8月23日にサービス開始したスマホゲーム『アークザラッドR』をプレイしている。率直に言って今のところかなり楽しめている。
ストーリーの満足度はまぁまぁといったところ。
3Dグラフィックながらアークらしさをかなり頑張って再現している。スマホゲームにしてはムービー多め。会話のニュアンスなどもそこはかとなくアークっぽいのが良い。
世界中を巡るという展開はアーク1を彷彿とさせる。ギルドの仕事もアリ。
キャラクター的には新キャラがメインで活躍し、旧作のキャラはちょこちょこ出る感じ。
主人公ハルトはクールキャラ兼解説役。今のところものすごーく存在感が薄くて心配になるレベル。
一方ヒロインのミズハは絵に描いたようなウザキャラ。出会い頭にハルトを殴り飛ばすシーンは、自己犠牲を見せた2のリーザと対照的で、個人的には嫌いじゃない。よく考えたら1のククルも相当ウザかったし。
出番が少ないので旧キャラファンにとって、少なくとも序盤は若干物足りない内容かもしれない。リーザちゃんとグルガちゃんをもっと出して欲しい。
キャラごとのストーリーもあるみたいだが、まだ未実装なのか、プレイヤーのレベル上げが必要なのか、あるいはキャラそのものを鍛える必要があるのか、わからないがまだプレイできていない。
プレイアブルキャラクターの数はどうやら今のところ25キャラしかいないようでかなり少なく、エルク・リーザ・シュウ・グルガといった過去作のメインどころもまだ実装されていない。今後の追加を待つしか無い。
戦闘システムはかなりよく出来ていて面白い。これがハマった理由の大部分。
スマホ向けに適度に簡略化しながらも、アークシリーズの「ほどよい戦略性」を再現している。
弱い相手はステータス差で楽に倒せるが、手強い相手には一手ごとに頭を使ってキャラクターを動かす必要がある。
また各キャラにロールが割り振られたことで個性が生まれている。トッシュはアタッカー、シャンテはヒーラー、ヂークベックはタンク、という感じ。
一度クリアしたクエストはオート戦闘も可能。特技を使ってくれないという制約があるが、高速になるのでアイテムクエストを周回するのに向いている。
正直、戦闘システムだけで言えば過去作よりも面白いかもしれない、と感じ始めている。ホントに。
唯一気になるのは、反撃した時にその方向に向き直ってしまうという過去作になかった仕様になっている点。集中攻撃されるリスクが大きくなりすぎているので良くないと思う。
育成システムは一般的なスマホゲームとほぼ同様。やり込もうとすると時間もしくはリアルマネーがかかる。
ガチャでキャラを集めるシステムも個人的に好きではない。せめてストーリー上で仲間になるキャラの☆3が手に入るとかだったら楽しかったと思うんだけど、メーカーだって開発費を回収しなきゃいけないんだから致し方ない。
とはいえ、普通のスマホゲーと比べて特に不便があるというわけではない。気がつけばアイテム収集クエストを連続で回している自分がいる。レベル20あたりからかなり上がりにくくなってくるのがしんどい。
闘技場と遺跡ダンジョンは未プレイ。もうちょっとレベル上げてからにしようと思う。遺跡ダンジョンをプレイするとポイントが貰えて「ちょこ」と交換できるらしい
iPhone8なら動作は相当軽く、ロードも短いので快適。フリーズしたりすることも今のところ無い。
というわけで、まだプレイ初日だが「アークザラッドは好きだったけど、スマホゲーはちょっと……」という人もある程度楽しめるような出来にはなっていると思う。ぜひ一度は触ってみて欲しい。そして何度も言うけど僕はとにかくリーザとグルガが来て欲しいです。こちらからは以上です。