを含みますので注意。行稼ぎに予告編の動画でも貼っておきます。

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映画全体の感想

 まず今作のストーリーは、アベンジャーズシリーズの中ではいまだかつてないほど「続編ありき」の作品だった。なんならタイトルに「前編」ってつけてほしかったレベル。

 しかもマイティー・ソーの最新作のラストシーンから今作のオープニングへと、話が直接つながっている。自分はそちらは観ていなかったが、事前に映画雑誌を読んでいたおかげでわかった。

 ストーリーのことも大事だが、マーベル映画と言えばやっぱりキャラクター。ここは今回非常によかった。

 これまでも一応「ヒーロー大集結」という売り込みだったアベンジャーズシリーズだが、なんだかんだ言って単体映画になるレベルなのはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソーの四人くらい。

 それでも十分に見ごたえがあったわけだが、今作はそこにドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサー、そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が加わり、まさにヒーロー倍増、アブラマシマシ麺硬めの大お祭り作品となっている。自分でも何を言ってるかわからないが、各キャラがただ出てくるだけではなく、キッチリ戦闘で見せ場を作っていた。

 正直言って、ストーリーの本筋に関わるキャラは限られていて、サノスと因縁があるガモーラ(含むGotG)とソー、インフィニティー・ストーンを持つストレンジとヴィジョン以外は、かっこよく出てきて戦って終わり、的な者もいた。

 しかし少なくともアクションシーンでは、全キャラクターにちゃんと活躍シーンがあった。さすがにアクション映画を作り続けてきたマーベルだけはある。

 そしてシリーズの黒幕サノスがついに本格始動し、彼らヒーロー軍団と直接対決するのだから、アツくならないわけがない。

 そんなヒーローてんこ盛りにも関わらず、大量のキャラを出すことで生じる「詰め込み感」を最小限に抑えつつ、無理のないストーリー運びをしていたと思う。脚本は相当頑張ったに違いない。

 実際、観終わった後にストーリーラインを全部箇条書きにしてみたが、ほとんど淀みなく全てを書き出すことができた。あれだけ長尺だというのに。

 ストーリー展開で、「○○だったら××しろ」とか「○○すれば××」というセリフの後に実際に○○が起こる、というパターンがそこそこ多かったのが気になったと言えば気になった。

 わかりやすいのはいいことなんだけど、ある程度先が読めてしまう。特にラストの展開については、登場キャラみんなが懇切丁寧に説明してくれるので、そこまでやるかと逆に面白くなってしまった。

 多分観客に「まさかそんなことが起こるはずがない」と思わせておいて、実際にそれが起きてしまう、というギャップを狙ったんだろうけど、個人的には「まぁそうなるよね」と思いながら最後まで観てしまった。絵的なショックは十分に感じたけども。

キャラごとの感想

 以下、各キャラの感想をだらだらと書いてく。

 まずキャプテン・アメリカ。あんまり存在感は無かった。まぁただの人間だからね。アメリカうんぬん言ってられる話でも無いし。

 でも初登場時の安心感はメチャクチャすごかった。さすがリーダー。ナメック星に悟空が来た時並の安心感。

 ブラック・ウィドウやファルコンと一緒にサノスの部下を圧倒していたが、そのへんは強さの設定的にどうなんだろうかと思わないでもなかった。


 アイアンマン。非常にいい味を出していた。地球スケールと宇宙スケールの話を繋ぐパイプ役って感じ。密かにスパイダーマンのアーマーを作ってあげるパパっぷりも。


 ソーは今作主役級の出番。これまではやや呑気な脳筋戦士だったのが、影を帯びて渋味が増した。

 そんでめっちゃ強い。でも結局ハンマー頼りな感はなくはない。


 ブルース博士はハルクは出てこなくてギャグキャラ化。サノスにやられてハルクの人格が弱気になってしまったのだろうか。それはそれでいいポジションだったと思う。

 原作では「本気で怒れば最強」なだけに、ストーリーの都合でハルクを出すわけにはいかなかったのかもしれない。


 ドクター・ストレンジ。大変かっこよかったし見せ場も多かった。しかし強キャラなのに相手が強すぎて負けてばかりだったのが少々悲しくはある。単体映画を観てないので観たくなった。


 ヴィジョン。まさかの守られ系ヒロイン化。あいつもうちょっと強くなかったっけ?


 スカーレット・ウィッチ。好き。あの私服みたいな格好でバシバシ戦うのがカッコいい。ストーリー的にも悲劇のヒーローとしておいしいポジションだった。


 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもソーと並ぶ出番の多さ。相変わらずバカな5+1人組で安心感があった。単体映画の良さがいちばん出ているキャラ達だったと思う。


 ブラックパンサー。正直個人的にはあんまり興味がないキャラなんだけど、軍隊はかっこよかった。あと女戦士オコエ。ブラックウィドウとの共闘はグッと来た。スタバを欲しがるおちゃめさんでもある。


 作中で言及があったとおり、ホークアイとアントマンは出てこなかった。


 サノス。生物半分にしちゃうおじさん。原作では死神の女王(的なヤツ)の気を引くために人をいっぱいキルするというとんでもねーやつらしい。

 それに対し映画版は、生き物が増えすぎると滅びちゃうからあらかじめはんぶんこにしちゃおう、という、別の方向でヤベーやつに。

 ラスト以外ではムダな殺しをしないので、多少いいやつに見えてくるのがタチが悪い。

 しかし正直言って、一番危険なのはあのガントレットを作ったドワーフ族なんじゃないか、という気もしなくもない。

今後の展望

 次回作については、まぁ大体どうなるか予想はできる。なんせタイムストーンがあるからね、うん。

 終盤でサノスが見た走馬灯みたいなやつが、今後のストーリーに関わってきそうな予感がする。あれはソウルストーンが見せた幻覚なのだろうか。

 エンドロールの後に出てきたあのマーク。あれは原作からのマーベルファンなら「おおっ」となるところなのだろう。僕はわからないのでググった。日本人の客はポカーンとなった人のほうが多そう。最近出た(そしてコケた)ゲームにあいつが出てたのはやっぱり映画の販促だったのね。


 今作はいかんせん続きものなので、マーベル映画はじめての人が見るのは少々キビシいかもしれないが、逆にファンにとっては必見の作品。続編の楽しみ度がアップすること間違いなし。とにかく見とけって。