スマホゲーム配信開始をきっかけに再燃してしまったポポロクロイス熱。初代の1をクリアしたので今度は『ポポロクロイス物語2』をプレイ開始。同じくゲームアーカイブス版をPS3で。ポポローグは外伝的作品なので飛ばすことにした。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2000/01/27
- メディア: Video Game
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リアルタイムでプレイした時の感想は、ラストで感動、ジルバがうざかわいい(ネット上では嫌われがちと聞いて驚いた)、こちらの全体攻撃が強すぎて戦闘がヌルゲー、というカンジ。
今、1から続けてやってみると、まずわかるのがグラフィックの進化。
当時は全然気づかなかったが、ピエトロのドット絵はほぼ別物になっており、その他のキャラやNPCもどこかしら変わっている様子。
フィールドも構造はほぼそのままに、同じポポロクロイス城下町でもマップチップが変わっていたりする。
町の中の建物も増えていたり、パーセラの鍛冶屋は何の説明もなくトンネルになっていたり。
イベントシーンにセリフがつくようになったのも新鮮。どう考えても2010年台に驚くようなことではないが。ディスク三枚組になったのも声入りだからだろう。
名優揃いで演技の質は高い。最初に出てくる悪役の声が現ドラえもんの水田わさびでびっくり。
一方、アニメーションの画質は1の頃とほとんど変わっていない印象。まぁ相変わらずCDだしね。
そして相変わらずエンカウントが多い。ドンドンレベルが上ってヌルゲーになっていく。しかし「でなおしランプ」でどこからでも街に戻れた1と比べると、道中で回復出来るポイントが少ないのもあってやや不便に感じる。
大地の竜を敵の策略によって誤って殺してしまい、その罪を償うため竜の国へ向かうピエトロ。純粋無垢だった彼が己の手を汚し苦しむ姿を通して、子どもから大人への成長を描くストーリーなんだな、ということが今ならよくわかる。
しかしどう見てもバレバレの変装を見破れない、というようなコメディタッチは健在で、相変わらずほのぼのした気持ちにさせてくれる。
1は一気にクリアしてしまったが、こちらはじっくりプレイしていきたいと思う。NPCが多いので全員に話しかけていったら相当時間がかかりそう。急いでないから良いんだけどね。