PS4のMHWロード短縮のために内蔵用SSD「WD Blue 3D NAND SATA SSD（型番：WDS500G2B0A）」を買って外付けした話

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　内蔵SSD（右）とSSDケース（左）を購入。PlayStation 4（Slim・薄型）で主に『モンスターハンター：ワールド』のロード時間を短縮するのが目的。

　ネット上ではすでに定説となっているので知っている人も多いと思うが、初期型および薄型のPS4のロードを短縮させるためには、内蔵HDDをSSDに換装するよりも、USB経由で外付けしたほうが効果が高い。一方でPS4 Proは内蔵させたほうがいい。詳しい理由は割愛。

　SSDをUSBで外付けする場合、「USB接続の外付けSSDを使う」「内蔵用SSDをUSB対応SSDケースに入れて使う」という2つの選択肢がある。

　前者は一般の家電量販店などで買いやすいというメリットがあるが、価格が高くなりがち。

　一方後者はケースも同時に買う必要があるが、それ込みでも価格が安い。さらに使わなくなった時にSSDを別の用途（パソコンへの増設など）に使えるというメリットもある。よって今回は後者を選択。

　SSDは「Western Digital」というメーカーの『WD Blue 3D NAND SATA SSD』。どこまでが商品名なのかわからない。型番は「WDS500G2B0A」。お値段およそ13,000円。

　Western Digitalはアメリカの老舗メーカーで、つい最近SanDiskを買収したらしく、この製品にもSanDisk製のパーツが使われている、とのことで、主にSanDiskを信頼して購入に至った。

　ケースは「CENTURY」の『MOBILE BOX』。店頭のモックに「PS4対応」のシールが貼られていたので割とテキトーに購入。

　UASPモードという規格に対応しているらしいが、PS4側がそれに対応しているかどうかよくわからなかった。

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　使い方は、ケースを開け、SSDのコネクタをケース内部のコネクタに差し込み、再びケースを閉じるだけ。至って簡単。ネジ留めすら必要ない。ただしキッチリ丁寧に差し込まないと上手く認識されなかったするらしいので注意。

　次にPS4に差し込み、フォーマットをする。「設定>周辺機器>USBストレージ機器」でフォーマットが可能。これも簡単。

　このとき自動でアプリケーション（ゲームなど）の保存先が拡張ストレージ機器に変更されるので、以降はすべてのアプリがSSD側に保存されるようになる。

　既に本体ストレージに入っているゲームを拡張ストレージ（=SSD）に移行するためには「設定>ストレージ>本体ストレージ>アプリケーション」と選び、OPTIONSを押して「拡張ストレージへ移動する」を選べばいい。

　データの移行にはもちろんそれなりに時間はかかるが、作業自体は予想していたよりもずっと簡単だった。

　で、早速モンハンワールドをプレイしたところ、まぁロードが早いこと早いこと。

　詳しい効果は他のサイトでいくらでも検証しているのでそちらを見てもらえばわかるが、体感で言えば全てのロード時間が半分くらいになったような快適さ。

　ただ絶対的な時間で言えば、ようやく3DSシリーズ作のロード時間と同じくらいに短縮された、という程度。なにせ元が長いので。

　ちなみにモンハンシリーズで一番ロード時間が短いのは、おそらくiOS版のMHP2Gを最新デバイスでプレイした時だろう。iPhone 8ですら爆速。ほぼ高解像度化しただけの移植なんだから当たり前だけども。

　なお帰宅してから調べたところによると、今回購入したSSDの前モデルである「WDS500G1B0A」は、大容量のデータを読み書きすると性能が低下するという欠点があったらしい。
www.4gamer.net

　それでも普通にPS4でゲームをする程度なら大きな問題はないと思うのだが、今回買った「WDS500G2B0A」ではその欠点が改善されている、という検証結果を載せたブログを発見。
blog.livedoor.jp

　どっちにしても特に気にせず使っていただろうが、こういう細かい改善をしてくれるのはユーザー側としては嬉しい話。

　ところでモンハンワールドだが、せっかくSSDを買ったにも関わらずアステラ祭が終わってしまい特にやるべきことが無くなってしまった。かなしー。

　短いロード時間を生かして救難に参加しまくる、という遊び方も考えたが、それよりもカード集めをスルーしていた『ウィッチャー3』を最初からやりなおす、という案が己の中に浮上。まぁ何れにせよベヒーモス待ち。

rh日和（仮）